■PWJが活動する気仙沼中学校を訪問
埼玉県議会議員選挙が告示された前日の3月31日(木)、東北自動車道と東北地方の主要幹線道路の規制が緩和されたことから、私は妻・山川百合子と共に気仙沼に入りました。彼女が県議会議員になる直前までスタッフとして働いた日本最大の国際人道支援NGO「ピース・ウィンズ・ジャパン」(PWJ)が被災者救済と被災地復興のために最初に活動を始めた気仙沼中学校を訪れるのが目的でした。日帰りドライブ1,000㎞の強行軍となりました。
私も山川百合子も現場主義。災害現場の実情を自分の五感で実感することから、「今、なすべきこと」を為してきました。阪神大震災、日本海重油流出事故、新潟中越地震の際も、さらに妻はスマトラ大津波、私は9.11テロ直後のニューヨークとワシントンDCでも、それぞれ活動した経験があります。
※中学校の教室での避難生活は衛生管理が大きな課題です。
※水道が寸断されれば、トイレも使用できません。これが避難民のための仮設トイレです。
※避難民の食事をまかなう炊飯車。給水車や赤十字マークの入った衛生班の車両も駐屯しています。
※洗濯物の万国旗。これが避難生活の実態です。
※急ピッチで進む仮設住宅も数に限りがあり、被災者全員を収容するには時間がかかりそうです。
■旧・花栗小学校の避難民がすべてではありません。
あらためて、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災された方々に、深くお見舞い申し上げます。
草加市民の中にも、私たちのまわりには、ご家族やご親戚、ご友人が被災された方々が多数いらっしゃいます。私たちも義援金募金活動を行っていますが、そのような方々は私たち一人ひとりの募金額を遥かにしのぐお金や物資を直接、被災された関係者の方々に送っていらっしゃいます。
さらに、草加市のご自宅に被災されたご家族ご友人を受け入れておられる方々も多数、いらっしゃいます。そのようなご家庭の草加市民の皆さまのご心痛やストレスはいかばかりかと思います。
草加市が公式に受け入れている旧・花栗小学校の避難民約150名の受け入れ枠が草加市に避難する被災者すべてではないのです。
■UR都市機構に交渉中。~松原団地の空室を避難民に開放して!
せめて被災地に仮設住宅の建設が完了するまでの期間、建て替えのために空室となっている松原団地を避難民に開放して欲しいという声が私たち以外にも多く寄せられています。既に田中市長に対しても、要望していますが、本日、山川百合子と私は、松原団地駅前のハーモネスタワーにあるUR都市機構の管理センターを訪ね、鍋島友明室長に要望活動を行いました。
田中市長からは、UR都市機構の埼玉支社長に対して電話による要望活動をして頂きましたが、現在、公文書による要望書を準備中。私たちは現場からの声をUR埼玉支社や本社に伝えて頂けるよう、働きかけを行いました。
■松原団地の受け入れ戸数は数百戸規模か?
現在、松原団地の空室住戸を調査中であることが分かりました。市長からの公文書が到着し次第、埼玉支社から公式回答が示される見通しですが、現時点での受け入れ可能住戸の数は約数百戸となる見通しです。建物の躯体そのものよりも水道やガスなどの配管の老朽化が問題で、ある程度、快適に生活できる住戸を避難民に提供するとなると、数が限られてきそうです。
リフォームなど、受け入れにはそれなりの工事も必要となりますが、草加市内の建設業の皆さんにもご協力が頂けないか、次の課題としては、働きかけていこうと思います。
■プロフェッショナル=自分たちにできる最善を尽くす。
地球的視野・地域的行動。
フットワークを軽くして、大きな視野で、現場主義で、自分たちに出来る最善を尽くす。政治はプロだけのものではありません。しかし、皆さまの負託に応える政治家はそんなプロフェッショナルでなくてはならない。
そんな意識で、私たち夫妻はこれからも働いてまいります。
皆さまの声を、私たち夫妻に聞かせて下さい。私たちが最善を尽くしてお応えいたします。
「だれもが幸せなまち」(瀬戸健一郎)
「だれもが大切にされるまち」(山川百合子)
これらが私たちの目標(ビジョン)です。
瀬戸健一郎
Kenichro Set
草加市議会議員
Soka City Councilor
今現在住んでいる住居がいくらもあるわけですから、住んでいる住居と飽きや住居との間に、ガスや水道の配管の問題の去ってあるのでしょうか? 住んでいないと劣化が早いとかあるのですかね?
今住んでいる人が入る住居と同程度の設備で問題ないならそれでいいのでは?
