住宅の階段には手すりを設けるように決められています。
しかし、取り付けの高さは決められていません。
手すりというとベランダや屋上など人が転落しないためのものです。
それらの手すりは取り付け高さが1m10cm以上と決められています。
その高さを階段の手すりにも適用すると上り下りの時に高すぎて上り下りを補助する手すりの役目をはたしません。
同じ手すりという名前ですが、用途は転落防止と補助で内容が全然ちがいものです。
住宅階段の手すりの高さは、大人で80cm、子供で65cmが良い高さだと思います。でも、2つ付けることはあまりないので、75cmから80cmのあたりで取り付けるのが良いと思います。
ちなみに、吹き抜けのある部分に2階の廊下が接している場合の手すりの高さも
階段と同じくらいの高さが良いと思います。でも、この場合転落の危険がないのかと考えると同じ高さで良いのかなと考えるのですが。今のところ、住宅内で転落したということは聞いていないので大丈夫でしょう。
(ちょっと根拠がいい加減かな)