喜多方に来た方

会津が好きになって東京・埼玉からやってきたいちみの記憶

おいも到着

2012-03-29 18:44:32 | 野良仕事

2012_03290006 いつくるのかなあと心待ちにしていた、ジャガイモの種芋が、北海道の農業試験場から届きました。市場にでまわっていないものを育てて食べるのも野良仕事の楽しみです。さっそく箱を開けてみると、5品種、どれも美味そう。果たして味の方はどんなものだか、犬も興味津々です。その時まで、冷暗所でみっちり保管です。

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塩麹をどうしたい

2012-03-28 19:38:29 | 日記・エッセイ・コラム

自家製麹を作った時に、味噌仕込み用で余ったものを、塩麹にしました。去年も作ったのですが、利用方法がわからず、豚肉に漬けて食べてみたら、驚きの柔らかさ!でも、かなりしょっぱい!世間では塩麹が大流行、スーパーでも300gで500円と破格の値段で売っていました。素晴らしく簡単に作れるのに。で、いろいろ見てみると、使い方は塩の代わりに使えばいいみたいですね。使いすぎて、血圧が500にならないのか心配です。中でも美味そうだったのが、塩麹納豆と塩麹豆腐。後者はチーズのようになり、木綿と絹で食感がかわるそうです。これは試してみようと思います。チーズ旨いけど高いですからね。

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剪定してますか

2012-03-26 20:28:47 | 野良仕事

2012_03250041 朝は消防、夜は集会と、忙しい合間をぬって、恒例の剪定をしました。去年、みっちりやったおかげで、梅もスモモも見事復活、両者とも実をつけてくれました。けれど、梅は、待ち過ぎて虫に食われ、スモモは高すぎて収穫できませんでした。それでも、剪定すれば、古木でもがんばってくれることがわかったので、今年も、クッションがわりの雪があるうちに剪定です。下から見るとそうでもないように見えますが、上に登るとえらく高くて、決死の覚悟で切っております。

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芝浜

2012-03-23 20:05:37 | 日記・エッセイ・コラム

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YouTube: 桂三木助 「芝浜」 昭和29年12月29日 NHKラジオ.wmv

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YouTube: 落語「芝浜」 柳家小三治

喜多方の図書館にはCDも置いてあって、落語のもけっこうあるのです。ネタで人を笑わせたいと常々思っているので、落語には関心があり、黄色い店で、「寄席芸人伝」をみかけたら、迷わず購入しています。でも、CDとなると中古でもけっこう高い。なので、こうして無料で借りられるのは本当にありがたいのですが、聞いていて思わずホロリと涙を落としそうな話があります。それは、「芝浜」。かいつまんでストーリーを記せば、飲んだくれで働かない魚屋の夫、妻はいい加減に仕事をしてくれとはっぱをかけて、なんとか夫を河岸に行かせます。ところが、久しぶりのことなので、ちょっとばかり早くに出てしまった。いったん家に帰るのもなんなので、河岸があくまで海岸で一服してると、波間に浮かぶ紐に気付きます。引っ張ってみると、これが財布、しかも開けてみると大金が。慌てて家に戻り、夫は、これだけ金がありゃ一生遊んで暮らせると、酒を飲んでへべれけに。いいきなもんです。それで、目を覚まして、妻に友達呼んで宴会やるから酒を買ってこいと言うと、「あんた、なに、寝言いってんだい」とあきれ顔。「酔っ払って夢でもみたんじゃないのかい、お金欲しさにそんな夢までみるなんて、情けない人だよ」。ここで、夫はようやく自分の馬鹿さ加減に気付きます。それからは、心を入れ替えて好きな酒もたち、三年後には小さいながらも店を持てるまでになりました。晦日の夜、「ささやかだが、幸せだ」なんて話をしてると、妻が急にあらたまって、「おまえさんに、謝んなくちゃならないことがあるんだ」ときりだします。「実は、あの時のことは夢じゃなくて、本当に財布を拾ったんっだよ。でも、人さまのものをとって、お上に知れたら、あんたは罪人、バレなかったとしても、あんたがホントに駄目になっちまうと思って、今まで騙してたんだよ。殴るなり、蹴るなりあんたの好きなようにしてくれ」と、肩の荷を下ろすように語ります。真実を聞いた夫は、怒るどころか、このよくできた妻に感謝し、妻は夫に三年ぶりの酒をすすめます。それに対して夫は、「いや、やめとくよ、また夢になっちゃかなわねえからな」と、さげます。書きながら、思い出してもジーンとくる話なのですが、この芝浜が、図書館に二枚あったのです。一つは三代目桂三木助、もう一つは十代目柳家小三治。どちらも、名人であり、好みもそれぞれありましょうが、私は、断然三木助でした。小三治はドスの効いた声に、役者と間違えるほどの演技力、映画を見ているような迫力なのですが、妻の方がちょっと強すぎて、いまいち好い話感が薄れてしまいました。一方、三木助は、途中何箇所か噛むところはあるものの、夫婦の人情がドンピシャに演じられ、憎いねこんちきしょうと、泣いてるのに鼻をすすってごまかすような、さげがばっちり決まる、大名作なのでありました。同じ本でも演者によってこうも違ったものになる、落語っておもしろいですね。

