今日、仕事のお客さんから電話が来た。
病気でもう治らないと言われたらしく、死を覚悟しているようで私に「あなたのような人に会えてホントに私は幸せです。ありがとうございました。」と言われました。
泣きそうになるのをこらえ、「何を言ってるんです!」と笑い飛ばした。
彼は「もう生きたから」と言った。
私は「まだ早いじゃないですか。」それしか言えなかった。
電話を切ったあと震えがきた。後始末をちゃんとしようとする彼の覚悟が気の毒で泣かないようにいるのがしばらくやっとだった。
悲しくなるのはまだすべて終わっていないような気がするのに何もしていないからだ。
彼が信頼する人物に電話して、事情を話して彼の役目を果たさせて欲しいことと、周りが彼より落ち込まないようにして欲しいと頼んだ。
その人は「あなたに彼が話してくれてよかった。たぶんあなたにしか話していないよ。本当に電話してくれてありがとう」と言われた。
私はとうとう涙を流してしまった。
死ぬかもしれないと思うとき、彼は自分より周りの心配をしている。癌だと言われたことがある私はその気持ちがよくわかる。
そんな覚悟を私は自分だけで十分だと思うほど悲しい覚悟だった。
それほどの覚悟をした人に会えて幸せですと言われ、どんなに大きな意地を張っての発言かわかるだけ泣けてくる。
あきらめずみんなで彼を応援させて欲しい。
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人にはそういうことができるんだと思います。
運命じゃないって気がします。
今回の彼の話は彼の知らないところでいろんな優しい人たちが共有しました。
私は本当によかったと思ってます。
彼がどんな風に過ごすと良いのか話し合ったみたいです。
私は今まで通り、声をかけていこうと思います。
私は大きな病気の告知をうけたことがあるけど、でも、私より長く生きられない元気な人もいます。
病気だから急に命と向き合うんじゃなく、私はどうやったら自分が納得した時間を過ごせるか考えようとよく思います。
子どもがいるからかもしれないけど、今回の彼に対しても同じようなことを思いました。
muumiさんが頑張っているところ見て、いっしょに頑張ってるつもりにさせてください。そして一生懸命生きているぞという気持ちにさせてくださいね。
自分のことでしか語れませんが、僕の場合レベル4でテレビドラマみたいな奇跡は考えないでくださいとドクターから釘を刺されました。
いま、テレビドラマのような奇跡の日々を送っています。
再発もしたり足に麻痺が来たり心臓の弁が閉じにくくなったり脊椎を痛めたり腎臓がおかしくなったりしているのに、日常の仕事をこなし普通!!に生きています。
多分みんなが陰に日なたに応援してくれてるから、奇跡も続いているのだろうと思います。
言葉足りないし意味不明でもあるけど、何がおきるか分からないとしたら「きっとうまくいく」と思うしかないですよね。