K-hiro's essay

設計士K-hiroのひとりごと

土台の話

2007-10-26 15:09:08 | Weblog
住宅の土台は檜を使うことが多いです。それ以外にひば、くり、防腐処理木材などがあります。土台に求められているのは強度、シロアリの被害に強い、腐りにくい
などです。檜はその中でどれにも対応しており、木材流通からも使いやすい材料です。ひばは檜に比べ高額でくりはひねりやすいので扱いにくいです。
防腐処理木材はやはり人工的に化学薬品で防腐・防蟻処理されているので、あまり良いイメージがありません。
樹種も大事ですが床下内の換気を良くして湿り気をなくすことが一番土台を長持ちさせる秘訣でしょう。土台が乾燥状態であればシロアリ被害にも遭いにくく、強度も保てます。
床下を湿気の住みかにしないことを心がけながら設計したいですね。