K-hiro's essay

設計士K-hiroのひとりごと

床材

2007-10-31 22:51:53 | Weblog
少々高くとも自然素材が一般的になってきた。床材もその一つ。無垢のフローリングが良く使われるようになってきた。無垢のフローリング材にも種類がある。
まずは材質と塗装品と無塗装品。材質は檜、杉、唐松、ナラ、パイン等々あり柔らかいもの硬いものがあります。柔らかいものは傷が付きやすいけど足さわりが暖かい、硬いものは傷は付きにくいが足さわりが冷たいの違いがあるので良く理解した上で建築主に何を勧めるか決めなくてはいけないと思う。また、継ぎ目が季節によってすいたりすることもあるので注意が必要。
塗装品と無塗装品ではやはり無塗装品を使用してそれに浸透式の塗装をするのが一番良いように思う。浸透式であればさわった感触は木の肌さわりにしておけるから。塗装品は膜をした塗装のものが多く塗膜ができてしまうのでせっかくの無垢の良さが損なわれると思う。
無垢のフローリングは感触も良く気持ちがいいね。