花々がつぼみから花開く直前です。
初々しさとは生命力だと感じます。人も同じですね。
植物や花々芽吹を感じられる時期になりました。
桜の開花宣言も出ましたね。
そして、保育園・幼稚園卒園、小・中・高・大の学校卒業、進級で、
皆さんも新芽を芽吹かせることだと思います。
歯科的に言うなら、6歳児の皆さん位の歯の生え変わり、すなわち下の前歯や、一番後ろの奥歯
の生え変わりを芽吹く、というのかもしれません・・・笑。
とくに下の前歯は、親御さんからよく見える位置です。
歯がぐらぐらし始め子供さんが痛いと感じると、親御さんに指で示して見せれる位置。
人の体は本当にすごい仕組みになっています。
近頃のお子さんは、歯が生えにくい状況もあるようです。
乳歯は自然と脱落し抜け落ちるのが基本ですが、抜けにくい場合もあります。
しかし絶対に歯科で抜かないといけないものばかりではありません。
お子さん、親御さんの不安は早めに解消しておくべきだと考えます。
まずはご相談下さい。
初めて歯科に来られた幼児さんが泣いちゃう場面を何千回と見てきました。
幼児さん(保育園、幼稚園年少~年長児)のお子さんの”泣き”についてお話します。
わーん!と声を上げるお子さん、プラスばたばたと暴れるお子さん、
プラス何故か狂暴化して戦ってくるお子さん、いろいろ・・・といらっしゃいます。笑!
そんな時、「〇ちゃん、どうして泣いたの~?」という親御さんがよくいらっしゃいます。
・・・泣いたらだめですか?泣いちゃっていいと思いますよ。
親御さんの立場に立てば、泣いてしまうとみっともない、お行儀が悪いようにみえてしまう、
という点と、何か痛いことをされたのかしら?という点で
ご心配されていらっしゃるのかもしれません。
初めて会う人の前で寝せられて、普段体験することないほどに顔を接近されるのだから
嫌がられるのも無理はないことです。
お子さんの泣きは、大抵は”イヤ”なのです。
親御さんの頭の中では「初めての歯科体験」ですよね、歯科というものがどういうことか知った上での・・・。
しかし、お子さんには単に、知らない場所で知らない人と会い、知らないことをする体験、です。
例えば、診療室に先に入ったお子さんが泣いている声を聞いてしまった、
ということであれば、後に入ったお子さんは恐怖心を持つこともあるかもしれません。
けれども当院で見ていますと、そのようなシチュエーションでも意外とご自分の番ではしっかりされている
お子さんも多いものです。
ここで”泣き”ということへのヒントをお話しておきます。
一番お子さんが泣いてしまう原因は、親御さんの不安です。
親御さんが不安がられる方のお子さんは、その親御さんの気持ちを察してしまうようです。
「大丈夫かしら?痛くないかしら?」が、そのままお子さんの気持ちにコピーされています。
「泣いても大丈夫!」とあっけらかんと明るい親御さんのお子さんは、初めは不慣れな感じでも、
たとえ嫌~とスタートでは涙が出てしまっても、声を上げて泣いてしまっても、
「大丈夫!」が気持ちの中にコピーされており、
すぐに歯科の環境になじめます。
一歩進めてお話するならば「お母さんがいるから」とか誰かに頼る「大丈夫!」では少し足りません。
お子さんの中に甘えた気持ちが残ります。
「先生、スタッフさんに任せて大丈夫」
「歯を診てもらうことは大切な事、大丈夫」
そういう「大丈夫!」です。
もし不安を覚えていらっしゃる親御さん、
そんな「大丈夫!」という気持ちをお子さんにコピーしていらしてくださいね。
お子さん自身の気持ちも、
「お利口さんで泣かないようにしないとしかられる」
とか、
「もしかしたら痛いこともあるかもしれない」
という不安のコピーから解放されて、ずいぶんラクになることと思います。
・・と、”泣き”についてや不安を取り除く方法をお話してみましたが、
泣いちゃっていいんですよ。
どんなに手を変え品を変えても、
元来の恐がりさん・泣き虫さんも数多くいらっしゃいます。笑
何千人もの様々なお子さんに対応して参りました。
私達スタッフ一同、できるだけお子さんのイヤや恐怖心が出にくいように、
当院の今までの経験を生かし、また、スタッフ一同の自身の育児経験を生かし、
配慮した診療システムに努めております。
ご不安があれば、まずはご予約前にお問い合わせ下さい。
日に日に暖かくなってきました。
お子様がこの春ご卒園で、新一年生になられるご家庭の皆様、おめでとうございます!
毎年この時期にご注意頂きたいのは、当院近隣の皆様の乳幼児医療証の有効期限です。
どのお子さんも、3月31日までになっております。
※ 治療が必要な場合は期間を有することが多いです。早めの受診をお勧めします。
私学の中学校に通う男子君からお土産をもらいました!
