池井戸潤「かばん屋の相続」

珍しく短編集。
後輩に貸してもらったので、読んでみました。
一日で一気に読んじゃった。

タイトルにもなっている「かばん屋の相続」。
そういえば昔、兄弟でかばん屋の相続でモメてる
会社がありましたよね。
子を想う父と、残された二人の兄弟。
遺言では長男に譲ると書かれてたが・・・。
まったく長男っていうのはねぇ。
と、次男目線で長男を批判してみる。
それでも家族は大事です。

「芥のごとく」の女社長。
なんか読んでいるときに、土井たか子さんの訃報が
入ってきたので、なんとなく土井さんと重ね合わせて
読んじゃいました。
ご冥福をお祈りします。

しかし銀行員を主役にして、いろんなストーリーが
できちゃうもんですね。
銀行はとても身近にあるってことなのかな。


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