桂離宮は17世紀の初めから中頃までに、八条宮初代智仁親王と二代智忠親王によって造られました。
桂離宮は最古の回遊式庭園として知られ、庭園と建物が一体となって、日本的な美を形成しています。
書院は「古書院」「中書院」「新御殿」、庭園は多くの入江と複雑な汀線をもつ池を中心とし、池には大小5つの島があります。
当時の王朝文化の粋を今に伝えている。回遊式の日本庭園の傑作とされます。
茶屋として松琴亭、賞花亭、笑意軒、月波楼の4棟、持仏堂の園林堂があります。
衝立松と呼ばれる松が池面影を落とすように立っています。