シドニーの観光の出発点といっても良いような港、サーキュラーキーと呼ばれる港からフェリーに30分ほど揺られるとワトソンズベイというところに着く。
ここは、シドニー湾の南側の端っこにあたるところで、岬のようになっている。
この岬のくびれ目は、GAPとよばれ、シドニー湾と南太平洋が両方望めるようになっている。
で、今回は、この岬の先っぽ、サウスポイントからシャークベイと呼ばれるところまで歩いてみよう。
と、いうわけでおっさん3人で9:15のフェリーでやってきた。
今回のコースは、ガイドブックでは、約2時間のコース。
帰りのフェリーは、ノンストップで帰るので25分くらいだが、行きのフェリーは、ダブルベイ、ローズベイに止まっていくので40分くらいかかる。
着いた港からそのまま5分ほど坂をのぼっていくとすぐにGAPへの入り口で、間違えようもないのだが、ここで間違ってしまうからたいしたもので、ワライカワセミがたくさん鳴いて飛び回っているのに気をとられ、
”おっ、すげーすげー!”、”なんか、はでなオームみたいなんもおるぞ!”、”なんや、あの変てこりんな木は?”
てなことを言ってると、いきなり、立ち入り禁止の軍事キャンプみたいなところに出てしまった。
”ありゃりゃ、こりゃ、あかんわ” と、言いつつひきかえし、適当に枝道を歩いていくとなんとか通常の観光コースに出た。
”おぉ~、絶景、絶景” と、満足して時計を見るともう1時間ばかりたっている。 まだ、五分の一も行っていない。 これでは、先が思いやられる・・・。
先を急いで、20分ほど歩くと、なかなか快適そうなビーチに出た、ここで少々、磯を眺めてみると、見た事ないような海草やら貝やら梅干イソギンチャク風の奴などなかなか飽きない。 泳いでも見たいが、ちょいと寒いのと、時間が少々気になるのとで今回は泳ぐのは、あきらめた。
さらに海沿いに北上すると、レディーベイという所にちっちゃなビーチがあった。 注意書きの看板によると、ここはヌーディストビーチのようなのだが、きれいなお姉さんは、残念ながらおらず、じいさんが海に向かって仁王立ちしていた。 なぜか、帽子だけはかぶっていて、いささかチンケな格好。
”あのおっさん、なにしとんやろか?” ”やっぱ、自慢したいんちゃうか?" ”いや、日光消毒しとんやで・・・?” などと、あいかわらず、口は悪い。
ちなみに看板の注意書き、 ”ビーチでは、はだかでもいいけど、他んとこはだめよ。" と、書いてあった。
さらに進むと岬の先っぽに出、紅白のはでな灯台が建っていた。 また、第一次大戦のときの砲台あとなんてのもあったけど、こんなとこまで誰が攻めてくるんだろね。
とりあえず、先っぽまできたのできた道を引き返す。 もう、この時点で2時間をはるかに過ぎてしまっている。
いったん、ワトソンズベイの港に戻って、昼飯でも喰おうということになったのだが、どこも満杯の人でなかなか飯が食えない。
しかたがないので、先に進んでどこか空いてそうな所で食べようと言う事で先に進むのだが、そこで、ガイドブックをチェックしていた友人がはたと止まった。
”あっ! どっかでナントカビールというのが飲めるはずやぞ! 過ぎてもたんちゃうか?!”
