お餅が好き

いつも感謝の気持ちを忘れずに。

D・カーネギー「人を動かす」

2021年02月21日 20時41分13秒 | reading
D・カーネギーの「人を動かす」
会社にあったので読んでみました。

人を動かすというか、人付き合いを上手に行うための本
って感じですかね。
せっかくなんで、ポイントだけ残しておこう。

「人を動かす三原則」
・盗人にも五分の理を認める
・重要感を持たせる
・人の立場に身を置く

「人に好かれる六原則」
・誠実な関心を寄せる
・笑顔を忘れない
・名前を覚える
・聞き手に回る
・関心のありかを見抜く
・心からほめる

「人を説得する十二原則」
・議論を避ける
・誤りを指摘しない
・誤りを認める
・穏やかに話す
・イエスと答えられる問題を選ぶ
・しゃべらせる
・思いつかせる
・人の身になる
・同情を寄せる
・美しい心情に呼びかける
・演出を考える
・対抗意識を刺激する

「人を変える九原則」
・まずほめる
・遠回しに注意を与える
・自分の過ちを話す
・命令をしない
・顔をつぶさない
・わずかなことでもほめる
・期待をかける
・激励する
・喜んで協力させる

あげられている事例を読むと、そのとおり!と思うものもあれば
そんなにうまくいく?と思うものもあったけれど、総じて納得の
いくものでした。
自分でも気を付けているものもあったし。
時代が変わっても、人間関係で大切なことは変わらないんですね。


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原田マハ「リーチ先生」

2020年01月07日 18時38分24秒 | reading
昨年9月の京都旅行の時にんだ一冊。
備忘録として。。。

マハさんの展覧会に行くときに、マハさんの
小説を読む。
とてもいい感じです。
しかも展覧会の作品に名前を連ねている
リーチ先生の話ですからね。
読まないわけにはいきません。
実在した方だとはねぇ。
マハさんらしいなぁ。

展覧会でリーチ先生の作品を見たときは
テンション上がったなぁ。
デパートの食器売り場で小鹿田焼を見た
ときもテンション上がった。
物語と現実が繋がったみたいで。

読んでからもう4ヶ月ほど経つけど、
お話はしっかり残ってます。
マハさんのお話は、彩りをもってイメージ
できるから。

リーチ先生、亀ちゃん、濱田、柳宗悦などなど。
印象深い人たちですね。
中でもやっぱり異国で足跡を残し、祖国に
帰っても粘り強く道を切り拓いていった
リーチ先生はスゴいなぁ。

絵画だけでなく、焼き物にも興味がわいて
きちゃいますね。


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原田マハ「星守る犬」

2019年11月15日 10時54分13秒 | reading
マハさんの本と思って図書館で借りたら、作者が
村上たかしとなっていました。
あれれ??と思っていたら、原作が村上たかしさん
ということでした。なるほどねー。
村上さんのコミックをマハさんが小説化したお話。
漫画スタートで小説作るなんて珍しいですよね。

犬と一緒に暮らしたことのある人なら、きっと
胸に迫るものがあるお話だと思います。
犬とのお別れ、もっと遊んであげれば、とか、
幸せだったかな?とか考えてしまいますよね。

一緒に過ごした時間がお互いにとって
宝物でありますように。


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東野圭吾「危険なビーナス」

2019年11月11日 12時52分27秒 | reading
順番が前後しちゃいましたが、旅行の時に読んだ一冊。

こちらはミステリー、しっかり楽しませてもらいました。

なんとなくよくわからない感が強い展開でしたが
最後にあぁそうなの~~って感じで。
よく身内にあんなに切り込めるなぁと不思議には
なりましたが。

助手の女性がナイスキャラでしたね。
伯朗さん、わかりやすい人。

タイトルの危険なビーナス、確かに危険だわ。


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東野圭吾「恋のゴンドラ」

2019年11月04日 20時32分13秒 | reading
恋のゴンドラだから、白銀ジャックとか疾風ロンドの
続きかと思ったんだけど。
東野圭吾だから安心して買ったんですけど。

なんか若い男女のゴチャゴチャした話でした。
年齢的にもみんなでスキー場に行くとか
なかなか共感できないし、浮気男の話なんて
おもしろくないし。

買うときはあらすじも読まないといけないのかな~。


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池井戸潤「陸王」

2019年10月31日 20時57分26秒 | reading
700ページ超の大作。
なかなか読みごたえがありました。
文庫になってくれたので、ようやく読めた一冊です。
しばらく読書をセーブしてたから余計に
楽しめたかも。

ドラマは見ていませんでした。
やっぱり本で読む方が好きかなぁ。

今回も大企業vs零細企業、そこに銀行がからむ展開。
しかし池井戸さんはムカつく相手を上手に書きますよね。
嫌な奴であればあるほど、やっつけたときの快感は
大きい。

