『エリック・カールのイソップものがたり』 エリック・カール

絵も素晴らしいが、 原作のイソップ物語を少しアレンジした エリック・カールの文章も洒落ていて素敵だ。 彼の絵本とそれを読む子供たちへの深い愛情が感じ取れて 大人の僕もほんわか気持ちよくなれる。 この絵は切り絵だそうで、 下絵を塗った紙をパーツごとに切って 台紙に貼って完成させているようだ。 この手法を真似て 僕もなにか作ってみようか . . . 本文を読む

Y新聞の思い出

もう新聞は読まなくなったので 3年前に購読をやめた。 それでも、生活するのに古新聞が必要なときがあるので たまにコンビニで買って読むときもある。 40年前、 東京でアパート暮らしをしていた頃は、 しつこい新聞の勧誘員に悩まされたものだった。 あるとき、 A新聞の勧誘員が新聞をとってくれというので、 「もうとってるじゃないか」 と言うと、 再来年の契約をして . . . 本文を読む

美術手帳 2016年 12月号

雑誌はBOOK-OFFで買うに限る。 古くたってかまやしない。 時間の経過で価値を失う情報など はじめから意味がないのだ。 これは100円で買った。 読みごたえがあった。 若手芸術家100人の作品が紹介されている。 みんな斬新で奇抜な作品ばかりだ。 型や常識ばかりに縛られている我々には 実にうらやましい世界だと思う。 . . . 本文を読む

『石坂浩二のマザーグース』 絵：ブライアン・ワイルドスミス

絵本というのはけっこう高価だ。 主に対象は子供なのだから、 もっと安くすべきだと常々思っているのだが、、、、。 この絵本はBOOK-OFFで100円で手に入れた。 掘り出し物だった。 ぜんぜん痛んでないし、 88ページもあって、 綺麗な水彩画がどっさり載っている。 一枚一枚をじっくり時間をかけて見ていたら、 読み終わるのに随分と日にちがかかった . . . 本文を読む

Grant Green / I WANT TO HOLD YOUR HAND

母の介護を始めて10年になるが、 今日初めてショートステイを利用した。 今まで特に必要と思わなかったのだが、 母一人子一人。 もし僕に何かあったとき、 母の面倒を見てくれる施設を 作っておいた方がいいと思ったのだ。 それともう一つは TVなしの夜を過ごしたかった という理由だ。 何をかくそう QPはTVが大嫌い。 あんなもの、馬鹿製造機としか思っていない。 . . . 本文を読む

マーラー 交響曲 第3番 / サイモン・ラトル

マーラーがなんの制約もなしに 己の魂を解放させた真の名曲！！！！！ マーラーの3番を聴くのは一日仕事だ。 今日はじっくり腰を落ち着けて この曲を堪能することができて本当に良かった。 こんなこと、 人生の中でそう何回も体験することはできないと思う。 僕にも生活があるしね。 このラトルのマーラー交響曲全集には バーミンガム市交響楽団を指揮したも . . . 本文を読む

私の本棚紹介します。

本棚を見れば、その人となりがわかる と言われますが、、、、 Second Life関連の本がたくさんあります。 2007年のブームの頃に出た本です。 主夫歴13年になりますが、 いまだにレシピを見ないと作れないものばかりです。 料理本は手放せません。 英語は一生懸命勉強しましたが、 モノになりませんでした。 最近はすっかりご無沙汰です。 . . . 本文を読む

『僕って何』 三田誠広

あらすじ 田舎のF町から上京し大学生活をスタートさせた僕だったが、 親しい友達もできず孤独に悩んでいたところ ひょんなことから学生運動に加わり、 また先輩の女子学生と同棲生活を始める。 コンパクトな小説だがよく書けている。 学生運動の矛盾に苦悩する軟弱な主人公に 過去の自分を重ね合わせて楽しめた。 今思えば二十歳前後なんて まだ世の中を知らないひよっこ。 . . . 本文を読む