キューピーヘアーのたらたら日記

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『おべんとう』 小西英子

2024-07-04 22:32:06 | 
お弁当箱にご飯をよそい、


おかずを一品一品詰めていく様子を描いた絵本。





母が作ってくれたお弁当に似ていたので



胸が熱くなった。














そう


こんなお弁当だった。




色とりどりで


いつも、イチゴかサクランボか


ほかのフルーツが入っていた。






中学の頃までは。












あれは、高校一年生の頃だったろうか、、、。





父が会社で



「部長さんのお弁当って、柄に似合わずいつも可愛らしいデスネ。」



とかなんとか言われたらしい。






体裁ばかり気にしていた父は



家に帰ると母に



「おい、弁当をもっと地味にしろ。」



と言ったらしい。







その翌日から僕たちの弁当まで


極端に地味になってしまった。





あるときは、



芋の煮物ばっかりの僕の弁当を見て



友人が



「お前の弁当はいっつもまずそうだな~~~~」


って同情交じりに言われたりした。












大人になってから妹にその話をしたら、



妹も母の弁当には閉口していたと同意した。







僕は高校卒業後大学の学食を食べたが、


3つ違いの妹は6年間もあの弁当を食べていたのだから、、、、。






父のわがままのために


子どもたちはやるせない思いをしなければならなかった。



部下に舐められたくない


って気持ちもわからないではないけどさ。







母はほんとはキャピキャピのお弁当を作り続けていたかったんだろうな。








まちがいなくそうだよ。







こんなの記事にしてごめんね。




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