日々是好日

 人生は筋書きのないドラマです。
今日はどんなドラマになるでしょうか?

三船祭り

2015年05月18日 | 日記

平安時代の船遊びを再現する車折神社(くるまざき)(京都市右京区)の三船祭が、2年ぶりに復活しました。

 898年に宇多上皇が大堰川で船遊びをした故事にちなむ祭りで、1928年に始まりました。

大堰川には神職の乗った「御座船」や「龍頭船」など7隻が浮かびます。

船上で清少納言役の女性が雅楽に合わせて扇を水面に流します。

大堰川に浮かぶ船の様子をよりゆったりと風情豊かに、「優雅な平安の王朝絵巻を再現です。

2013年の台風18号で同橋近くの御旅所が浸水する被害を受けた影響などで昨年は中止されました。

毎年5月の第三日曜日ですが、真夏のような暑さでした。

 


葵祭

2015年05月16日 | 日記

古墳時代後期の欽明天皇(540 ~571年)の時、凶作に見舞われ飢餓疫病が流行し、天皇が勅使をつかわしの祭礼を行ったのが起源。

斎王代が主役と思われがちですが、祭りの主役は勅使代です。

葵紋の権威が上り、使用が憚られるようになったのは徳川家が征夷大将軍となってからです。

葵祭はもともとは「賀茂祭」と呼ばれていました。

葵の花を飾った平安後期の装束での行列で、ヒロインの斎王代です。 

江戸時代に牛車や衣冠などを葵の葉で飾るようになって以降、「葵祭」の名で呼ばれるようになりました

今から1000年ほど前に書かれた世界最古の長編小説「源氏物語」の「葵」の巻は葵祭が舞台となっております。

平安時代以来、国家的な行事として行われてきた歴史があり、日本の祭の中、数少ない王朝風俗の伝統が残されています。

葵祭はもともとは「賀茂祭」と呼ばれていました。賀茂神社のご神紋は葵紋です。




新緑の大覚寺

2015年05月03日 | 日記

正式には旧嵯峨御所大覚寺門跡で、紫宸殿は江戸時代、後水尾天皇より下賜されました。

平安のはじめ、嵯峨天皇の離宮として建立され、般若心経写経の根本道場として知られてます。

昭和42年(1967)、嵯峨天皇心経写経1150年を記念して建立されました。

大覚寺の東に位置し、周囲約1kmの日本最古の人工の林泉です。

嵯峨天皇が離宮嵯峨院の造営にあたって、唐(中国)の洞庭湖を模して造られたました。

中秋の名月には、古式豊かに月見の宴が再現されます。