キューピーヘアーのたらたら日記

ガンバレ日本!!!TB&コメント大歓迎♪

『かもめ・ワーニャ伯父さん』 チェーホフ

2019-12-01 16:54:47 | 
『かもめ』の中に出てくる劇中劇がとても気に入りました。 劇中劇というのは、映画の予告編のように 最大限かっこよく出来てるから、 得てして本編より気に入るというのはよくある話。 どんな劇かというと、 今から20万年後。 (湖のほとり、月は地平線を離れ水面に反映している。) すべての生物が死に絶え、 霊魂だけが溶け合わさってひとつになり、 それがわたし。(白い衣をまとった美女) . . . 本文を読む
コメント

『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』 村上春樹 安西水丸

2019-11-07 13:36:43 | 
肩のこらない、村上春樹のエッセイ集。 「あっ」という間の短い一生の中で、 こんなにも深く一人の作家と向き合えたことを 神に感謝。 書く文章も何となく似てきた、 と自分では思ってる。 村上春樹が感じるように感じ、 村上春樹が考えるように考える。 もはや、村上春樹は僕の血と肉だ。 まねできないのは、そのタフさ。 仕事熱心さ。 このエッセイ集も本編のあとに、 『おまけ』、 . . . 本文を読む
コメント

『海辺のカフカ』 村上春樹

2019-10-13 17:14:28 | 
まずは、生涯に村上春樹の代表作を2度 読み通すことができたことを祝したい。 僕は、この『海辺のカフカ』が最高傑作だと思っている。 『1Q84』もよくできた小説だったが、 ちょっとスノビッシュに流されてしまった。 主人公は村上春樹の分身と言っていいだろう。 15歳の少年。 世界で一番タフになろうとしている少年。 村上春樹らしい。 そうか、タフになることが氏の命題だったのか。 . . . 本文を読む
コメント

『村上朝日堂の逆襲』 村上春樹 安西水丸

2019-08-27 15:20:40 | 
この本は、「週刊朝日」に1985年4月から1年間 連載されたエッセイをまとめたもの。 おなじみ安西水丸画伯のとぼけたイラストが 各篇に1枚ずつ掲載されている。 この本も再読だったが、内容は全く記憶になかった。 まあ、さして毒にも薬にもならない本なので、 それはそれで致し方ない。 エッセイの内容からだけで想像すると、 春樹氏は随分と安穏とした日々を過ごしているかのようだが、 氏 . . . 本文を読む
コメント

『結婚式のメンバー』 カーソン・マッカラーズ 村上春樹訳

2019-08-17 20:52:48 | 
アメリカ南部の田舎町に住む12歳の少女:フランキーは 退屈な毎日に倦み、 奇矯な行動で次々に周囲とトラブルを巻き起こす。 *---------- 読み終わるまでは、たいした小説じゃないな、 って思ってた。 12歳の少女の心理なんて関心もないし、 知ったところで僕が何かに応用できるというわけでもないし、、、。 ところが、読み終えてみると、 従弟のジョン・ヘンリーや料理人のベニレ . . . 本文を読む
コメント

『村上朝日堂』 村上春樹 安西水丸

2019-07-27 20:00:19 | 
村上春樹の処女エッセイ集。 若い!!! 春樹さん、34才!!! 昭和の作品ですぞ。 JRじゃなくて国鉄とか言ってる。 もう、「僕には書きたいことがいっぱいあるんだーーーー!!」って感じ。 後年、あまり触れなくなったことも、この本には載ってる。 例えば、大学の専攻が映画演劇科だったこと!! 当然、みんな英米文学科出身だと思ってたよね。 それから、かなりの偏食だということ。 なんと . . . 本文を読む
コメント

『愛について語るときに我々の語ること』 レイモンド・カーヴァー 村上春樹訳

2019-07-24 14:35:23 | 
レイモンド・カーヴァーの短編集。 読むのはこれで3回目だが新鮮だった。 大雑把な位置づけとしては、 『頼むから静かにしてくれ』==>初期 『愛について語るときに我々の語ること』==>転換期 『大聖堂』==>後期 といったところだろうか、、。 以下、僕の感想を書いておく。 『ダンスしないか?』 家の前庭で家具を全部ガレッジセールに出している男。 2対あるナイトスタンドと . . . 本文を読む
コメント

