私の町吉備津

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江馬 務の「日本風俗史」より『上古女性の髪風』

2016-12-03 09:52:19 | 日記

 日本の上古女性の髪風について江馬氏は、又、「日本風俗史」の中で、次のように書いております。

 “女子は成年に達すれば、夫或は夫たるべき人により、髪上げと称し結髪をし始める。これから後も「すべしもとどり」といって頭上中央で髪を左右に分け後背へ垂らす。これ即ち髪風として最も素朴簡な自然的なものである。婦人は髪の長きを美人の相として誇ったのであるから、男子のように剪ることは余りないが結髪にする場合は、丈なす髪を頭上で幾度も折り畳んで、中央を紐で括ることもある(考古学者は島田と)。又頭上中央で全髪を束ね結び、その余りの髪を左右に延ばし、之を軸として髪を捲きつけたかと思はれるものがある。人類学者考古学者などは皷髷とか銀杏返しといふような名称を付しておる。こんな複雑な髪風でなくとも、髪を頭上に束ね、左右に髻を作った二髻の髪風もあった。”
 (写真を参考に)

 と。    この女性の髪型はどのようにして結んだのかな???   

 

 

  さて、このような当時の女性の髪風ではなく、常識を覆すような最新の髪風モードを考えて自分で演出した傑物があらわれていたのです。誰だと思いでしょうか?? 
                      


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