経済記者山田くん

愛媛の経済に関する『話題のネタ』。時々『愛媛の企業検定』から出題。

経済記者山田君の出版記念パーティ

2009-09-13 | 日記
9月12日土曜日、松山で有名なイタリアンレストラン、ビオラでパーティーをしました。色々な名目があって、「愛媛の企業検定出版記念」、「ヤマダキッチン15周年」「えひめFOOD1(ワン)交流会」でした。沢山の人が出席。近年では珍しい、集合写真。

山田君のココだけの話。第二回、商品には売れる場所がある

2009-09-12 | 日記
商品には売りやすい場所がある
松山の高級乗用車の売れ場所

 商品には売れる場所があるらしい。高級商品は特に、そうした傾向が顕著であるという。そのなかで輸入車の売れる場所について、こんな話を聞いた。
 ベンツが売れる最も大きい市場は東京都であることに間違いはないが、23区別に分析すると大きな傾向が現れるそうだ。
 ベンツが売れる区は、杉並区、港区など主に東京の西南部で、一つの区で年間1万台売れる。それが東京都の江戸川区など東部の区では年間100台程度しか売れない。その差は百倍。だから、ベンツのショールームは、その売れる区のなかでも一等地に開設している。
 松山市でも、同じように場所によって売れる地区があるそうだ。
 ある企業の社長が、いつも出入りするBMWの営業マンに、住所別に顧客を分類して来てほしい、と頼んだ。すると、やはり地域で売れる場所が明らかになった。




山田君のココだけの話。ある業界の用語。F1、F2

2009-09-11 | 日記
 先日、取材先で、その業界では普通に使っている『F1(エフワン)・F2(エフツー)』という言葉を知りました。
 取材中や取材後の雑談のなかで、突如として出てくる業界用語。取材相手は、様々な業種・業界の人々、しかも専門家だから、専門用語を話のなかに盛り込んでくる。そんな経験のなかで、これまでに色々と知っているつもりだった。けれど今回は、全く分からなかったので思わず「F1、F2って何ですか」と、尋ねた。話の腰を折ってしまうのだが、恥をしのんで『聞かぬは…』ということで教えてもらった。
 ブライダル業界の人の話。
 『F』は、女性の英語、FIMAIL(フィメイル)の頭文字。そして『1』は年齢層で25歳~34歳をさします。『2』は、その次ぎの年齢層である35歳~44歳です。
 なぜ25歳~34歳が『1』なのか。それは、この年齢層が一番お金を持っている。独身者が多く、可処分所得が多い。この年齢層に関わる仕事をしている人々、企業にとっては一番のターゲットになる。だから『1』なのです。
 ここまでいうと『2』は、分かりますよね。2番目に可処分所得が多く、お金を使う年齢層です。
 このF1は、ブライダル業界のターゲットとしては、年齢層が正にぴったりと合致しているのです。
 他にも、F1を主力ターゲットにしている業界はあります。
 F1層は、可処分所得が多いうえに、情報や流行に一番敏感です。女性のファッション業界でも『F1』という言葉を使っているでしょう。この年齢層を押えないと儲からない。しかもF1、F2は何かしようとする意欲も高い。見方によるとF1とF2が経済を動かしている。だから提供する側も気が抜けない。