"リアクション芸人"と呼ばれる人達がいますね、
熱湯風呂や激辛料理・ゲテモノ食い、突然驚かせた時...
などなど、それらに応じた後のリアクションを楽しませる芸、を披露する芸人さんのことです。
テレビやネットのメディアの影響もありますが、
最近のお子さんって、
日常が"リアクション万歳!"なんですね〜...。
ホームビデオなんていうよそ行きのものに身構えることもなく、そんなの朝飯前で。
身構えたりしなくてもスマホでホイっと動画を撮られ、それが全世界に配信される機会まで隣り合わせで数秒で叶ってしまうという環境で育ったわけです。
おまけに母親は家電に囲まれ昔より断然子供の面倒を見たり構う暇があり...。
つまりお子さんが生じるリアクションにリアクションして構っちゃうことができるんです。
母親と子が向き合う時間が異様なまでに長いと、
いわゆる構ってちゃんになっちゃうんです。
つまり...
お子さんは何かにリアクションし、母親にその自分へリアクションをもらいたがってしまうんですね。
何かにつけ、母親の反応をチラチラとチラ見するお子さんがほとんど。
実際母親も、「も〜う!〇〇ちゃんたら〜!」と
リアクションしちゃう...。
それって、家の中ではまだいいと思うんです。
でも、公共の場、他人の前では理解されないことが多いと思うんですよ。
特にお子さんがやりすぎている場合。
走ったらいけないところをめちゃ走ってみせる、とか、
やっちゃいけないことやってみて親の「もーう」を待つとか。
どこでも「ヤダヤダやだあ〜」と言ってみるお子さんがいるようです。
リアクションが異常に大げさというか...
明らかに親の気をひいているお子さん。
泣いているようで泣いておらず、叫んでるだけの場合もあります。
そういう意味で「泣く」ことならば、それはブレーキをかけるように訓練していくほうが良いでしょう。
泣くことが武器になっちゃってますから...
そこは大人ですから毅然と。
親御さんにとっては頼られているところ、甘えてもらうところに、お子さんへの愛しさを感じるのかもしれませんが、
お子さんへ態度への言葉かけをお願いしたいところです。
病院も言えば公共の場でして...
そういった家庭の中のやり取りのような時間を、診察時間中に膨大にとられてしまうことが...。
本当の怖がりさんは本当はちょっと違うんだけどな、、と5000人ほどの患者さんを見てきた私は経験上思うのです。
過剰なリアクションをしないとウケない、とお子さんは勘違いしてる場合があります。
最近はお子さん達に、
「泣くより(ここでの泣く、は、いわゆるリアクション過剰な嘘泣きです...)ちょっと我慢したり、頑張るほうが、賢くて偉いよ」と伝えます。
(お子さんの虚偽的に過剰なリアクションが見られた時です)
そうすると、大半が理解できるんです。
実は教えられていないだけなんです。
子供さん達は、親、大人と自分達子供の関係性や、公共の場での態度を、リアクションすれば気を引ける、可愛がられる、注目を浴びれる、とどうやら勘違いして教わってしまってるようですよ。
2、3歳のお子さんにでも伝えれば伝わります。
1度だけでわかることは少数です。
繰り返し繰り返し伝えることが必要な場合が多いですけどね...。
精神年齢(本来教科書的な指標が正確、正しいとは言い難いこともあるのですが)
その成長段階のようなものが、
明らかに低年齢化していると感じます。
世の中に、そういう低年齢化を許す環境が作られてしまっています。
知育玩具を与えたり、早期幼児塾に入れたりするよりまず学ばないといけないことではないでしょうか。
そういった頭の良さ、やり過ぎのお行儀の良さは必要ありません。
大切なのは自然な人と人との関わり方、他者と過ごすための空間を認識できる力です。
当院を何年も利用頂いている子供さん方は身体だけでなく、だんだんと心も大人になって行き、人との接し方、自分という居場所の取り方もまずまず。
順調な関係性構築のようです。
今のお子さん方にそういうものを、失敗しながら学ぶ、親以外の大人に学ぶ、公共の場を体験をする、
そういった環境が減っているのも事実ですよね...。
是非当院での体験をお勧めしたいほどです。笑
どうして社会的な関係性がうまくいくのか...?
仕事場を眺めていると私を含め、スタッフは皆、
親しみやすい昭和の駄菓子屋のおばちゃんや親戚のおばちゃん化しているからでしょうか。
言葉かけが多いのも特徴かもしれません。
診療の合間の一瞬ですが、
患者さんとの対話は楽しいものです。
5年〜15年と長く利用されている方が多いので、最近では小学生だった皆様が成人して行っています。
歯科のかかり方としてを見ると、
初めはいろんなことが出来なかった子供さん方が、身体だけでなく精神までもが、ぐっと成長した姿を見を見せてもらえるのは大変楽しいものです。
もちろん病院として治療内容、接し方など成人と小児という分別がありますが...
まず社会での大人と子供の関係性の重視、それを育てる環境の存在って世の中に減りすぎていないか...?
と最近多く感じます。
大人の数が多すぎるから、子供という存在を関係性を見ないまま特別扱いし、タレント化、アイドル化、芸人化させてませんか...。
小さなお子さんに
「もーう」は単なるリアクション、同じ子供同士、同じ位置のやり取りのようです。
できれば「いけないよ」「こうしようね」を使ってみて下さいね。
結構大人が子供に接する時の"魔法"ですよ。
熱湯風呂や激辛料理・ゲテモノ食い、突然驚かせた時...
