「そうそう、楽器始めた当時はいつもこのスタジオで練習してたんだっけなぁ、もう20年も前かぁ」「いやいや30年です」
とても懐かしい宇都宮のスタジオ「アコースティック」さん。寄って行きますか?と仲間が言ってくれて、先ほどお邪魔させていただきました。
楽器初心者の時もここ、いろんなバンド始めたのもここ、亡くなってしまった彼と知りあったのもここ。
たっくさんの思い出箱です「アコースティック」。
20代半ばから30代全部の16年間、本田に努め暮らしていた街、宇都宮は私にとって第二の故郷です。
サックスという楽器、音楽に出会った街でもあります。
当時、盛んにバンドをやっていた仲間の突然の訃報に、昨日今日と2日間の宇都宮でした。
まだ本当に若かった彼とのお別れはとても悲しく、55の息子を亡くされたお母様、、お声がけした時に「悔しいねー」と泣き崩れられるお姿。。。刻まれます。
住職のお言葉にあった、「故人はもしかしたら東京オリンピックを観たかったかもしれませんよね?これから生きていく皆さんはそういった思いをシーンごとに浮かべ、一瞬一瞬を大切に生きてください」は、沁みるものでした。
第二の故郷、宇都宮を訪れ、当時のバンド仲間たちと懐かしい話をする。
でも、宇都宮に来る時は悲しい理由で。。。ということが続いてしまいました。
「今度は楽しい理由でまた集まりたいね」と語り合い、これから帰路につきます。