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平成18年7月24日(月)草加市議会臨時会が開かれ、木下博信市長に対する不信任決議案が提出されました。結果は不信任決議案に賛成する議員が全議員の3分の2にあたる20票でしたが、可決に必要な賛成者4分の3には3票届かず、不信任決議案は否決されました。
■木下市長に対する不信任決議案の投票結果
各議員の表決は、議員名が書かれたプラスチックの投票札を使って、賛成は「白票」(はくひょう)、反対は「青票」(せいひょう)を、それぞれ議長の点呼に応じて透明な投票箱に積み上げていく「記名投票」の方法で行われました。草加市議会議員30名の議員全員が欠席など投票を棄権することなく、投票しました。その結果はつぎのとおりです。
賛成した議員:
青木 義之、飯塚 恭代、井出 泉、今村 典子、平野 厚子、
大野ミヨ子、大久保和敏、宇佐美正隆、田中 昭次、芝野 勝利、
松井優美子、須永 賢治、新井 貞夫、種子島久代、宇野 博、
有賀 正義、浅井 康雄、瀬戸健一郎、佐藤 勇、中山 康。
反対した議員:
鈴木 由和、浅井 昌志、切敷 光雄、小川 利八、飯田 弘之、
小澤 敏明、吉沢 哲夫、中村 丈夫、石村 次郎、斉藤 幸子。
■自由市民クラブ議員団は団議拘束を外す個々対応
自由市民クラブは開会前の午前8:30から議員団会議を開き、不信任決議案に対する最終的な各議員の意思確認をしました。その結果、団長である私・瀬戸健一郎が賛成、副団長の小澤敏明議員が反対、幹事長である須永賢治議員が賛成、副幹事長の浅井昌志議員が反対、会計の松井優美子議員が賛成、同じく会計の切敷光雄議員が反対、議長経験者の内、中山康議員と佐藤勇前団長が賛成、斉藤幸子議員が反対、団員の鈴木由和議員が反対。10名の議員団の中で賛成5名、反対5名という可否同数という事態に直面しました。
■自由市民クラブの今回の一連の事件に関わる対応
これまで自由市民クラブ議員団は、100条委員会の設置、100条委員会の委員長報告の承認、議員団機関紙「アンテナ」の発行、と今回の一連の事件に対して、全会一致で一つひとつの確認事項を決定してきました。
そして市長不信任決議案の賛同者として私が議員個人の資格で名前を連ねることについては、もし、議員団の了承が得られなければ、団長を辞任してでもそのようにする意向であることを団会議にはかり、議員団所属議員全員の了承を取り付けて、不信任決議案の提出の手続きを進めました。一つひとつ、丁寧に確認行為を行ってきたという自負が、私の中には存在しています。
■自由市民クラブの共通認識~市長責任と出処進退は自ら決すべし。
当初、市長責任を議会として問う必要はないとする意見が議員団の中に複数存在していましたが、議会の権能と議決に対する責任をそれぞれが確認していく中で、市長責任に対して何らかの議会対応が必要であるという認識については一致していました。そんな中で、市長の進退については市長自らが政治家として決断すべきことだとの認識についても一致したため、7月18日の議員団会議の中で、その旨を木下博信市長に正副団長、正副幹事長の4名で面談し、その意向を伝えていました。
何らかの市長側からの対応があれば、24日の採決前までに報告して欲しいというその際の申し入れに対して、24日午前9時に木下市長から「自らの対応は不信任案の採決後に考えたい。」との回答がありました。
不信任決議案への自由市民クラブ議員団所属議員の賛否の表決には、それぞれ今回の事件に対する市長責任が不信任に相当するかしないかの認識の差であったというのが、現時点で私が述べることのできる事情です。
■今後の対応~木下市長、自ら減俸へ・・・
早くも木下博信市長は、今月31日に市長だけに認められている議会の召集権を発動し、自らの減俸を議案として提案するつもりであることを自由市民クラブの団長である私に電話で伝えてきました。
私は個人的な意見であると前置きをして、「今日の不信任決議案の投票結果をもっと深く受け止めてから、対応をお考えになるべきではありませんか?不信任決議案に賛成した議員が全議員の3分の2も居るのですから、それを減俸で済ませようという市長のご認識については残念であると申し上げておきます。」と伝えました。
市長は既に君臨する権力者・・・
絶大な権力者。
限られた立場と自らの無力さの中で、これまで同様に、一つひとつ、丁寧に、厳格に、そして誠実に、私の成すべきことを成していく覚悟を新らたにしています。
皆さんの力を、私に貸してください。心からお願い申し上げます。
瀬戸健一郎
Kenichiro Seto
草加市議会議員
Soka City Councilor
■木下市長に対する不信任決議案の投票結果
各議員の表決は、議員名が書かれたプラスチックの投票札を使って、賛成は「白票」(はくひょう)、反対は「青票」(せいひょう)を、それぞれ議長の点呼に応じて透明な投票箱に積み上げていく「記名投票」の方法で行われました。草加市議会議員30名の議員全員が欠席など投票を棄権することなく、投票しました。その結果はつぎのとおりです。
賛成した議員:
青木 義之、飯塚 恭代、井出 泉、今村 典子、平野 厚子、
大野ミヨ子、大久保和敏、宇佐美正隆、田中 昭次、芝野 勝利、
松井優美子、須永 賢治、新井 貞夫、種子島久代、宇野 博、
