** のりこキッズマム歯科医院 ** 生えかわり・食育のご相談をどうぞ 筑紫野市原田 歯科・小児歯科・矯正歯科

JR原田駅5分・子連れ可・おもちゃスペース有 太宰府,小郡,朝倉,鳥栖,基山から通院有◇講座・講演ご依頼はお電話で...

大切にしてきたこと 3

2012-05-14 | 思うこと
 
 はっきりと痛い歯ならば、容易にに歯痛の原因歯を特定できます。
けれども、口の中というのは厄介で、髪の毛一本が入っても、
「異物が入った!」と認識できる、繊細な機能です。

 ・・そうでないと体内の、呼吸をする気管や、胃や腸の消化器に通じる食道に
あらゆる異物が乱入してしまうのでよくできているな、と関心もしますが・・・。

 しかしその繊細なセンサーがあるために、痛みを感じるけれども
どこが痛いのかはっきりわからない、ということが生じるのです。

 そして、歯は自分の目で確かめることが困難な位置にあります。
沢山の歯が並んでいる上に、自分では直視できない・・
なんとわかりにくい・・笑

 そんな、「どこかよくわからないけど、なんか痛い・・」
ーに、探偵のように原因歯探しに挑むわけです。

 そのためには、大学で学んだ診断の知識も重要ですが、
患者さんと長い間やりとりしてきた「会話のつかみどころ」は
重要なポイントとなります。
 私が見る目も、今見ているものだけでなく、「予想の心で見る目」も
重要になってくることもあるのです。






大切にしてきたこと 2

2012-05-10 | 思うこと
 大切にしてきたことは、患者さんの主訴、と書きました。
「そんなの当たり前‥」
ーと言われるかもしれません。
多くの場合、医療は主訴から始まります。
ただ、歯科の場合、沢山ある歯の中から、1歯だけを
選択する必要があります。

しかも、その患者さんの主訴、訴えは、
時には本人も不確かなことも多いので、
その記憶から呼び起こしてあげないといけないことも
あるのです。

そうなると、主訴は患者さん自身が発信ものですが、
その情報を元に、今度は問診という篩(ふるい)、
こちらが歯の特定のための質問を発信していくことに
なるわけです。

そのように、主訴を大切にするために、
患者さんとの心と会話のキャッチボールができるかは
重要なポイントの一つです。

つづく‥

大切にしてきたことがあります。

2012-05-03 | 思うこと
**10年大切に続けてきた‥視点


 開院当初から大切にしてきたことがあります。
それは、患者さんの主訴。
簡単に言うと、訴え、です。

 これ、結構「当たり前」のようで、ないがしろに
されやすいのです。
 
 続きは後ほど‥。