”えっ、なんや、なんや” と、いいつつガイドブックをチェックすると、”ワトソンベイホテルでAl-Fresco Beerが飲める" と、書いてある。
何だかわからないがビールは、はずせない。 よくよく見ると港のところにあるはず。
なんとか、ワトソンベイホテルを見つけて聞いてみると、”それは、こことちゃう、その通りの角を右に曲がったところや” と、教えてくれた。
”あぁ、ドイルズって言う店か?” って聞いたら、 ”そうやけど、ここいら全部ドイルズやで、あそこもドイルズ、この店もドイルズ、ここいら、みぃ~んな ドイルズや。” とのこと。
とは、いうものの、そんなに簡単に会話ができたわけではなく、じつは、このAl-Frescoというのがぜんぜん通じなくて、結局ガイドブックを見せて、”これこれ” と、言う始末。
どうやら、”アル-フレスコ” ではなく、”アル-フレェスコゥ” と、言わないといかんみたい。 あ~、背筋かい。
で、その教えられたとこに行ってみると、やっぱ、満員でどうしようもない。 だいたい、入り口で長蛇の列になってしまっている。 このままでは、ビールにありつけないがどうにもならない。
仕方がないので、さきほどのワトソンベイホテルに戻ってそこのビールでも飲む事にする。 結果、飲んだのが”Tooheys"と言うビールのドラフトなのだが、僕は、”トゥーヘイズ” と発音していたのだが、これがまた、ぜんぜん通じない。 後で聞いたら、通じないわけだ。 これは、”トィーズ” と、発音するらしい。 これをはじめから ”トィーズ” と、発音できる奴は、つわもんやなぁ~。
で、ビールを飲んだらお定まり。 後はどうでも良くなっちゃって、時間も4時間をとうに過ぎちゃって、 ”ま、後は、また今度にするか?!” と、意見が一致して、今回は、フェリーでかえることに。 というわけで、予定の行程を四分の一くらいで終了とあいなった。
まったく、このいいかげんさは、世界中どこに行っても変わらないようだ・・・。
っと、ここで、また、大恥情報!
アルフレスコというのは、ビールの固有名詞ではなかった。
あはは、
アルフレスコというのは、調べてみると、”戸外で” と、言う意味らしい。
と、言う事は、
戸外で飲めば、どんなビールでもアルフレスコというわけ。
つまり、ガイドブックに書いてあったのは、
”ワトソンベイホテルでビールを買って、テラスで飲んだら、こりぁ、たまらんよ!”
ということでした。
いや、まったく、いつもの事とはいえ、われながら、お粗末!!
ここは、シドニー湾の南側の端っこにあたるところで、岬のようになっている。
この岬のくびれ目は、GAPとよばれ、シドニー湾と南太平洋が両方望めるようになっている。
で、今回は、この岬の先っぽ、サウスポイントからシャークベイと呼ばれるところまで歩いてみよう。
と、いうわけでおっさん3人で9:15のフェリーでやってきた。
今回のコースは、ガイドブックでは、約2時間のコース。
帰りのフェリーは、ノンストップで帰るので25分くらいだが、行きのフェリーは、ダブルベイ、ローズベイに止まっていくので40分くらいかかる。
着いた港からそのまま5分ほど坂をのぼっていくとすぐにGAPへの入り口で、間違えようもないのだが、ここで間違ってしまうからたいしたもので、ワライカワセミがたくさん鳴いて飛び回っているのに気をとられ、
”おっ、すげーすげー!”、”なんか、はでなオームみたいなんもおるぞ!”、”なんや、あの変てこりんな木は?”
