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K-hiro's essay

設計士K-hiroのひとりごと

完成予想模型

2022-03-03 14:49:12 | Weblog
以前は住宅計画においてプランがある程度固まると立体模型を作成しては煮詰めていきました。
それがいつしか完成予想3Dパースに変わっていきました。
パースだと屋根、外壁、開口部の色やデザインの検討がしやすいからです。
後クライアントに画像として提供し確認してもらえる事もメリットです。
模型だと何度も作り直すのに時間と労力がかかるのがデメリットになったからでしょう。


10㎡未満の増築は確認申請不要

2022-02-23 10:06:52 | Weblog
10㎡未満の増築、改築の確認申請は不要なの?

1.増築工事とは
  増築という言い方には2種類あります。
  1つめは既存建物の増築(既存建物にくっつけて建物を増やす工事)・・・建物として10㎡未満の増築に該当するので確認申請不要
  2つめは敷地内の増築(既存建物があり別棟で新築する増築)・・・建物として新築に該当するので10㎡未満でも確認申請必要
 1つめの増築に関して適用になります。
2.どんな地域で適用
 都市計画区域内になります。
 都市計画区域内の防火地域、準防火地域以外の地域になります。
 都市計画区域外では一定の条件の建物以外は確認申請不要になります。

全ての建築で10㎡未満の増築だから確認申請不要と解釈して工事をしてしまうと行政より確認申請の是正がきます。
建築基準法での罰則規定もありますので注意が必要になります。
自分で増築の種類や建築する地域がどんな地域なのか行政に相談すれば教えてもらえます。
自分で調べるのはよくわからないという方は建築士に相談されるのも良いと思います。

特殊建築物確認申請の規模変更

2022-02-17 11:37:25 | Weblog
建築基準法第6条1項1号の特種建築物に確認申請に対する規模が100㎡から200㎡に変更
特種建築物
1.劇場、映画館等
2.病院等
3.学校、体躯関東
4.百貨店、展示場、店舗等
5.倉庫等
6.自動車車庫、自動車修理工場等

100㎡から200㎡変更したことで確認申請上変わってくること
都市計画区域内では200㎡未満の特種建築物は建築基準法第6条1項2号〜4号の建築物になり確認申請要となります。
都市計画区域外では200未満の特種建築物は確認申請不要で工事届提出のみで建築できるようなります。

この改正で都市計画区域外での特種建築物の建築しやすくなってと思うかもしれませんが確認申請が不要になっただけで
建築基準法の単体規定(建物の構造や設備等)を無視して建築してもよいわけではありません。

建物の建築をお考えの時は必ず建築設計士に相談されることをお勧めします。

建築確認申請不要な増築

2022-02-16 21:58:45 | Weblog
✅基準法第6条確認申請 増築確認申請不要
増築、改築工事で10m2以内は建築確認申請不要があります。
増築に関しての理解として
1項既設建物を大きくする増築ー確認申請不要対象の増築
2項敷地内に別棟で増築ー建物単位で考えると新築になるので確認申請必要
上記2項とも増築工事と言いますが
1項は1建物に対しての増築行為
2項は1敷地内に別棟で新築する建物に対しての増築行為
上記の内容を同じとして理解される事が多いため、どちらも10m2以内の計画の場合
確認申請不要ではないかと一般の方には解釈されがちです。

設計士の資格は何?

2020-07-31 23:10:27 | Weblog
✅制度の謎

玄関ポーチ天井廻りに下り壁がついた事で建築面積が
変わる。

それに伴い確認取下げ取り直し
手数料も再度必要

これって絶対におかしい。
手数料なしの変更確認でいいはず。

これでは建築士の資格など不要では
行政は金儲け主義か。

#住宅 #建築

何故か落ち着く

2020-07-27 18:24:42 | Weblog
✅癒される

無機質の中に

木がある

癒される

#住宅 #建築


アパートも付加価値が必要

2020-07-26 17:10:31 | Weblog
木造平家の長屋式アパートの完成検査
賃貸も何か付加価値が必要!

2LDK+ロフト+ペット同居OK
家族向けに設計

ロフトとペット同居の付加価値は大きい
家賃この地域にしては高めだが8割入居者が決まっているとの事。

設計者として

2017-02-03 21:31:24 | Weblog
春夏秋冬いつでも室内温度環境が一定である住宅を目指したい!

井戸の水は常に18度くらいで一定しています。

夏季には冷たく感じに冬季には温かく感じます。

同じ温度なのに外気温度の変化で冷たくも温かくも感じられる。

住宅の室内環境も常に18度で一定であれば夏季は涼しく冬季は寒くなくの環境ができるのではないでしょうか。

体感的に多分物足りない感じがあるかと思いますが冷暖房設備で・・・ここは今までの住宅環境と変わらないかも・・・ですが今まで以上に冷暖房のランニングコストは抑えられるはずです。

そんな住宅提供が出来ればと思います。

住宅建築

2017-02-01 10:55:37 | Weblog
建物の中で1番発展してきたのは住宅なのかもしれない。

特に住宅は住環境を求められる事が大きな発展へと繋がったのでは!

住宅以外の建物・・・公共施設、店舗、オヒィスビル等は工法等技術の進歩はあったにせよ住環境に関しては、今も50年前もさほど変わっていない。

というのは空調設備的な機械設備から進化していない。

住宅では、空調設備、断熱効果、気密効果、自然光の取り入れ、太陽光を利用した設備等様々に住環境を良くするためのものが考案されている。

ある意味では住宅は建物の最先端を走ったいるのかも!

その住宅の設計に携わっていられるのは幸せ者かも。

隈 研吾氏 が飯田市にリニヤ中央新幹線と飯田市の地域振興

2017-01-24 15:46:23 | Weblog
昨日新国立競技場の設計者でもある世界的に有名な建築家 隈 研吾氏 が飯田市にリニヤ中央新幹線と飯田市の地域振興についての講演会がありました。
飯田市に縁の深い 飯田市税務署、飯田美術館の設計者である 原 広氏 の教えを受けられたご縁もあり今回講演に来て来られたそうです。
隈氏によると自然と密着できる環境と飯田の街中でちょっとした路地裏などリニアが開通してから飯田市のアピールの仕方によってはまだまだ発展できる地域であるとの事でした。
心強い事です。
原氏、隈氏などの設計者は建築家とも認識されています。
自分も同じ設計者なのに、建築家と認識される方と設計士と認識される方の違いはなんなのか自分なりに理解してみました。

建築家
設計士としての技術はもちろんですがそれに加え設計する建物だけではなく地域のとの環境調和、コミニケーション、地域の発展への一助などなど総合的に理解しそれを建築に思いを託し表現する設計をする。
決して自己主張や破壊的な観点からの設計はしない。
設計士
建物の用途や機能を技術的、法的などに適合したものを設計する事が主な仕事!
地域の環境、コミニケーション、発展的なところまで思慮を深める事はしない。
これも立派な仕事です。
学校で建築を学んだ者の大半は建築家の思想を夢見て社会に出てくるのでますがなかなか世の中思ったような仕事ができるわけではありません。
また、建築家を目指すには様々な環境の変化にタフな付き合った行かなくてはなりません。いつも自分の変化が求められる分野です。
私も設計者としてほんの少しでも建築家的な思考に近づき設計を依頼してくれる方に良い建物を提供できるように心がけていきたいです。