などなど、それらに応じた後のリアクションを楽しませる芸、を披露する芸人さんのことです。
テレビやネットのメディアの影響もありますが、
最近のお子さんって、
日常が"リアクション万歳!"なんですね〜...。
ホームビデオなんていうよそ行きのものに身構えることもなく、そんなの朝飯前で。
身構えたりしなくてもスマホでホイっと動画を撮られ、それが全世界に配信される機会まで隣り合わせで数秒で叶ってしまうという環境で育ったわけです。
おまけに母親は家電に囲まれ昔より断然子供の面倒を見たり構う暇があり...。
つまりお子さんが生じるリアクションにリアクションして構っちゃうことができるんです。
母親と子が向き合う時間が異様なまでに長いと、
いわゆる構ってちゃんになっちゃうんです。
つまり...
お子さんは何かにリアクションし、母親にその自分へリアクションをもらいたがってしまうんですね。
何かにつけ、母親の反応をチラチラとチラ見するお子さんがほとんど。
実際母親も、「も〜う!〇〇ちゃんたら〜!」と
リアクションしちゃう...。
それって、家の中ではまだいいと思うんです。
でも、公共の場、他人の前では理解されないことが多いと思うんですよ。
特にお子さんがやりすぎている場合。
走ったらいけないところをめちゃ走ってみせる、とか、
やっちゃいけないことやってみて親の「もーう」を待つとか。
どこでも「ヤダヤダやだあ〜」と言ってみるお子さんがいるようです。
リアクションが異常に大げさというか...
明らかに親の気をひいているお子さん。
泣いているようで泣いておらず、叫んでるだけの場合もあります。
そういう意味で「泣く」ことならば、それはブレーキをかけるように訓練していくほうが良いでしょう。
泣くことが武器になっちゃってますから...
そこは大人ですから毅然と。
親御さんにとっては頼られているところ、甘えてもらうところに、お子さんへの愛しさを感じるのかもしれませんが、
お子さんへ態度への言葉かけをお願いしたいところです。
病院も言えば公共の場でして...
そういった家庭の中のやり取りのような時間を、診察時間中に膨大にとられてしまうことが...。
本当の怖がりさんは本当はちょっと違うんだけどな、、と5000人ほどの患者さんを見てきた私は経験上思うのです。
過剰なリアクションをしないとウケない、とお子さんは勘違いしてる場合があります。
最近はお子さん達に、
「泣くより(ここでの泣く、は、いわゆるリアクション過剰な嘘泣きです...)ちょっと我慢したり、頑張るほうが、賢くて偉いよ」と伝えます。
(お子さんの虚偽的に過剰なリアクションが見られた時です)
そうすると、大半が理解できるんです。
実は教えられていないだけなんです。
子供さん達は、親、大人と自分達子供の関係性や、公共の場での態度を、リアクションすれば気を引ける、可愛がられる、注目を浴びれる、とどうやら勘違いして教わってしまってるようですよ。
2、3歳のお子さんにでも伝えれば伝わります。
1度だけでわかることは少数です。
繰り返し繰り返し伝えることが必要な場合が多いですけどね...。
精神年齢(本来教科書的な指標が正確、正しいとは言い難いこともあるのですが)
その成長段階のようなものが、
明らかに低年齢化していると感じます。
世の中に、そういう低年齢化を許す環境が作られてしまっています。
知育玩具を与えたり、早期幼児塾に入れたりするよりまず学ばないといけないことではないでしょうか。
そういった頭の良さ、やり過ぎのお行儀の良さは必要ありません。
大切なのは自然な人と人との関わり方、他者と過ごすための空間を認識できる力です。
当院を何年も利用頂いている子供さん方は身体だけでなく、だんだんと心も大人になって行き、人との接し方、自分という居場所の取り方もまずまず。
順調な関係性構築のようです。
今のお子さん方にそういうものを、失敗しながら学ぶ、親以外の大人に学ぶ、公共の場を体験をする、
そういった環境が減っているのも事実ですよね...。
是非当院での体験をお勧めしたいほどです。笑
どうして社会的な関係性がうまくいくのか...?
仕事場を眺めていると私を含め、スタッフは皆、
親しみやすい昭和の駄菓子屋のおばちゃんや親戚のおばちゃん化しているからでしょうか。
言葉かけが多いのも特徴かもしれません。
診療の合間の一瞬ですが、
患者さんとの対話は楽しいものです。
5年〜15年と長く利用されている方が多いので、最近では小学生だった皆様が成人して行っています。
歯科のかかり方としてを見ると、
初めはいろんなことが出来なかった子供さん方が、身体だけでなく精神までもが、ぐっと成長した姿を見を見せてもらえるのは大変楽しいものです。
もちろん病院として治療内容、接し方など成人と小児という分別がありますが...
まず社会での大人と子供の関係性の重視、それを育てる環境の存在って世の中に減りすぎていないか...?
と最近多く感じます。
大人の数が多すぎるから、子供という存在を関係性を見ないまま特別扱いし、タレント化、アイドル化、芸人化させてませんか...。
小さなお子さんに
「もーう」は単なるリアクション、同じ子供同士、同じ位置のやり取りのようです。
できれば「いけないよ」「こうしようね」を使ってみて下さいね。
結構大人が子供に接する時の"魔法"ですよ。