『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』 河合隼雄 村上春樹 

2019-07-10 17:05:00 | 
これは、村上春樹と臨床心理学者の河合隼雄の対談集である。 時期は、平成8年ごろ。 村上春樹が『ねじまきど鳥クロニクル』第3部を書き終えて、 次作『アンダーグラウンド』にかかっていた頃だ。 『アンダーグラウンド』は地下鉄サリン事件被害者の聞き取り集で、 氏は臨床心理士と似たようなことをしており、 心底、河合隼雄の助言を必要としていたのであろう。 2人の対談の内容は高等過ぎて 坊主の念 . . . 本文を読む
コメント

『ねむり』 村上春樹

2019-07-04 16:03:01 | 
主人公は歯科医の夫と小学生の息子と3人の 幸せな家庭生活を営む専業主婦。 ある日突然、眠れなくなる。 昼も夜も意識がはっきりとし、 肉体も休息を必要としなくなった。 家族や病院に相談することもなく、 夜中、家族が寝静まった後、 ブランデーを飲みながら好きな小説を読む二重生活を始める。 村上春樹、渾身の力を注いだ短編小説。 出だしから読者をぐいとつかみ、 ラストまで引っ張って . . . 本文を読む
コメント

『バースデイ・ストーリーズ』 村上春樹 編訳

2019-07-02 16:21:52 | 
この本は村上春樹編集・翻訳による、 現代英米文学の中の誕生日にまつわる 短編小説を13篇収めたもの。 『ムーア人』  ラッセル・バンクス うらぶれた中年男がある夜、いきつけのバーで 30年前の恋人と再会する物語。 普通の人が一生の間に恋愛する相手の数は限られたもの。 人生の宝物のような出会いを大切に。 たとえ相手が80才のおばあさんでも。 『ダンダン』  デニス・ジョ . . . 本文を読む
コメント

『地球のはぐれ方』 村上春樹・吉本由美・都築響一

2019-06-22 21:56:50 | 
この本は「東京するめクラブ」 (隊長:村上春樹、隊員:吉本由美・都築響一)が 国内と国外の秘境を探検したレポートである。 吉本由美という人は僕はこの本で初めて知りました。 紹介文で「『アンアン』『クロワッサン』『オリーブ』などで 若い女性たちの圧倒的な支持を得た 伝説のスタイリスト」とある。 ふうん。 写真家・都築響一は昔図書館で『TOKYO STYLE』というでっかい写真集を見 . . . 本文を読む
コメント

『ラオスにいったい何があるというんですか?』 村上春樹

2019-05-25 19:38:47 | 
今日も飲んでしまった。 最近は毎日だ。 しらふでブログを更新しようと思ってたのに、、。 ま、いいか。 酔いも醒めてきたし。 この本は一昨日読み終わった。 本を購入したのは、出版されてすぐ。 (2015年11月) ずいぶんと時間がかかったものだ。 でも、あれだ。 村上春樹はいい。 読んでると、 日照り続きのあとの雨が渇いた土にしみ込むように、 言葉たちが僕の渇いた心を潤し . . . 本文を読む
コメント

『三毛猫ホームズの推理』 赤川次郎

2019-05-05 11:30:48 | 
推理小説なんて色もんだと思って、 ずっと読んでこなかった。 いわば別世界のものだった。 でも、いつも同じ世界にいるより、 たまには新ジャンルに斬り込むのもいいか、 と思ったのだが、結論は否。 僕にとって、殺人のトリックなどまったく興味なし。 そんなの、どーだっていいじゃん。 むしろ、殺人を犯したとき、 どのように心理が歪み人生が崩壊していくか、 みたいなことに関心があるのに、 . . . 本文を読む
コメント

『麦本三歩の好きなもの』 住野よる

2019-04-13 20:09:17 | 
⁂人はどこから老人になるのか? と、この小説には全く関係ないが、 キューピーには切実なお話。 いつまでも気持ちを若くしておかなければいけない。 気が若ければ何歳でも完全な老人ではない。 社会から無用にはされたくない。 と、ずっと思ってきた。 だから、壮年期から老年期に入る分岐点も 知らないでいた。 この小説を読んでみたのよ。 まるで小学生が書いたような文体。 天然主人公 . . . 本文を読む
コメント

『クッキングパパ』(1) うえやまとち

2019-04-04 22:41:15 | クッキング
世に料理番組、料理本、レシピサイトはあまたとあるが、 必要に迫られないとなかなか見る気になれない。 僕も、家の台所を任されて9年目。 年数のわりにレパートリーが少ない。 というか、いつもレシピを読みながら作っていて 応用が利かない。 適当な材料で適当に調理するということができないでいる。 そして、手抜き料理の誘惑に負けてしまう。 こんなことではいかん、 と最近感じていた。 そん . . . 本文を読む
コメント