ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

不気味キーホルダー

2008-06-18 | リフレッシュ日記
これは子ども向けのガチャガチャに入っていました。こんなものをキーホルダーに入れようだとかガチャガチャに入れようだとか思った大人が変。
それを選んだ私の息子はもっと変。
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子供からの返事

2008-06-18 | 子育て日記
以前ブログでも書いたが友人の子供で、今中学生になる二人兄弟がそろって登校拒否をしている。
母親である私の友人は助けを求めてきた。
「このままではどちらかを殺してしまう。子供なんて産まなきゃよかった。」
それは追いつめられたこの母親の苦し紛れの言葉だろう。
本当にそう思っているかはわからない。
私はこの兄弟を家に呼んだ。
正直言って自分でもどうしていいのか分からなかった。
ただ、この子達の好きそうな晩ご飯を作って、学校の話しを聞いたり好きなことの話しを聞いたりした。
そしてどうして学校に行かないのか切り出した。
思った通り理由がなかった。私も登校拒否をした時期があって何となく感じていたのだけど、「たぶん本人も理由が分かってない」と思っていた。
私は「誰だって必ず一度は学校って何の意味があるんだと思う時期がある。私も勉強したって社会に出て使うのか?と思っていたよ。でもそんなやつに限って勉強に行き詰まっていたり、勉強することが嫌いなやつなんだよ。学校は勉強だけのところじゃない。」と明け方4時くらいまで3人で話した。
日曜の夜に二人を送って行く車の中で「私は絵が好きで、音楽が好きで、でも上には上がいる。そういうことを感じると悔しくて仕方なくなる。どうして他の人にできて自分にできないのかと思う。今もそう思う。だから二人に私のようになって欲しくない。まわりに左右されない強い自信を持って欲しい」と話した。
「もしかして悩み事ってやっぱりあるの?」と言った。
「あるよ。どうしてもっと早くから努力しなかったのかとか、自分に対してムカつくよ。だから5年後、10年後の自分にこんな思いをさせないように頑張るんだよ。」と答えるとふたりとも「ふーん」と言って黙った。
家へ帰って3人で仏壇をきれいに飾った。
そこにはこの兄弟の兄が納まっている。
その後二人の母親に報告をして帰った。
そして、昨日この母親から連絡が来た。
二人とも学校へ行ったらしい。弟は部活も頑張ったと言っていた。
自分でもびっくりした。心を入れ替えろとかそこまで思っていなかったが、「学校が、とか親が、とかだれかのせいにして背中を向けてばっかりいるのは逃げてるのと一緒だ。死ぬまでそうやって生きていって何一つ掴むことができずにいるのか?自分のためにこのままでいいのか考えなさい」と言うことを伝えたかった。
そして二人の話しを何時間も聞いて、何かあったらいつでも電話しろと言った。
二人が親からどんなに愛情をもらっていたのかも話した。
ちゃんと二人は答えてくれた。
本当に嬉しかった。
いつまで続くか分からないけど、ずっと休んだ学校へ「えい!」と行ってくれた二人の勇気と根性を本当に嬉しく思う。
二人の自宅に納まっている仏壇のなかの長男に心の中で手を合わせた。
「ありがとう」と言いたくなった。
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