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かなり痛い

2012-03-22 20:12:40 | 日記・エッセイ・コラム

痛い箇所で、もっとも有名なのは、弁慶の泣き所でしょうか。実物は見たことないけど、いかにも強そうな弁慶が、ここを叩かれると泣いてしまうほどなのですから、相当なものでしょう。でも、格闘家の人は、そこで蹴りとか入れるので、鍛えれば強くなるのでしょうか。もっとも、日常的に泣き所が危険にさらせれているわけではないので、今まで、強打したことがないので、その痛さがいかほどのものかわかりませんし、かといってわざわざ試す気もありませんが。さて、この間、その弁慶に匹敵するのではという痛みを体験しました。それは、鼻っ柱です。仕事中にヘルメットをかぶる時があるのですが、何の拍子か、そのつばの部分が、勢いよく当たってしまったのです。今まで感じたことのない痛みなので、形容しずらいのですが、カキーンと鋭く冷たい痛みが、感電したかのごときスピードで、頭のてっぺんに突き刺さるような感じとでも申しましょうか、とにかく、痛いというより、ツーンと、というか、強烈過ぎて、ただ、神経がこの痛みに耐えるのをじっと待つしかありませんでした。よく、向こうっ気の強い人を、「鼻っ柱の強い奴だ!」などと申しますが、ここが強いということは、相当なものなのでしょうね。

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北与野 ばんざい屋

2012-03-21 19:07:04 | 日記・エッセイ・コラム

2012_03190054 新宿や西荻窪のしょんべん横町、吉祥寺のいせや、渋谷のがんこおやじと並んで、東京時代、スーパー・ヘヴィー・ローテンションだったのが、北与野の「ばんざい屋」です。週に何回いったことでしょう。安い、旨い、この恐るべき惣菜飲み屋にかなう店はそうそうありません。すべて手作りの惣菜は、オーダーごとに調理、厨房二人で、ほぼ毎回満員の客さばきは称賛に値します。誰を連れて行っても必ず、旨さに驚きます。数々の品は全て定食屋に匹敵する味なのです。残念ながら、少し遅すぎて、大好物の牡蠣はありませんでしたが、たっぷり飲んで食べて大満足、もたいまさこ似の肌時間年齢逆転びっくり人間の方も、人生の岐路にたちつつヘラヘラしていました。喜多方に来てからは平日休みがなくなってしまい、五年ぶりのばんざい屋でしたが、お店の人が覚えていてくれて、恒例のござばたき、嬉しく帰宅した次第です。

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ウィルスにやられた?

2012-03-16 06:37:52 | 日記・エッセイ・コラム

今週になってから、パソコンと格闘していました。なにをやってもWARNING!の注意書きが。急いで指定するソフトをインストゥールしないと、パソコンがぶっ壊れれるというような文言が消えません。前に一度ハードディスクがいかれた時があったので、ヤバイと思い慌てました。でも、指定されたソフトはチト高めだったので、フリーソフトでと、即購入チェックを外し、「今すぐにはインストゥールしない」をチェックしても、警告が消えません。「あれ、ちょっと、おかしいぞ」と思ったのはここから。ユーザーに購入か否かの選択が出来ないのはおかしいし、英文のままなのもげせませんでした。でも、いくらやっても警告が消えません。ネットばかりか、他のファイルを開くときにも警告がでてくるようになりました。「これは、ホントにやばくて、指定されたソフトを購入しないとヤバイのか」ななんて、心が折れそうになった時、だめもとでユーザー切換えをしてみました。すると、あら不思議、普通につかえるじゃありませんか。次の日、図書館にいって、ウィルス関係のフリーソフトを調べ、信憑性のあるものをダウンロード、チェックしてもらって、無事昨晩復旧とあいなりました。嗚呼、恐ろしかった。