老舗の足袋屋が新規事業に挑戦。
難題に立ち向かいながら、仲間を増やして進んでいく。
やっぱり読んでてドキドキするし、問題を克服する
ときはワクワクする。
同じ中小企業に勤める者としては、ついつい
肩入れして読んじゃう。
こういう仕事の仕方ができるといいよね。
社内でも取引先とも信頼感のもとで仕事がしたい。

最後、業務提携を受け入れるあけみさんの言葉には
グッとくるものがありましたね。


読み終えてからドラマのキャストを確認。
宮沢社長:役所広司
宮沢大地:山﨑健人
茂木:竹内涼真
飯山:寺尾聰
村野:市川右團次
あけみ:阿川佐和子
坂本:風間俊介

小原:ピエール瀧
佐山:小藪千豊
御園:松岡修造

なるほどねー。
役所広司と竹内涼真が出ている印象は
あったので、配役はそうかな~と思って
ました。ビンゴ。

ピエール瀧も出てたんですね。
へぇ~。。。

そういえば、リトグリちゃんはこのドラマで
ジュピターを歌ってたんですよね。
ここからさらに大きくなったんだね~。


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原田マハ「ユニコーン」

2019年08月18日 19時29分45秒 | reading
ジョルジュ・サンドという名前は初めて聞きました。
サンドは知らなくてもショパンやリストは知っている。
そういうつながりがあったんですね~。

史実をもとにしたフィクション。
ジョルジュ・サンドの遺言、どこまでホントの
話なんだろう?
ただただ、不思議な雰囲気のお話でしたね。
ポーリーヌ、ブサック城、そしてタピスリー。

このタピスリー、日本に来ることはあるのかな?
フランスに行けば見られるのでしょうが、
よければ一度日本に来ていただければ。
マハさんの力で。
一度生で見てみたい。


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有川浩「だれもが知ってる小さな国」

2019年08月12日 23時44分02秒 | reading
なんか読んでて、心が清らかになるお話でしたね。
有川さんらしい気持ちのいい読後感。

コロボックルのお話ってよく知らなかったけれど
子供のころに読んだらもっと違う感情になった
のかしら?
でも大人になった今読んでもコロボックルに
会いたくなりますね。
ヒコとヒメ、それぞれコロボックルに出会い、
実はお父さんもおじいちゃんも。
ステキな家族です。

はち屋のお仕事も知らなかった。
季節によって全国を渡り歩くなんて、今でも
そういう方々いるのかな。

ちょうどマツコの知らない世界でもハチミツの
話やってたし、はちみつ屋さんにでも行こう
かしら。
素敵な出会いがあるかも??


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原田マハ「たゆたえども沈まず」

2019年07月30日 18時27分03秒 | reading
今回もマハさんのど真ん中のアート小説でしたね。
昨年の本屋大賞にもノミネートされたこの作品。
かなり興味深く読ませてもらいました。

主役はフィンセント・ファン・ゴッホとその弟
テオドルス、そして日本人画商の林忠正と加藤重吉。
史実とフィクションが入り混じる絶妙な物語。
惹き込まれましたね~。
兄弟間のいろんな想い、日本人から見た想い、
いろんな視点で見ていたら感情が忙しかったです。

これからゴッホ展が始まるという時期にこの
一冊を手にするなんて、なんだかお導きが
あったような気がします。

しかもゴッホの命日に読み終わるなんてねぇ。
ゴッホはもちろん名前を知っていたけれど
こんな壮絶な人生を歩んでいたとは知りません
でした。
短い生涯だったんですね。

すべてを読み終えてから、もう一度頭に戻って
最初の章を読み返してみたら、結構ゾクゾク
しました。
そういうことだったのかぁ、って。

原田マハさんの本と出会って、本の楽しさも
今まで以上に感じるようになったし、絵画や
美術にもだいぶ興味がわいてきました。
文化的な人間になってきたかなぁ?

今からゴッホ展が楽しみですね。


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原田マハ「サロメ」

2019年07月23日 12時55分54秒 | reading
サロメ、こういう話だったんですね。

聖☆おにいさんの中で、少しネタで出てきた
気がするけど、そのときは何もわからず。
今回この本を読んで理解できました。

お話に出てきたオスカー・ワイルド、
オーブリー・ビアズリー、
実在の人たちなんですね。

アルフレッド・ダグラスとかサラ・ベルナールも。
ビアズリーの姉メイベルの存在はどうだったんでしょう?

アート作品でありながら、いつもの感じとは
ひと味違う色合いに仕上がっていたように思います。
おもしろかったのはもちろんなんですけどね。
メイベルの想い、力がなんか怖かったなぁ。
策士策に溺れるって感じでしょうか。

サロメ、舞台でも観てみたいなぁ。。。


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