豪雪だったといってもいい今年の雪で、我が家のシンボルのでっかい松の木の枝が折れて、ひっちゃかめっちゃかになってしまったのです。けっこういい枝振りだったのですが、いたるところが折れて、近所の人たちにも同情されるくらい。おまけに、人間の太ももぐらいはある枝がヨガの最中のようにからみあって、空中でグラグラしていて、危険なので、意を決して切ることにしました。高所まで届くハシゴがないのですが、家にある脚立を使ってはいけない使い方をして、決死の覚悟で作業いたしました。なんとか無事に作業は終わりましたが、とても痛そうな松の木の悲鳴が聞こえてきそうです。
会津に住むようになる前に、学生の頃から何度も通っていた、裏磐梯のママ・キャンプ場。先代のおばあちゃんからバトンを受け取って管理している娘さんは、結婚して首都圏に住んでいる為、キャンプ場開設期間だけご夫婦で裏磐梯にやってきます。毎年、雪がなくなって、ゴールデン・ウィークからオープンするのですが、今年は地震の為、どうしているかなあと、心配しながら行ってみました。そしたら、ちゃんと、やっていました！毎年楽しみにしているお客さんがいるから、休むわけにはいかないと、旦那さんは冬の間ちらかった場内を、せっせとかたしていました。奥さんは笑顔で我ら一味を迎え入れてくれて、珈琲どころか、山菜（しかもあく抜き済み）までお土産にいただき、心配していた我らが逆にもてなされてしまいました。放射能の風評被害のせいか、例年と比べると客足は雲泥の差とのこと。それでも、うれしかったのは、長年ママ・キャンプに通っている常連さんが、いつも通りきてくれたことだそうです。ホントにママ・キャンプ場は人も場所も素晴らしい所、我らにとっても大切な場所なのであります。
帰省してきました。震災後めちゃくちゃになった岩槻の家の整頓です。わんさかダンボールをもって、飛び散った本をとりあえずしまい、移動。文字通り、本の雪崩を少しずつ掘り進んでいくと、その原因があきらかに！ワイヤー・ラックに本をしこたま積んでいたのですが、その足のひとつが、床を突き破りポッカリと穴が開いていました！地震のパワーをまざまざと見せ付けられた瞬間でした。
久しぶりの山都は、やっぱり緑の空気が濃く、もの凄くいい気持ち。温泉入って、近くの黒森山荘へ。本日は怪獣とウルトラ警備隊の結婚祝い会、大勢の酔っ払いが集いました。手作りのおいしいものに、音楽演奏、主役の怪獣は撃沈して人間色紙になっていましたが、素敵な家族の誕生です。私も飲みすぎでフラフラ、一泊して、ただいまグラグラで帰宅しました。写真がなくて残念、デジカメが復活したら、また新郎新婦の晴れ姿を写しに行きたいと思います。
