鳥取出張

先週の土曜日から昨日（月曜日）まで、鳥取で仕事をしてきた。と同時に、現地の主催者の皆さんの温かい歓待をうけ、美味しい鳥取、素敵な鳥取、を経験してきた。受け入れ側で尽力してくださった皆様への感謝の気持ちも込めて、見てきたものをアップしようと思う。

まずは「美味しい」編。到着した日の夕食会は鳥取の美味しいものづくし、鉄板焼きのお店で生で食べられる巨大ピーマン、足が速いから県外に出回ってないモサエビ、オレイン５５という脂の質が極上の牛肉、などなど。

日曜日の朝、仕事前に鳥取駅周辺をちょっとだけ散歩。地元のカフェ「すなば珈琲」は８時前だというのにこの行列。鳥取では獅子舞のお頭が麒麟の麒麟獅子だという、その麒麟をかたどったベンチが駅前の通りにたくさん置いてあった。

日曜日の業務終了直後に向かったのは、智頭町にある「みたき園」。清流と森に抱かれるように配置された茅葺屋根の古民家の囲炉裏を囲んで、オーナーでもあり町長夫人でもあるマダムからお話を伺いつつ、栃餅をいただいた。

次に向かったのは同じく智頭町にある国指定重要文化財石谷家住宅

材木取引で財をなした石谷家、来客用のスペースにお庭、そこからはちょっと見えにくい場所にプライベートなスペースとお庭。これ一本で東京に一軒家が買えるというような大黒柱があったり、技巧を凝らした繊細な欄間があったり、贅を尽くした建物だった。そのうえお庭から見える背景にある山々も自前なので「借景」ではないというのがすごい。

正面にはレトロな消防署

造り酒屋のお店も覗いたりした、しっとりとした街並みの智頭

昨日月曜日は業務が終わってジオパークへ

今年８月現在で57万人しかいない鳥取県。鳥取と島根で地味度を争ってる県。でも、海の幸山の幸、海の自然山の自然、去年の出張に続き（フォトチャネルはここ）本当に豊かな県だと思った今回の出張であった。