幸せになるための27のドレス

精神年齢が中学生でストップしてしまったキューピー。

23才の時、付き合っていた彼女に

「結婚式なんか、簡単に済ませちゃおうよ。」

と言ってどえらく叱られてしまった。

「あなたには、女の子の夢を実現させてやろうとか、

　私を幸せにしてやろうだとかゆー気持ちはないの？！！！！！！！

　つまり、人を思いやる気持ちがまるでないのね！！！」

その彼女の呪いか、はたまた別の女の子の呪いなのかは知らないが、

おかげでずっと結婚に縁がなく、現在このテイタラクなのだ。


さて、映画の話になるが、

主人公ジェーン（キャサリン・ハイグル）は今までに27人もの

花嫁付添い人（ブライドメイド）を務め上げている。

ウェディングドレス選びに付き合ったり、ケーキを注文したり、

式の料理を試食したり、欲しい物リストを作成したり、

何から何まで、花嫁を引き立てるために孤軍奮闘。

挙句の果てに、思いを寄せる社長（エドワード・バーンズ）を

妹に取られて、その式の準備にも没頭！！！？？？

ちょっと待て、

若い頃の京マチ子似のお姉さん！あまりに

自尊心を傷つけられることに無頓着すぎますよ。

映画のお話とはいえ、このままストレスを溜め込んでいけば、

いずれ精神病になること間違いなしと気を揉みました。

妹が、あのやってはいけないこと（まだ映画を観ていない人のために気を使っているんにゃ）

をしていなかったら、

現在、社長と妹は冷めた関係、あるいは離婚、

そして、社長とお姉さんが不倫！

それじゃあ、日本のお昼の連ドラじゃないですか～。


あのターニングポイントあればこその現在の幸せですよ。

危ういものですよね、幸せって。

ちょんちょん。


P.S.

花嫁が父親に付き添われて式場に登場する瞬間の、花婿の幸せ一杯の笑顔、

ジェームズ・マーデンの演技ではピンと来なかったな。

決して彼の演技力を批判しているわけじゃいんですよ。

何でだろうな？

そうか、キューピーにはカンケーないことだからだ。