1956年の録音。
ロリンズは当時25才。
花形プレーヤーだったクリフォード・ブラウンやマックス・ローチに
遠慮しているふしもあるが、
確かなテクニックに裏打ちされたセンスのいい演奏を披露している。
多分、この人はデビュー前から光るものを持っていたんだろう
というのが想像できる。
それにしてもいい音色だ。
死ぬ前に少しでもこの音色に近づきたい
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"JUST YOU, JUST ME"
Harry Allen All Star Quintet featuring Scott Hamilton
69分17秒、どっぷりとテナーサックスのお風呂に浸かることのできる
テナー好きにはたまらない極上のアルバムです。
この二人、(ハリー・アレンとスコット・ハミルトン)
ライバルとの共演とあって、
実力以上の力を発揮していま . . . 本文を読む
麻薬に溺れ、50年代を不遇の時代として過ごした
デクスター・ゴードン(ts)だったが、60年に復帰すると
以後アメリカ大陸とヨーロッパを行き来して活躍を続ける。
このアルバムは63年に当時パリに定住していた
バド・パウエル(p)と邂逅し、
共演を果たしたもの。
縦横無尽に吹きまくるゴードンのテナーが聴きどころだが、
7曲目ではバド・パウエルのゴージャスなピアノソ . . . 本文を読む
先日、ブックオフオンラインでハリー・アレンの
このアルバムが出品されているのを見つけて
ポチッとした。
今日、手元に届いたので
夕食後、コーヒーを飲みながら聴いてみた。
僕がハリー・アレンを知ったのは、
彼がスコット・ハミルトンとダブルテナーで共演した
"JUST YOU, JUST ME"のアルバムを聴いた時からである。
ジェントルで甘~~~~~い音 . . . 本文を読む
サックス修行を始めたキューピー。
お目当てはコルトレーンの演奏を聴くことだったが、
これはマイルスのアルバム。
コルトレーンはあくまでも脇役。
それでも、ほかのコルトレーンのアルバムでは
聴くことのできない尖がった演奏が聴けたのでよかった。
全体的にメンバー全員尖がった演奏をしている。
みんな若かったしね。
実力者ばかりの丁々発止の
歴史的名盤。 . . . 本文を読む
今朝、起きたら福井市に大雪警報が発令されていた。
外を見たら40cmくらいの積雪で、
これならサックスの練習に行けないことはないな
とも思ったが、
大事を取って家でおとなしく
コルトレーンを聴くことにした。
***COLTRANE TIME***
JOHN COLTRANE (ts)、KENNY DORHAM (tp)、CECIL TAYLOR (p)、
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変幻自在にサックスを操り、
微塵の粗もない。
ほんとに、どっこもケチのつけようがない。
BEAUTIFUl!!!!!!!!!!!!!
全4曲中、2曲をソプラノで吹いているが、
コルトレーンはソプラノサックスにおいても
ミスターパーフェクト。
まったく、
コルトレーンこそは
神の申し子である。 . . . 本文を読む
コルトレーンの音楽は年を重ねていくごとに
難解になっていった、
という知識は持っていた。
ブックオフでこのCDを手に取ったとき、
ジャケットの現代的なセンスで
コルトレーンの後期の作品であろうと推察し、
大丈夫かな?とも思った。
だが、ジャケットの裏を見たら比較的短い曲ばかりで
これならとっつきやすそうだ
と思って購入した。
夕方、お酒を飲 . . . 本文を読む
サックスの習得には独学は無理だろうと思って、
先生について習っている。
今日までに30分のレッスンを2回受けた。
先生から言われたのは、
やさしい息で長く吹き続ける練習をしなさい
ということである。
ところが、
初心者の僕は強く吹かないと音が鳴らない。
強く吹くとすぐに息が切れる。
4拍ぐらいしか鳴らせない。
慣れてくれば10拍以上鳴らせるそうだ。
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ジャマイカ出身のディジー・リース(tp)はロンドンで演奏していたところ、
アルフレッド・ライオンに認められ渡米し、
これは渡米後間もないころの録音である。
ディジー・リースは初めて聞いたが、
線が細いな、という印象を持った。
これが彼のスタイルなのかもしれないが、
音が弱くどこか自信なさげにも聴こえてしまう。
それとは好対照に
バックの3人が素晴らしい演奏を . . . 本文を読む
芸達者で、若いのに豊富なテクニック。
こんな弾き方もあるのよ、ほらこんなのも、
こんなメロディはどう?これもありでしょ?
と次から次に繰り出されるHiromi Worldに圧倒されっぱなしの69分21秒。
すごい人がいたもんだ。
きっとこれからも名作を数多く発表し、
ジャズの偉人になることは間違いないと思います。
**カフェ**
近頃は家に引き . . . 本文を読む
古き良き時代のジャズ、
Swing Jazzに食指を伸ばそうと思い
このCDを購入しました。
恥ずかしながらデューク・エリントンについては
あまりよく知らないので
珍しくライナーノーツを熟読しようかと思ったら、
廉価版なのでそれはついていなかったですう。
陽気で明るく楽しい音楽。
これこそ僕が求めていたものではないか?
という気さえします。
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はじめの3曲ぐらいは
山中千尋もいいじゃん。
なかなかやるわい。
ととても気持ちよく聴いていた。
でも、アップテンポの激しい曲ばかりが続き、
体力のない僕はもう疲れてしまい、
次第に音楽に耳を傾けているのが苦痛になってしまった。
もう少し全体の構成を考えて、
バラードとかをはさんで
リスナーが聴きやすいように配慮してほしかったな。
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曖昧なアドリブ演奏などみじんもない
100%計算しつくされた完璧な現代ジャズ。
Hiromi World炸裂のゴージャスなトリオアルバムです。
今夜はこのアルバムをチョイスして大正解だった。
圧倒されっぱなしの74分54秒。
このアルバムはジャズなんてあんまり聴いたことないわ、
って方にもオススメですよ。
豪胆にして美麗、
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久しぶりにベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番《皇帝》を聴いた。
今日は体調が良かったのかなんなのか、
今まで漫然と聞き過ごしていた箇所で
「あ!ここいい!!!!」
と気づくところが随所にあった。
あらためて、
ベートーヴェンってめちゃくちゃ偉大やん!!!!!!!!
って思った次第です。
**今日は衆院選投票日**
今日は投票にも行ったし . . . 本文を読む