SEX AND THE CITY

一昨年公開されたTHE MOVIEの１のほうである。

なんか女性の間で話題にはなったが、男性は観なくていいのよ、

みたいな空気を感じ今日まで鑑賞せずにいた。

その間に、「男性にはどこが面白いのか分からない。」という評と、

「男性でも楽しめる映画」という全く異なる評を小耳に挟んだ。


それで、SATC2も公開されたことだし、後者のほうに賭けてみたわけである。



うん

よかった。

脚本がこなれている。

張ってあった伏線が後のほうで次々とヒットする。

無駄がない。

女性たちが輝いている姿がいい。

キューピーはファッションには全くの無知文盲だが、

ファッションというものは元来が、

あまたいる同性のなかでの自己主張の手段、

異性に自分を認識させようという意図の元にあるもの。

だから、男性の僕が見たっていいものはいいのである。

それなりに楽しませていただきましたよ。


だけど、ここまできて言うのもなんだけど、

情けない男しか出てこないね。

多分、４人の40代女性を際立たせる手段なんだろうけど、

こんな男いないよ。

結婚式当日にマリッジブルーになるような決断力のなさじゃあ

社会的な成功を収めることは出来ないし、

聞かれもしないのに自分から浮気を妻に告白する男もいないよお。

相手はお母さんじゃないんだからさあ。


だから、「男性が見ても面白くない映画」って評も理解できるよ。

僕は楽しんだけどね。

キューピー元々おかまの気があるし。

あちゃ。




登場人物の中で、主人公：キャリーのアシスタント：ルイーズ役を演じた

ジェニファー・ハドソンが一番気に入りました。

『ドリームガールズ』でアカデミー助演女優賞は取ったものの、この先いい役がまわってくるんだろうか？

って気になっていたもんだからさあ。






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