LWA #31 -ひとかけらのクルトン-

アメリカ国内の、とあるサラダボウルの中から送るただの毎日の羅列。

サンディ

2012-11-03 00:20:41 | 日記
先週末から今週の始めにかけて、ハリケーンのサンディちゃんがニューヨークを訪問。

月曜の午後からクリニックはクローズ。

マンハッタンでは、バスも地下鉄も停止。

家では、月曜の夕方に停電。

その後、開ける開けると言いつつ中々クリニックは開かず結局仕事開始は木曜日。

この間、家は電気が無かったので、日が沈んだら寝る、明るくなる前頃起きる、という生活。

携帯も充電できないので、近所のドーナツ屋で充電スポットを勝ち取るために早朝に店に行ったり、自分の車の中で充電し、使う時以外は電源オフ。

高校の先輩の家にもお世話になりました。

木曜日に仕事に戻って、そこで充電できるようになったので一歩前進。

でも家には電気が無いので、仕事が終わって帰ったら真っ暗。

料理も出来ないので結果的に小食。

冷蔵庫も空っぽ。

大掃除したと思って諦めるしか無いか。

今日、帰ってきたら、電気がようやく復旧。

100時間に及ぶ長い停電でしたがなんとか乗り切れました。

電気が戻ってようやく人間らしい生活が取り戻せて良かったです。

まだマンハッタン市内では影響が出ている場所もあって、ニューヨークマラソンは中止になりました。

カテゴリーで言えば1というどちらかと言うとむしろ小さい方のハリケーンでしたがここまでの被害になった訳だから、今回のが、カトリーナ級だったらニューオーリンズで起きたような事がマンハッタンで起きたのかな。

そう思うとぞっとする。

あらためて、災害に備えて色々準備しておくのは大事だと思い、手動とソーラーで携帯とか小規模のものならも充電できて、ラジオも聞ける機能がついてるLEDライトをアマゾンで注文しました。

ガスコンロも今回は大活躍でした。

温かい食べ物が食べられるって言うのは心の平安に非常に大きい役割を果たすという事がよくわかりました。

普段の生活で当たり前にあるものに実はかなり依存してるという事もわかったし、ある程度暮らしが復旧した今となってはいい経験だったといえると思います。

まだいくつか問題は残っていますが、最大の懸念事項だった電気が戻った事で、とりあえずは一安心。

週末は少し心と体を休める時間に充てようと思います。


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