有賀 正義、浅井 康雄、瀬戸健一郎、佐藤 勇、中山 康。
反対した議員:
鈴木 由和、浅井 昌志、切敷 光雄、小川 利八、飯田 弘之、
小澤 敏明、吉沢 哲夫、中村 丈夫、石村 次郎、斉藤 幸子。
■自由市民クラブ議員団は団議拘束を外す個々対応
自由市民クラブは開会前の午前8:30から議員団会議を開き、不信任決議案に対する最終的な各議員の意思確認をしました。その結果、団長である私・瀬戸健一郎が賛成、副団長の小澤敏明議員が反対、幹事長である須永賢治議員が賛成、副幹事長の浅井昌志議員が反対、会計の松井優美子議員が賛成、同じく会計の切敷光雄議員が反対、議長経験者の内、中山康議員と佐藤勇前団長が賛成、斉藤幸子議員が反対、団員の鈴木由和議員が反対。10名の議員団の中で賛成5名、反対5名という可否同数という事態に直面しました。
■自由市民クラブの今回の一連の事件に関わる対応
これまで自由市民クラブ議員団は、100条委員会の設置、100条委員会の委員長報告の承認、議員団機関紙「アンテナ」の発行、と今回の一連の事件に対して、全会一致で一つひとつの確認事項を決定してきました。
そして市長不信任決議案の賛同者として私が議員個人の資格で名前を連ねることについては、もし、議員団の了承が得られなければ、団長を辞任してでもそのようにする意向であることを団会議にはかり、議員団所属議員全員の了承を取り付けて、不信任決議案の提出の手続きを進めました。一つひとつ、丁寧に確認行為を行ってきたという自負が、私の中には存在しています。
■自由市民クラブの共通認識~市長責任と出処進退は自ら決すべし。
当初、市長責任を議会として問う必要はないとする意見が議員団の中に複数存在していましたが、議会の権能と議決に対する責任をそれぞれが確認していく中で、市長責任に対して何らかの議会対応が必要であるという認識については一致していました。そんな中で、市長の進退については市長自らが政治家として決断すべきことだとの認識についても一致したため、7月18日の議員団会議の中で、その旨を木下博信市長に正副団長、正副幹事長の4名で面談し、その意向を伝えていました。
何らかの市長側からの対応があれば、24日の採決前までに報告して欲しいというその際の申し入れに対して、24日午前9時に木下市長から「自らの対応は不信任案の採決後に考えたい。」との回答がありました。
不信任決議案への自由市民クラブ議員団所属議員の賛否の表決には、それぞれ今回の事件に対する市長責任が不信任に相当するかしないかの認識の差であったというのが、現時点で私が述べることのできる事情です。
■今後の対応~木下市長、自ら減俸へ・・・
早くも木下博信市長は、今月31日に市長だけに認められている議会の召集権を発動し、自らの減俸を議案として提案するつもりであることを自由市民クラブの団長である私に電話で伝えてきました。
私は個人的な意見であると前置きをして、「今日の不信任決議案の投票結果をもっと深く受け止めてから、対応をお考えになるべきではありませんか?不信任決議案に賛成した議員が全議員の3分の2も居るのですから、それを減俸で済ませようという市長のご認識については残念であると申し上げておきます。」と伝えました。
市長は既に君臨する権力者・・・
絶大な権力者。
限られた立場と自らの無力さの中で、これまで同様に、一つひとつ、丁寧に、厳格に、そして誠実に、私の成すべきことを成していく覚悟を新らたにしています。
皆さんの力を、私に貸してください。心からお願い申し上げます。
瀬戸健一郎
Kenichiro Seto
草加市議会議員
Soka City Councilor
今回の否決に一番喜んでいるのは木下市長ではないかもしれません。藤澤被告の仲間、あるいはその同類ともいうべき暴力団幹部や右翼のゴロツキどもではないでしょうか。暴力団と癒着した市長を許す市議会なんだから、まだまだ甘い汁を吸うことができる…彼らが今回の否決を見てほくそえんでいるとしたら、それは絶対に許されないことです。以前瀬戸さんが「構造的暴力」と書かれていましたが、別の暴力がまた市役所に巣くう可能性があります。そんなことがないように、市議会にはますます監視の眼を光らせてほしいと切に願います。
仕事柄、市役所によく足を運びますが、木下市政になってから、本当に市役所内の雰囲気が悪くなった気がしてなりません。怪しげな男達がずいぶんうろついていますよ。議員のセンセイたちともお友達なのかもしれませんが、あんな人たちにも「一市民として対応」ですか。笑ってしまいますね。ああいう連中が大手を振って闊歩している市役所は、やはりおかしいと思います。
そして次の市議選、確実にこいつには投票しないという十人がまず決定しました。県議選に出ると言われている妙齢の女性も同断です。この十人は、今後特にネット上で痛烈な批判を浴び続けることになるでしょう。彼らの背後に暴力の影ありと考えられても仕方ないでしょうね。今度の選挙で市民の怒りを、身を以て思い知ることになると思います。
昨日、この議会中継があるのかと思い、パソコンにかじりつきましたが、臨時議会の日程を知らせている
だけで、中継はありませんでした。
採決の結果は、このブログのコメントでいち早く知る事は出来ましたが・・・。
多くの市民は、きっと今朝の朝刊(埼玉版)で知る事になるんでしょうね?