ただ、風呂とキッチンはあまり良くないですけどね。
4階建てのアパートの場合は、エレベーターがないから、お年寄りには2階まですね。
1軒1軒が2階建てのテラスハウス型のタイプだと、3Kですし住みやすいでしょうね。
飽きや住居 → 空き屋住居
(3行目)
配管の問題の去って → 配管の問題の差って
埼玉県民として誇りに思います。
松原団地の被災者受け入れに関しては、党派を問わず市民から様々な陳情が出ています。ただし、築50年老朽化は否めません。
今は、URから草加市に送った回答を待つべきだと思います。
私個人としては、松原に限らず全国の公団住宅、社宅等を被災者のために一括して借り上げるという方法もありだと思います。
一応、この案は支持政党の県会議員候補者や国会議員事務所にファックスで伝えました。
URへの働きかけ、ありがとうございました。
しかし、らんらんさんのコメントですと、既にURが草加市に回答を「送った」ように聞こえますが、草加市はまだ、正式な文書での要請をしていないようで、来週副市長が対応するそうですよ。
瀬戸さんがこの記事で言っているのは、色々な問題意識を持つだけじゃなくて、具体的に何かアクションを起こさなきゃいけないってこと。
少なくとも、らんらんさんの支持政党の候補者は、「復興」とは言っていても、または急にポスターにステッカーを後から貼ったとしても、被災地を見ているわけではないし、らんらんさんがファクスするくらいですから、URに何かを既に直接要請したわけでもなさそうですね。
政治家は、何かあった時にこそ、真価が問われるのだと思います。私は単純に、瀬戸さん山川さんご夫妻の行動力はすごいなと思いました。
これからも頑張ってほしいと思います。
選挙告示日の前日という大変なときに、被災地へ赴くと言うことは、並大抵の事では出来ないことだと思います。
普段からの心がけと活動の現れだと思います。
ただ、松原団地の被災者活用の件は、市民の皆さんが各政党や市役所に意見したとお聞きしています。
あとは意見書の回答を待って市が判断されることだと思うので、それを静かに見守っていくことも大切だと思います。
らんらんさんご指摘の「市が判断されることだと思うので、それを静かに見守っていくことも大切」というのは、今回の場合は事情が違いました。
草加市はいち早く旧・花栗小学校を避難所として開放し、150名の受け皿を作りましたが、実際に避難されているのは14名です。
草加市は情報提供を「4月5日付けの広報」で行ったとのことで、これでは被災民に、つまり本当に情報を必要とされている方々には伝わりません。
インターネットでも情報提供しているようですが、津波による被災者はそもそも、インターネットを見るためのコンピュータどころか、家屋そのものを失っているわけです。
山川百合子はこのような「行政まかせ」にしていたのでは、必要な人々に必要な情報や予算や物資がたどり着かない現実を埋めていこうと働いている政治家です。これは必ずしも行政がダメだということではなく、自分自身が議員としての役割をここに見出しているというわけです。
彼女が自分自身でコンピュータの前に座り、作った「計画停電」のお知らせは、大変、多くの方々に喜ばれています。インターネットや月に一回に減らされてしまった「広報そうか」では伝えきれない人々が、それだけ多く居られるということだと思います。
もっと日本人が当事者意識をもって行動していくことで、復興が一日でも早く進むのではないかとも思います。
「助け合い、支えあって、この国難を乗り越えていきましょう。」これが山川百合子の呼びかけです。
それぞれに出来る最大限を結集していくことこそ、今、求められているのではないでしょうか。
草加市議会議員 瀬戸健一郎
築50年で老朽化と言われますが、当時最新鋭の団地です。非常にしっかり作られています。今求められているのは、見た目や広さではない、と思います。
風呂とキッチンが良くないとの書き込みがありましたが、設備は十分だと思います。
現地では、1か月過ぎても、いまだに風呂に入れず、体育館でプライバシーも無く、固い床に寝る、しかも使うので出て行って下さいと言われて避難所を渡り歩く、そんな生活に比べたら
コンクリの壁に日焼けした畳、少しガタピシいう鉄枠の窓でも、被災者の皆様に十分お役に立てると思います。
というか、現に住んでいて大丈夫です。
たぶん、古くて怖い、と思う人も多いと思いますが
それは建て替えが決まって以降、
(1)新規入居を停止して住民が少ないから(2)塗装など回数が減ったので、古びているから、です。
未使用による部屋の老朽化の件ですが
URは週一で空き室を巡回して、窓を開けるなどしていますので、全然ダメということは少ないと思います。
URにとっては、駅近で、高価売却を見込める松原団地は早く壊したいので、
草加市からの被災者の入居にはぐずぐず言うと思いますが、
ぜひURを注視していただき、もし却下ならなぜ却下なのか、理由を開示させて、論理的に被災者受け入れを要求すべきだと思います。
先日、TBSの噂の東京マガジンで、URの日野の団地をやっていましたが、URが立て替えを急ぐ理由は、耐震が本当の理由ではないと思います。もし耐震だけが理由なら、今回の震災で、古い松原団地にも、なんらかの被害が出ていると思います。
噂の東京マガジン 2011年4月10日放送
http://www.tbs.co.jp/uwasa/genba/
松原団地は空き戸数の数が多いですから
今言われている、元に住んでいた近所同士など、ある程度のまとまりで入居することも可能だと思います。
ぜひ草加の貴重な住宅資産の松原団地を
あまりにも数が多い、被災者のお役に立ててください。よろしくお願いします。
」
書きこんだ時点でそれが事実と反するものだったら、それは嘘偽を書きこんだのと同じ。「ご指摘ありがとうございます」じゃなくて「嘘ついて申し訳ありませんでした」の間違いじゃないのか(笑)。
だけど自民党支持者の質も落ちたねぇ。自由市民クラブのことで喚いて、要は瀬戸さんたちを叩き出したいのか? こういう政治ゴロが将来市議選などに出馬しても、絶対に投票しない。瀬戸さんが敵陣のコメント欄で堂々と反論しているのに、溜飲が下がりました。