言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「夜舟」と「北窓」

2013-09-22 09:16:28 | 販売促進コンサルタントの日記


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


秋の花粉症でしょうか、ここ2、3日、鼻がむずむず。
朝晩にちょっとくしゃみが出ます。
気温は高めですが、朝晩は涼しくなりました。
しかし昨日は湿気も高かったようで、昼間納戸の整理をしたら、結構な汗をかきました。
そうして着なくなったスーツを捨てる決心をしました。
着られなくなったのに、やはり後生大事に箱に入れていたのが4、5着出てきました。
他にはセーターやら何やら、重衣料専門に整理して、ちょっとすっきりと、と寂しさ感。


昨日はその後、スーパーに出かけましたが、3連休の初日なのに、結構混んでいました。
わたしの前にレジに並んでいた70歳以上の女性は、半額になった高級そうな牛肉を3パックと、他にも大きな同じ牛肉のパックを買っていました。

へ~え、豪華だなあと感心しましたが、多分お彼岸で帰ってきている家族がいるんでしょうね。
数人分という感じでしたから。

いいなあ、すき焼きか、今夜は。
わたしん家? かき揚げ丼でしたよ、何か?
つゆダクにして、うまかったなあ!

それにしても、そのスーパーのその時間(午後4時過ぎ)、お客様が5台ほどのレジに、店内カゴにみなさんほとんどいっぱいに満たした商品を持って並んでいました。


お彼岸なので、おはぎもたくさん棚に並んでいました。

さてこのおはぎ、春にも“おはぎ”と書いて売っている店が、大手になるほどお多かったように思います。
どちらかというとやはり季節感のある“ぼたもち”として販売してほしかったですね。

まあそのなめには諸説あるので、いちがいに“ぼたもち”にしろとは言いませんが。
大手の横暴(?)で、勝手にそのように変えないでほしいなと思いませんか?

なぜ“ぼたもち”でなくて、“おはぎ”なんでしょうか。
わたしなりに解釈してみると、何か“ぼたもち”という語感がよろしくないというのかなあ、という感じがします。

でも諺は「棚から“ぼたもち”」とは言っても、「棚からおはぎ」とは言わないですよね。


でトリビアな知識ですが、蘊蓄をひとつ。

この餅をあんこで包み込んだおまんじゅう、春と秋以外にも、夏にも、冬にもその呼び名があります。

夏は「夜舟」と言います。“よふね”。
冬は「北窓」です。“きたまど”。

なぜ?
その意味とするところは、両方とも同じような語源です。

“ぼたもち”の餅は、普通のお餅のように粒を残さずしっかりと突き上げるのではなくて、粒を多く残すようにしていますので、お餅をつくときのあの「ペッタン、ペッタン」という音が出ないんですね。
ですから隣りにその音が聞こえないので、“搗き知らず”から“月知らず”というしゃれで、夜は暗いので、舟がいつ岸に着いた(搗いた)のか知らない、というところから「夜舟」になったということ。

冬の「北窓」は、同じようなことで、月を知らない、つまり月が見えないというところから、じゃあ北の窓だなということ、らしいです。

昔の人は言葉遊びに関してはとてもしゃれていましたね。


この言葉遊びは、商品のネーミングの際にとても役に立ちます。
商品のネーミングにはちょっと遊び心があった方が、買う方も楽しいですよね。

しかし決して安易に「○○君」とか「△△ちゃん」などといった、ばかばかしいネーミングはやめましょうね。
機械にそういうネーミングがされていると、わたしはその企業の品位を疑ってしまいます。

ネーミングした社長がとても得意げに語っているようなときにも出くわしますが、あまり“みっともいい”ものじゃありません。

草刈機の草刈正雄、などは許せますけど。


それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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