このブログでは、途中のコンセンサスが分かり大変、
勉強になりますが、今回、貴会派が賛否が二分された
事を知り、驚かずにいられません。
未だスッキリしないというより、ますますスッキリしなくなったひとりです。
憤りも感じています。
ある程度は予期していたものの、見事に貴方達に騙されてしまったって感じです。
会派分裂して再編成が必要なのでは。
百条委員会の報告書を否定したのと同じですよね
市民の安全よりも大切な何かがあったのでしょう
それが何だったか知る由もありませんが
個々に市長と取引があったとも思えますね
詮索の域でしかありませんが
瀬戸議員と同会派で反対した議員の考えを
ここに、明確に書く事はできませんか?
名無しさんの「会派分裂して再編成」は同感です
市民の安全を無視した5名が同会派にいることは
どうみてもおかしいでしょ
様々な事に誠心誠意努力してきた瀬戸議員の
団長という立場をも否定されたように感じます
会派を退会してもらったらいかがでしょう
悩んでいたらしいじゃないですか?
なんで悩む必要があるんですか??
そんなんで、多数の傍聴者を待たせたんですか?
あなたを見損ないました。
なんで、最後の最後で「不信任案提出者」にならなかったんですか?
そんなんだから、あなたは市長になれないんですよ。
政治家としての器が小さすぎます。
あなたも団長を辞するべきです。
後は、須永さんにでも任せてください。
へたれの瀬戸さん。
コメントの数、スゴイ!ですね・・・
「期待」というのは自分の手を離れたことの代名詞。もともと他人まかせの責任転嫁・・・
瀬戸さんが前にブログで予見されてたとおり、皆さんの反響は手厳しいですなぁ~。それだけ瀬戸さんへの期待が大きかったんだと思います。
これら全部、しっかりと受け止めて下さい。私も私たち市民にできることをしなきゃいかんと気づかされました。ありがとう。
不信任案否決のこと、ここで瀬戸さんに責任を負わせて、責めてもしょうがないですよね。
やはり市民も、もっと一緒に行動を起こさなければいけなかった。
あの反対した市議10名に対し、事前に不信任案に賛成しろ!と電話やメールや、いろいろなツテを使ってあれこれすればよかった…。
草加市政は依然として、暴力に支配されています。これが厳然とした事実!
不信任案に賛成した心ある市議と、目覚めた市民が、草加から暴力を排除するため、力を合わせていきましょう。
市議を見回して、やはり一番、頼りになるのは瀬戸さんと思います。
瀬戸さんには、もうひとがんばり、お願いします。
自民の2会派の各団長が不信任に賛成すれば、なんとか自民は面目が保てる。
次の市議選には立候補しない丈に対して、Kは「丈さん丈さん・・」と温情に訴えると同時に
丈の後継立候補者への支援を約束する。
未来団長の浅○が不信任を提出して、同じ未来の丈が猛反対する。
どう考えてもヘンだよな。
これは自民市議個人の政治信条に基づいて票を投じさせたと市民に信じ込ませたかったから。
これはきっと20対10になるように仕込まれた安っぽい茶番劇だったのかもな。
これは 某巨大掲示板に載った意見ですが、こんな事を考えている市民が多分沢山居ると思います 信頼回復のために適切な対応をお願いいたします 期待しています
瀬戸さんをはじめとする保守系2会派の賛成した議員は、みな不信任案可決を心から信じて投票したと思うし、そのように努力もしていたと信じています。
それでも否決されたのは事実ですから、草加市民のために次に打つ手、行動を考えるべきです。
後を向くより前向きな考えをとりたいと思っています。
これからの瀬戸さんにますます期待しています。