修学旅行でニュジーランドに行ったんだそうです。
当院に来ていただいているのは小学生のころからなのですが、
修学旅行の渡航前に学校の方から歯科で虫歯チェックするように指導があったそうで来られていました。
皆さん、渡航の前には虫歯チェック大切ですよ!
スタッフの皆さんと美味しく頂きます、え?チョコレート食べるんですかって・・・?
食べますよ~!
食べてもきちん後でとお茶を飲んだり、うがい、歯磨きに気を付ければ大丈夫なのです。
「最期の晩餐、何食べる?」と以前聞かれたのですが、その時は「おにぎり」と答えました。
でも、ほんとにそれはそう思うのです。笑
真っ白いおにぎりに、海の香りのする塩と味海苔のおにぎりで、最期の食事が締めれたら幸せです。
おにぎりの中身はいろいろあると、楽しめるのでさらに良しです。
でも、
パンが好きなんです。
間違えていたらごめんなさい・・・
画像はレーズンフロマージュ、です。(多分)
鳥栖市弥生が丘のパン屋さんのこれは、中にレーズン、ラズベリーなどのドライフルーツが入り、
クリームチーズが入っています。
この外側のや柔らかいパン生地と、とても合うのです!
小さ目のパンですが、もうそれ一つで大満足するパンです。
どうぞ一度食してみて下さい♪
当院の場所は筑紫野市の外れにあり、車で5分ほど行くともう市の郊外で、
小郡市、筑前町、そして佐賀県基山町・鳥栖市に入ります。
ここは10-20年でベッドタウンとして栄えてきた町ですが、
周辺には鳥の名前のついたバイパス道路、「ウグイスロード」や「かささぎロード」があるように、
、自然の残るところです。野鳥の宝庫です。
これ、街路樹なのですが、
この季節はヒヨドリや百舌鳥が木全体に数多く止まり、この時期に出来る木の実をついばんでいます。
すずめ、カラスもよく止まって食べているのを見かけます。
車の通りも増えましたが、住宅地に入った静かな場所では、
今はウグイスの鳴き声も聞こえる季節です。
もう少しすると、電柱にカササギが巣を作りだします。
何故かカササギは電柱がお気に入り。
電力会社の方が撤去しても、何度も引越しせずに同じ場所に巣を作るので、なんだか胸が痛いです。笑
先日、情報番組で「歯科医療の最先端特集」を見ました。
こういう番組見ると、微妙な心もちになります。
最先端医療が保険診療適用になるためには数年かかる点もありますし、
そして、それらのシステムを歯科医院が導入できるのもすべての医院で可能とは言えないからです。
新しいシステムや設備を導入することは、それなりの費用も歯科医院には負担になります。
歯科医院は過剰な時代を迎えており、システムを導入したいと考えても、実際のところそれを全て取り入れたところで経営が早期に成立するのはほとんど望めないでしょう。
むしろ経営破たんに追い込まれてしまうというわけです。
つまり、無理な診療にも繋がることも懸念されます。
それらは歯科だけに言えることではありません。
例えば、新しいものをすぐ取り入れない病院は、医療の質が下がるのか?
ということまで考えます。
そんなことはありません。最新の医療や薬はちゃんと勉強し、時代の流れを知っておくことは大切
なことで、それを勉強した上で吟味し、たとえ設備として導入しなくても、
いつも新しい知識が豊富...しかし良いものを残し選択してきた
良質な医療はあります。
昔からの皮膚科の先生の調合薬がステロイドより良く効く、とか、
あそこの整形外科の先生は病院が古いが目利き(診査)がいい、という ”人の力” は決して
排除してはいけないと思うのです。
医療は人が中心です。
治すのも癒すのも人だと思います。
それはドクターだけの話でなく、周囲のスタッフさんにも及びます。
新しいものが出ると、わーっとそちらに視線が向いてしまうというのは、
なんだか新しい家電製品が出た時に似ています。
新しいショップや、新しい公共施設・ショッピングセンターが出来たときも、周囲の視線は集まります。
しかし、”人”が中心の世界があることを、忘れないで頂きたいと思います。
新しいカフェ、レストラン、美容室・・・なども人を中心にした世界です。
どんなに設備やシステムが良くても、それなりのサービスに高額な料金を支払う場があったとしても、人の対話、コミュニケーションが成立しなければなりません。
結局癒されるのは人との関わりなのだと思います。
以前他院で治療方針や治療費などについてじゅうぶんな納得が得られなかった、
というご相談が多いです。
人はコミュニケーションがとれることこそ、憩いの場になります。
それは、ショップ、カフェ、医療、どんな場でも同じです。