ストラバイトSOS!

愛犬・愛猫の尿の中にキラキラ光る粒々(ストラバイト)が見えたらSOSです。尿のpHチェックに特許pHスティックをどうぞ!

排尿中の新鮮な尿の尿線カット(1)

2008年08月27日 06時49分19秒 | 犬・猫

 尿のpH検査と言って直ぐ思い浮かぶのは、コップなどの容器に尿を採取し、そこへpH試験紙を漬ける姿だと思います。会社員や公務員などが毎年1回、強制的にやらされる定期健康診断の一環として、トイレで使った白い紙コップが頭の中に刷り込まれいるせいだと思われます。
 動物病院の一部には、スポンジみたいなものに尿を吸わせて飼い主さんに持って来てもらうところも少なくないようです。ところが、容器やスポンジなどに保存された尿はアルカリ性に変性しがちだし、三重燐酸結晶が出現しがちなことは周知の事実です。
 これを嫌う動物病院では、来院した犬や猫の下腹部を青痣ができるくらい強く押し、膀胱圧迫により新鮮な尿を絞り出そうとしたり、あるいは膀胱に注射針を刺して直接採尿しています。見ちゃいられないほど、痛ましい光景です。
 でも、もうそんな無理はしないで済みます。特許pHスティックの柄は吸水しにくい厚紙で作られていますので、犬や猫が排尿中の新鮮な尿線を素早く瞬間的に横切ることができます。
 ジャージャーと尿を引っ掛け続けていると、pH試験紙に含まれているpH指示薬が流出してしまうため、瞬間的に接触させるのです。従来のpH試験紙では、鼻息がかかっただけで乾燥し、変色してしまうという重大な欠点がありましたが、特許pHスティックでは乾燥・褪色が著しく遅延され、風の吹きっさらす屋外でも犬の尿のpHチェックが可能になりました。そこが評価され、この技術は特許になったのです。
 昔ながらに、容器やスポンジに浸み込ませた古い尿を動物病院で検査してもらっている方々は、ぜひ特許pHスティックの便利さを試してみてください。我が子(犬・猫)の尿のpHチェックは自分でできる時代です。