お餅が好き

いつも感謝の気持ちを忘れずに。

ブログを続けること

2011年11月26日 11時43分59秒 | Weblog
大切な人を失ってしばらくの間、何もする気がなくなりました。
そうは言ってもやらなければいけないことはいくつもあるんですが。

もちろんこのブログももう終わりかなぁと思ってました。
こんなことがあってブログなんてもう書く気にもならない。
そう思っていました。

でも、このブログはいつも妻が更新を楽しみにしてくれていました。
2人で出掛けた後は「今日はまだ更新しないの~?」って言って
待っていてくれました。
ここは2人で過ごした時間を綴る日記にもなっていたから、
お出掛けした後は特に力を入れて。
旅行に行ったり、ゴハンを食べに行ったり、野球を観に行ったり、
宝塚を観に行ったり・・・。
ここには楽しい時間、楽しい思い出がたくさん詰まっています。

それを考えると、辞めてしまってはいけないのかな、と。
辞めてしまうと今までの思い出も消えてしまうような気がして。

これからは2人の時間を綴ることはできなくなってしまったけれど
妻との思い出を大切に、細々と続けていこうかなと思っています。
最初のうちはさみしい感じの話になってしまうでしょうけどね。
もしかしたら天国で更新を待っててくれてるかな?
見ててね。

100日過ぎて

2011年11月23日 22時02分15秒 | Weblog
大変ご無沙汰しております。
約4ヶ月ぶりの更新となりました。
ブログを始めてから、こんなにも長い時間お休みしたことは
なかったかなぁ。
お休み中にプロ野球のシーズンは終了してしまったし、阪神の
監督も変わりました。


こんなに休んでいたのは、今年の夏、わたしにとって辛く悲しい
出来事があったから。
最愛の妻が天国に旅立ってしまったのです。
行年40才。
あまりにも早すぎる、あまりにも辛すぎる別れでした。

妻は5年もの長い間、病気と闘い続けてきました。
痛いとき、苦しいとき、しんどいとき、たくさんあったと思います。
それでもいつも明るく元気に、お仕事もほとんど休むことなく
家のこともしっかりとこなしてくれました。
数年前からはお弁当も作ってくれていました。

妻と過ごす日々は、本当に楽しくて本当に幸せな毎日でした。
僕にとってはかけがえのない大事な大事なパートナーでした。
僕らはどこへ行くにも何をするにも一緒で、いつも2人仲良く
幸せな時間を過ごしてきました。
誰にも負けないくらいの仲良し夫婦だったと思います。
妻のおかげで毎日笑って楽しく過ごしてこられました。
いつまでもこの幸せな日々が続いていくものと思っていました。

それなのに、神様はこんなにも早く妻を天国に連れて
行ってしまったのです。
一緒にやりたいこと、一緒に行きたいところ、まだまだたくさん
あったのにね。
本当に悔しくて悔しくてたまりません。

あの夏の日以来、慌ただしく毎日が過ぎていきました。
気持ちの整理がつく間もなく仕事復帰し、忙しい時間を過ごしてきました。
会社にいる間は気が紛れても、家に帰るとやっぱりさみしさが
こみ上げてきて、大きな喪失感と孤独感に何度も押しつぶされそうに
なりました。
辛くてさみしくて、これまでたくさん涙を流してきました。

それでも僕に大きな幸せをくれた妻のため、最後まで戦い続けた立派な
妻のため、彼女が天国に行って困らないようきちんと供養してあげたい、
痛みから解放されて安らかに眠ってもらいたい、そんな思いでこれまで
一生懸命走り回ってきたつもりです。
仏壇のこと、お墓のこと、手続きのこと・・・わからないことだらけだった
けれど。

そして今日、百か日を迎え、無事納骨を済ませてきました。
少しは天国に慣れたかな?今はもう痛くないかな?
安らかに穏やかにいてくれるといいなぁと思っています。

気が付けばあっという間に100日が過ぎてしまいましたが、自分は
まだまだ気持ちの整理ができずにいます。
心に大きな穴がポッカリ開いたまま。
当たり前ですよね。

百か日は『卒哭忌』とも言い、故人を思い、泣き悲しんでいた
親族や近親者たちも泣くことをやめる頃だそうです。
そうは言っても、正直これからも涙する日々が続くと思います。

それでも少しずつ前を向いていかないといけないと思ってます。
いつまでもメソメソしてたら妻にも心配かけちゃうだろうし。
和尚さまにもあせることないから少しずつ気持ちを整理していき
なさいと言われました。
これからは彼女が生きたくても生きられなかったこの瞬間を
大切にして、強く生きていかなければいけないと思ってます。
妻と過ごした一瞬一瞬を心に刻みながら。

ありがたいことに、自分の周りには自分を心配し気遣ってくれる
家族や仲間がたくさんいてくれました。
みんなの優しさにどれだけ救われ、どれだけ支えられたことか。
みんな本当にありがとう。
そんな人たちの気持ちに応えるためにも頑張らなきゃいけないですね。


妻とは体は離れてしまったし、お骨はお墓に入ってしまったけれど、
心はいつまでも側にいると信じています。
これからもずっと見守っててね。
あなたを近くに感じながら、僕も少しずつ頑張っていくから。