ふと マハチャイ。

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ＦＡＣＥＢＯＯＫに見知らぬ名前があった。
ドバイの王子様とかいろんな人から友達リクエストがあるので無視していたが，
ふと気になる写真が会ったのでクリックしてみたら，タイのオカマちゃん友達だった。

お互いＦＡＣＥＢＯＯＫはおろか情報の交換もしていないのに，なぜかつながった。
メールしてみたらむこうも驚いていた。
最初に出会ったときは，お店を持つためにエアロビや観光客案内のバイトをしていた。
次に会ったときは，屋根もない露店で美容院をやっていた。
次に会ったときは立派な建物で美容院とオーダーメイドのタイ衣装の店をしていた。

これがすごく私の人生を変えた出来事で「夢は思えば叶う」と今に至るわけで。

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で，ふと昨年行ったタイ旅行の目的が「いろんな交通手段を経験する」で，
列車の旅を経験したことを思い出した。

到着駅は「マハチャイ」漁港があり，１時間に１本のローカルライン。
観光客は来ないので，昔のタイそのまま。

テレビの「世界の車窓から」で見たことがあるので，行ってみた。
モノレールやなんやを乗り継いで川向こうに始発駅があるのだが，
モトサイ（バイクタクシー／交渉制）に「駅行きたいけどいくらくらい？」と聞くと
「歩いたほうが安いよ，ここまっすぐ行って左ね」だって。

ぼったくりも多いけど，私はわざと値切って，チップとして彼らが提示した額を払う。
そうするとタクシーもバイタクも喜んで「電話して！またよろしく」と名刺をくれる。
そういう国なのよ。可愛らしい。

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で，マハチャイ。１時間少しの電車で１０Ｂ。　３０円だよ？
時間待ちに屋台で飲食や買い物をしても現地価格で，すまなく思うほど。







列車は家や手入れされていない樹がたまに顔にあたる（笑）くらいギリギリにあってね，
乗客は買い出しや仕入れの人でいっぱい，果物や野菜が詰まったズタ袋からいい匂い。

ディーゼル車が駅構内に入ると，「線路の上に並べた市場」がゆっくり移動を始める。



線路の外にも上にも店を開いて，列車が来たらよける。
次の発車時間まで，また商品が戻される。　いろんなスパイス，生き物をさばく人，
生の果物を目の前で絞ってビニールに入れる人，ここで生きるチカラを深く感じました。

どこで食べてもハズレはないけれど，とりあえず麺を食べてみる。全乗せで４０円くらい。
どんな組み合わせがオススメか聞いて頼むと，地元民が珍しがって話しかけてくる。



あとから調べたら，真っ白い塩田が見渡す限り広がる「白い海」があったのね。
行けばよかったな。　次はもっと南，もっと北，もっと東，西へ行ってみよう。

１日中水上バスに乗ってる日もあったし（どこまで乗っても同じ価格なので観光スポットめぐりになる）
地下鉄や高架鉄道，モトサイも経験して，すごく良い旅でした。

まあ関空到着前に車全損や学校入学取り消し（連絡取れず）あったんですけどね，わははは。
懲りずにまた行くぜ！　卒業旅行の話も出てるしね・・