てなことを言ってると、いきなり、立ち入り禁止の軍事キャンプみたいなところに出てしまった。
”ありゃりゃ、こりゃ、あかんわ” と、言いつつひきかえし、適当に枝道を歩いていくとなんとか通常の観光コースに出た。
”おぉ~、絶景、絶景” と、満足して時計を見るともう1時間ばかりたっている。 まだ、五分の一も行っていない。 これでは、先が思いやられる・・・。
先を急いで、20分ほど歩くと、なかなか快適そうなビーチに出た、ここで少々、磯を眺めてみると、見た事ないような海草やら貝やら梅干イソギンチャク風の奴などなかなか飽きない。 泳いでも見たいが、ちょいと寒いのと、時間が少々気になるのとで今回は泳ぐのは、あきらめた。
さらに海沿いに北上すると、レディーベイという所にちっちゃなビーチがあった。 注意書きの看板によると、ここはヌーディストビーチのようなのだが、きれいなお姉さんは、残念ながらおらず、じいさんが海に向かって仁王立ちしていた。 なぜか、帽子だけはかぶっていて、いささかチンケな格好。
”あのおっさん、なにしとんやろか?” ”やっぱ、自慢したいんちゃうか?" ”いや、日光消毒しとんやで・・・?” などと、あいかわらず、口は悪い。
ちなみに看板の注意書き、 ”ビーチでは、はだかでもいいけど、他んとこはだめよ。" と、書いてあった。
さらに進むと岬の先っぽに出、紅白のはでな灯台が建っていた。 また、第一次大戦のときの砲台あとなんてのもあったけど、こんなとこまで誰が攻めてくるんだろね。
とりあえず、先っぽまできたのできた道を引き返す。 もう、この時点で2時間をはるかに過ぎてしまっている。
いったん、ワトソンズベイの港に戻って、昼飯でも喰おうということになったのだが、どこも満杯の人でなかなか飯が食えない。
しかたがないので、先に進んでどこか空いてそうな所で食べようと言う事で先に進むのだが、そこで、ガイドブックをチェックしていた友人がはたと止まった。
”あっ! どっかでナントカビールというのが飲めるはずやぞ! 過ぎてもたんちゃうか?!”
”えっ、なんや、なんや” と、いいつつガイドブックをチェックすると、”ワトソンベイホテルでAl-Fresco Beerが飲める" と、書いてある。
何だかわからないがビールは、はずせない。 よくよく見ると港のところにあるはず。
なんとか、ワトソンベイホテルを見つけて聞いてみると、”それは、こことちゃう、その通りの角を右に曲がったところや” と、教えてくれた。
”あぁ、ドイルズって言う店か?” って聞いたら、 ”そうやけど、ここいら全部ドイルズやで、あそこもドイルズ、この店もドイルズ、ここいら、みぃ~んな ドイルズや。” とのこと。
とは、いうものの、そんなに簡単に会話ができたわけではなく、じつは、このAl-Frescoというのがぜんぜん通じなくて、結局ガイドブックを見せて、”これこれ” と、言う始末。
どうやら、”アル-フレスコ” ではなく、”アル-フレェスコゥ” と、言わないといかんみたい。 あ~、背筋かい。
で、その教えられたとこに行ってみると、やっぱ、満員でどうしようもない。 だいたい、入り口で長蛇の列になってしまっている。 このままでは、ビールにありつけないがどうにもならない。
仕方がないので、さきほどのワトソンベイホテルに戻ってそこのビールでも飲む事にする。 結果、飲んだのが”Tooheys"と言うビールのドラフトなのだが、僕は、”トゥーヘイズ” と発音していたのだが、これがまた、ぜんぜん通じない。 後で聞いたら、通じないわけだ。 これは、”トィーズ” と、発音するらしい。 これをはじめから ”トィーズ” と、発音できる奴は、つわもんやなぁ~。
で、ビールを飲んだらお定まり。 後はどうでも良くなっちゃって、時間も4時間をとうに過ぎちゃって、 ”ま、後は、また今度にするか?!” と、意見が一致して、今回は、フェリーでかえることに。 というわけで、予定の行程を四分の一くらいで終了とあいなった。
まったく、このいいかげんさは、世界中どこに行っても変わらないようだ・・・。
っと、ここで、また、大恥情報!
アルフレスコというのは、ビールの固有名詞ではなかった。
あはは、
アルフレスコというのは、調べてみると、”戸外で” と、言う意味らしい。
と、言う事は、
戸外で飲めば、どんなビールでもアルフレスコというわけ。
つまり、ガイドブックに書いてあったのは、
”ワトソンベイホテルでビールを買って、テラスで飲んだら、こりぁ、たまらんよ!”
ということでした。
いや、まったく、いつもの事とはいえ、われながら、お粗末!!