神話の国出雲／たもっちゃん編

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須佐神社にお参りしたあと、松江市内へ向かう。
「おそるべき出雲そば」麺通団という、あきらかに讃岐うどんのパクリの
ＨＰでリストアップした店に行く。

「大将、岡山から来たんだけど、おすすめは何？」とおっさんぽく聞く。
割り子そばとかつどんをオーダー、よくわからんけど美味しかったかも。

ミートショップきたがきが店を移転して、わかりやすくなってた。
かおりん、容子ちゃん、やっぱここのコロッケ、世界一やわ



松江城の周りにはお堀がある。
そこを巡る観覧船は、屋根つきで冬はこたつが置かれて楽しい。

普通のお城は立派な石垣を高く作るが、ここの城主はお金がなかったので
途中で積むのをやめたため、木が川面に生い茂り、ジャングル探検みたいな。

何度も船には乗ってるが、今回の船頭さん「たもっちゃん」は最高。
松江弁で案内をしたり、歌ったり、とにかくエンターティメントに徹していて
ずーっと笑わせてくれた。
今度行くときは、彼の出勤日にあわせて、何時間待っても彼の船に乗ろう。



降りるとき、私にだけそっとお土産をくれた。
しじみ貝で作った可愛いストラップ。
通常よりゆっくりお堀をめぐってくれて本当に本当に楽しかった。

これにて山陰旅行は終了。
海や基地や灯台や神社や守護霊や夕陽、降るような星空。
また来るよ、だんだん。（松江弁でありがとうだって）

神話の国出雲／ぽっぽちゃん編

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出雲大社のハトは私が知る中でいちばんタチが悪い。
何度もヒッチコック攻撃で泣かされてきたので、今回は泣かすことにする。

ゆっくりエサ（有料）を取り出し、チラ見せしながら歩く、走る。
じらされて熱くなったハトが肩にとまったのでエサを持ち変えると、
右手から左手へと「ユパ様、この子私にくださいな！」ナウシカ状態。

口移しで食べて欲しかったが、失敗したのでハトをくわえてやった。
さすがにびびって遠巻きになったので、次は「女体盛り」に変更。
寝そべって体の上にエサ置いたら、次々食べにきて嬉しい。



話し変わって、ハワイのハナウマ湾は禁猟区なので魚も鳥も人なつこいが、
スズメが私のランチの食パンをくわえて、ヘリみたいに上昇してびっくり。
重さに耐え切れず羽ばたきながら降下してきた。笑

アメリカ人が「それは君には重過ぎるよ」と英語でスズメをたしなめてた。

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出雲大社で神様にご挨拶してから、日御碕灯台へ。
イカ焼きがおいしい。２本食べた。
サンゴと貝がらで作ったかわいらしい風鈴を買う。



ここへ来るたび、ポール・ヤングの COME BACK AND STAY を思い出す。
いろんな思い出があるけど、訪れるたびに記憶を上書きされながら、
感動は積み重ねられて行く。の。

美保基地航空祭。

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整列してた楽団にそっと並んでみた。
今年は晴天、ブルーインパルスの白煙も青空に映えて素晴らしかった。



懇意にしてる職人さんに「明日航空祭がありますよ」と教えたら、
あの広大な敷地内で同じ場所にマットを敷いててびっくりの出会い。
たぶん宝くじの１等がバラ買いなのに１０枚全部当たるくらいの確率だ。
おやつをわけあったり、盗み撮りしあって楽しく過ごす。



航空隊気象班が大きなテル坊を作っていて、みんなが写真を撮る。
その様子をながめていた上官と下官の会話。
「これいいね、誰のアイディアなの」
「ハイ！佐藤さんが考えました」
「ほう佐藤君か、いいねえ」

聞いてた私も（ふうん佐藤さんか・・）と思いながら。
よく消防署が作るへんなオブジェと通じるものがある。時間あるんだな。



ブルー・インパルスの展示飛行でショーは終わり。
混むのがわかってたので、車まで戻って日陰で読書してのんびり。
車の列がなくなった頃に出発。

職人さん一家は私が車に乗るのをみて「すぐ出たほうがいいんだ」と錯覚、
難民キャンプ以上の渋滞を経験したらしい。
教えてあげればよかったな。



会場で骨髄バンクのドナー登録をしてきた。
いろんな登録をして、どうしようもない私が何か善を残せるよう計画中。

HOLIDAY （GREEN DAY でも MADONNA でもOK）

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美保基地航空祭前日、弓ヶ浜で遊んで（砂に書いたラブレター・てか）
いつものお宿「まつ屋」に泊まる。

ここに前泊して翌朝基地（すぐ近く）、というのが毎年の定番。
まつ屋の食事は相変わらずゴージャスというかテラ盛りというか。

なっちゃんはポニーテールに白いピタＴで、相変わらずかわゆかったよ
ロッキー（わんこ）も餌付けして、仲良しになったよ。



海辺の木陰で水平線をながめながら、黒生をグビっ。
なんにもしないＨＯＬＩＤＡＹ、それが最高のバカンス。
大人になった（もしくは年をとった）もんだなあ。