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言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

商店街の人たちの怠慢ぶり

2011-04-05 08:46:52 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

一昨日の商店街散歩の続きになりますが、たまたま行った日は、月1回あるイベントの日でした。
その商店街は長さ200mもない小さな商店街で、真ん中にあるお寺を中心に広がっています。

通りの真ん中に古本屋さんやクッキー、産直野菜などの露店が出て、お寺の門前ではアマチュアバンド(?)がポップスを歌っています。「レット・イット・ビー」や「さくら(独唱)」などが流れていました。

それはいいんですが、中には普段は営業しているのに、その日は閉めている店もあります。日曜日がたまたま定休日なんでしょうが、それにしては足並みが全然揃っていないなあという印象です。
出ている露店も、お客様が少ないせいか、いまいち意気が上がらず、なんだか仲間内でものを買っているような雰囲気。

何のための月一のイベントなんでしょうか。
ただそういったイベントが決められているために出ている、というだけのような感じです。
もちろんたまたま足を運んだところが月一のイベントの日だってことは私も知りませんでした。
だからほとんどの人は知らないといっていいのではないでしょうか。

ほとんどの人が知らないというのは、商店街の人たちの怠慢です。市の広報に載せてもらうなり、地元の新聞に必ず取り上げてもらうように図ったり、商店街の店の前にも、「毎月3日は◯◯◯」と書いたポスター(小学生なんかに描いてもらったものでもいいんです)を貼るなりして、盛り上げる工夫が全然されていないようでした。

さらに道を挟んだ隣りの商店街(組合が違うだけです=お客様にはまったく関係ないこと)との連携もなく、その小さな商店街だけでやっていたって、さびれるだけです。

さらにひどかったのは、その隣りの商店街。
そこは昔は市内で一番にぎやかな中心商店街でしたが、今や半数以上の店がシャッターを閉じた典型的なシャッター通り商店街ですが、今やそれも通り越した限界商店街と言っても過言ではないような、惨憺たる光景をみせています。

人通りもほとんどないといってもいいでしょう。
日曜日のお昼時です。商店街の重鎮のようなどっしりとしたいい体格の年寄りがふたり、連れ立ってそば屋さんに入っていく光景を見ましたが、その人たちの顔つきからは、その商店街が内包している危機感がまるでなかったように感じられました。
もしああいった人たちがまだ支配しているのなら、本当に終わりでしょう。

妻は陶器が好きなので、陶器の店があったら必ず立ち止まって見ているのですが、ある店では店の外に出ている陶器にほこりがたかっていました。いくら特価品だからといって、商品にそれはないでしょう。さらに手に取って見ていると、中から店主らしい人が説明に現れました。しかしその人はまったく普段着に見えるジャンパーを羽織っていました。お客様の前に出る服装じゃないなと思いました。やはり陶器屋さんだったら陶器屋さんらしい、お客様の前に立つ服装をしてもらいたいなと思います。
別によそいきを着ろというのではなく、お客様の前に立つのならやはりこざっぱりとしたそれなりの服装も必要ではないでしょうか。そういったところの自覚もあまりないんですね。

この商店街の話はまだ続きそうですが、今日はこれまでに。

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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