赤さん、最近、なんだかお座りもできる感じになってきました。そのせいか、盛んに、「おい、そのテレビの横にたてかけてあるもんは何だ?」と訊いてくるので、「こちらはお子様用の鉄琴でございます」と言うと、叩いてみたいとのこと。大人は言うことを聞きつつも、「まだ、赤さんには無理じゃろう」と思いつつ鉄琴を渡すと、マレットを持って、至極素晴らしい演奏を始めました。もの、凄い、グルーブ。ボビー・ハッチャーソンさんやファンクマスターのビリー・ウッデンさんかと見まがうほどのマレットさばき。驚きは、そのソウルが届いたのか、炬燵の中から、お友達も出現、ここはこうするのよ!とばかりに、お二人のソウルスクリームは無限にループしていくのでした。
VERSEDAY 価格:¥ 2,415(税込) 発売日:2010-05-04 |
stillichimiya 合併により、今はなくなった山梨の一宮町。喜多方市とさほど人口の変わらないこの場所で、反抗の狼煙を挙げたこのクルー、田我流を筆頭に、Young-G,MMM,Big-Benら、都会のヒップホップにはないキャラだちの面々が繰り出すリリックに共通しているのは、普通の若者たちが持つ鬱積した悩みや怒り、そして、音楽を信じるパワー。都会の人たちから見た地方とは、捨てられた場所というイメージなのかもしれないけど、住んでる者たちにとったら、現代社会の問題が露見する最先端の場所。「くそったれ!何も無ぇ町に乞う だが何も無さがくれた貪欲 くそったれな俺は街に問う ねぇ なんで何も無ぇんだ此処はと」。ローカルに根付いたヒップホップは都会への憧れなんかうたわない。東京はうたう対象にはなってない。ローカルから見据えてるのは、世界であり、自分たちがたっているこの場所。夢を持てないこの場所で、音楽によって力を与えられた彼らは、田舎の若者であれば必ず共感するリリックで世界を変えようと、今日もどこかの場所でマイクを握ってる。
放射冷却とは恐ろしいもの、今朝の冷え込みと言ったら一月半ばとは思えない厳しさでした。マイナス15℃らしかったです。玄関が凍りドアが開かず、道路もツルツル、ダイアモンドダストらしきものも生まれて初めてみました。キラキラと空気が凍って輝いているのです。今夜も明るい月明かり、翌朝もとても冷え込むことでしょう。さて、そんな冷蔵庫状態でも、モコモコの寝袋パジャマで暖か赤さん、体内時計がちゃんと機能しているらしく、六時になるとひと泣きします。目を開けぬまま泣いているので、夢うつつで、怖くて泣いてる感じですが、手を握ったり名前を呼んだりしてるとしだいに落ち着いて、またウトウトしだすのですが、どうしてもダメな時があります。こちらも、もうちょっと寝たいなあなんて困っていると、玄関に住んでいる犬が、「ワーオン、大丈夫だワン」ってな感じで鳴きはじめます。犬の声に驚いて赤さんの泣き声パワーアップかとおもいきや、犬の声で自宅にいることが確認できるのか、以外にも赤さんスヤってくれるのです。我らの赤さんと犬、いいコンビになってくれるといいです。
http://www.fct.co.jp/program/zooms/2006.html
赤さんに夜ご飯の手伝いを担当している私、わりと時間がかかるので、いつもは録画してある音楽番組を見ながらやっているのですが、モニターの電源を入れたら3チャンでパラリンピックの代表選手が出ていました。なんとなく見ていたら、その選手、福島県出身とのこと。番組で紹介された鈴木選手の滑りが素晴らしかったので、ネットで検索してみたら、猪苗代出身で高校までこちらにいたそうです。こんなに身近に代表選手がいたなんて、ソチオリンピックの楽しみが増えました。スポーツって素晴らしい。
大きなひとでまっさきに思い出すのは、アンドレ・ザ・ジャイアント。身長は223センチだそうです。アンドレより大きな人で有名なので思いつくのは、ジャンボ・マックスでしょうか。ドリフの番組によく出てきたキグルミ人間です。それでも身長は3メートル。なるほどマックスぐらいだったらちょうどいいのでしょうか。でも、その前に入口でつっかえてしまうでしょうが。店名は明かせませんが、喜多方市内のスーパーでの出来事。立ち読みついでにトイレに入ったら、その小便器のでかいこと!私の胸のあたりまであったので120センチぐらいでしょうか。ようをたしながら思ったのは、何故このようなデカイ小便器が作られたのかということ。男性の放出装置がついている位置は、どう見積もっても身長の半分以下のところです。平均身長を超おおめにみて2メートルとしても小便器は1メートルでおつりがきます。しかも横幅もデカクて、普通のやつより材料費もかかるでしょうから、もはや現代ではつくりえない時代の遺物かもしれません。はたまたデュシャンのむこうをはった喜多方現代アートのひとつなのでしょうか。とにかく、男性限定ですが、喜多方におこしの際はぜひご利用ください。
年始帰省したのですが、元旦は、「春なのか?」と疑うほどの暖かさ、半袖でもいいくらいの陽気でした。しだいに、冬型に戻り、喜多方に戻ってくるころにはけっこうな吹雪、この気温差は大人でもこたえるところ、いままで、元気印だった赤さんも、それが原因だったのか、38度の発熱に見舞われました。大人チームも赤さんも初めての事なので心配しましたが、一番困ったのが、頭を冷やすかどうか。だって、こっちは夜ともなれば家の中でも〇℃近くなりますので、果たして氷枕が意味を成すのか疑問だったのです。冷やしすぎて逆に頭が凍ってしまったらどうしましょうなどと本気で考えました。結局昼間だけは冷やし、寝るときはそのままにしたのですが、三日後には熱も平常に戻り一安心。買ってもらった椅子にすわって、復活の雄たけびをあげる赤さんでした。