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言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

目次ページが多すぎない?

2013-06-28 08:53:07 | 販売促進コンサルタントの日記


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨日、起きがけにはまだ雨が残っていたのですが、その後しばらくは曇り空が続いた後、午前中にはいっぺんに上空の雲がなくなり、快晴になりました。
そうなるともう真夏の陽射しが照りつけましたが、湿気が少なく、気持ち良く過ごせました。
今朝はまた曇り空です。
このまままた、雨に向かうのでしょうか。
それほど気温も高くなく、今のところはちょうどいいという体感温度です。
湿気がもう少し下がってもいいかな、ぐらい。


さて、わたしは自分で仕事を始めたあたりから、やはり参考のためにと、いろいろなビジネス書を手に入る限り読むようにしていますが、いろいろ読んで気になることがひとつあります。

それは、ビジネス書、それもハウツー本に多いのが、やたらと目次ページが多いということです。

購入者、読者は、この目次の分もお金を払っているわけです。
だいたい200ページ近い本では、10ページから、ひどいものでは15ページ近くもあるものがあります。
2ページで1章になっている構成のものに多いですね。

はっきり言って、わたしに限ってかどうかは分かりませんが、わたしは目次なんか見たことがありません。
「はじめに」とか「まえがき」というページは読みますが、つぎの目次以降は飛ばして、すぐに本文を読み始めます。

飛ばすためにどんどんめくっていくのですが、本当にいつまで経っても(というのはもちろん大げさですが、いい加減にしてくれよというのはたくさんあります)本文に行き着かないのもあります。

なぜそれほどたくさんページをとっているのかと言えば、目次の文字のポイントが大きいからという単純な理由からです。

で、先日紹介した『憂鬱でなければ仕事じゃない』ですが、この本の目次ページは4ページです。
中ページは6ページで1章ですので、目次はたくさんになるはずですが、ポイントを小さくしているので、それで収まっています。
これぐらいが、目次にとるのには妥当なページ数ではないしょうか。

目次というのは、最初読むときは、はっきり言って必要ないと思います。
もう一度あの部分を読みたいと思うときに、目次が必要になるぐらいなものです。
だからそんなにポイントを大きくしなくてもいいはずなんですが。

じゃあなぜ? 
もちろんページ数を増やすためでしょうね。

本を印刷する場合は、8ページとか16ページ分ずつ一度に印刷します。
ですから内容によっては、1、2ページ分多い原稿になった場合は、ポイントを小さくしてページ数を減らすか、逆にポイントを大きくしてページ数を多くするかです。
そうしないと白紙部分が出てくるからです。
もうひとつは(多分ですが)、目次ページを増やすかでしょうね。

よく文庫本なんかを見ると、巻末には文庫リストなどがよく掲載されていますが、中途半端に切れている場合が昔はよくありましたが、それはそうした紙の枚数に合わせた調節だったのですね。

今ではそれが巻末での調節ではなくて、目次のページ数や、本文のポイントで調節するのが主流になっているのではないでしょうか。

もちろんわたしは出版関係には携わったことがないので、上記はわたしの推測ですが、一応印刷には携わった経験がありますし、32ページ物とか、64ページ物などの小冊子をたくさん制作した経験からいうと、小冊子を制作する場合は、まずページ取りから始めますね。

小冊子は最低では4ページから始まりますが、後はその倍数でのページ取りになります。8ページ、16ページ、32ページ…………というようになっていきます。その数のページ数が紙を無駄にしないページ取りなんですね。

1、2ページ分ぐらいなら本文のポイントを減らせばいいののいと思いますが、それもそうはうまく行かないんですね、最近のビジネス書は。
小説などではある程度ひとつの章が長く続くので、その調節でページ数を調節することができますが、ビジネス本のように、ひとつの章が1、2ページの場合はどうしようもないんですね。

だからその分、目次部分のポイントを上げてページ数を調節しているのではないでしょうか。
(これはわたしの個人的な論理でしかありませんので、もしこれを出版関係の方が読んでいただいているのでしたら、間違いを指摘してください。)


今日の文章のポイントは、ページ数の多少ではなくて、目次ページの多さを指摘しているということです。
できたらもっと少なくして、実質(本文)ページを充実させてほしいということなんです。

ぶっちゃけ言ってしまえば、目次ページを多くして本を高く売ろうというのは、せこいんじゃないのということです。

まるでそれは、中身は大したことはない、包装だけは凝った地方のお土産みたい

(出版関係からクレームが来そう? 読んでてくれてる奇特な方がいれば、ですが)

それでは、また明日。
さあ今日もがんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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