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メリラン用

2012-03-16 06:26:06 | 日記・エッセイ・コラム

クラムボン ある鼓動

我らの冬の年中行事、それは、味噌作り。一度手前味噌を作ってしまうと、なかなかその魅力から足を洗うことができません。年々その量は増え、とうとう、一年分の味噌を仕込むまでになりました。初めのうちは、家庭用の圧力なべを駆使して作ったいてのですが、何十回と大豆を蒸すのと、蒸した大豆を潰すのに、たいそう時間と体力を使うので、どうしたものかと思っていたら、近所に素晴らしい施設があることを知りました。それは、「創作塾」と名付けられた、スーパー手作り施設で、熱塩加納の温泉、「夢の森」に併設されています。巨大な蒸し釜やミンサーなど、業務用の食品加マシーンがいろいろあるのです。おかげで、約10キロの味噌加工も二時間チョイでできちゃいます。さて、そんなウキウキする作業にふさわしい音楽といえばこれ。去年の震災後、市内の大和川酒造の「昭和蔵」で行われたライブで、初披露されたこの曲、MCでは声高に、「がんばろう」とか「原発」のことは言わなかったけど、その気持ちは会場にいた人全員に伝わりました。「ツアーがこの場所からはじまって、ホントによかった!」、そう、ピアノの原田さんが言いました。震災後に生まれた大名曲は、永遠のアンセムとなりました。

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「ほくほく」と「ぽくぽく」

2012-03-13 21:21:26 | 日記・エッセイ・コラム

種を蒔いて、収穫する時、じゃがいも、さつまいもとともに、うれしさ度数上位に食い込むのはかぼちゃではないでしょうか。三者に共通するのは、そのずっしり感。手のひらにのせるとその嬉しさも倍増します。加えて、かぼちゃは保存がきいて甘いということ。じゃがいもとさつまいもの長所を見事兼ね備えています。ところが、かぼちゃは交雑しやすいため、様々な品種が存在します。我らの好みはねっとりずっしり甘くて煮崩れしないもの。さて、今年は何を注文しようかと、パラパラとカタログを眺めていたら、かぼちゃの品種説明の所に、二種類の表記がありました。「ほくほく」と「ぽくぽく」。「ほくほく」はすぐにイメージできます。湯気が出てて栗のように黄色くて、アチッチなんていいながら頬張る感じ。一方、「ぽくぽく」、反射的に出てくるのは、木魚を叩くお坊さん。杖をついたおじいさん。それは、てくてく?「ぽくぽく」して美味しい、なんてあまり聴いたことないような。でも、なんだか、間が抜けてて、「ぽくぽく」の方がうれしい感じがいたします。さて、今年蒔く種は、「ほくほく」か「ぽくぽく」か、耕す前からムニャムニャしております。

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そして、味噌を仕込む

2012-03-11 18:01:13 | 野良仕事

2012_03110015 10時より近所の加工施設、「夢の森」で味噌加工にでかけました。たっぷりの水を沁み込ませた大豆に、麹、塩、焼酎、樽など忘れ物のないように車に積み込み、二時間の闘いです。今年、施設を使うのは二回目なので多少は勝手がわかってきましたが、流れるようにとはいきません。ノートをみつつ、分担して作業をすすめます。圧力釜で麻袋に小分けした大豆4㎏と1㎏を蒸している間に、相方が麹と塩を混ぜ合わせます。市販の乾燥麹4㎏には塩1600g、自家製麹1.5㎏(結局1㎏の米から2.1㎏の麹ができました)には400gをそれぞれ塩切り、蒸しあがった大豆がそこそこ冷めたころ、ミンサーで潰した大豆を投入、よく混ぜ合わせて、樽めがけて打ち込みます。後はラップして内蓋ひいて、重しのせ、蓋を閉めたら年末まで寝て待つのみ、果たしてどうなることでしょう。こうして、乾燥麹と生麹を比べてみると、香りが全然違います。ただ、我らの麹は出来ているのか疑うほどの、菌の不均一さと柔らかさ、味噌ができるかどうかは謎めいています。2012_03110008

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麹三日目

2012-03-10 20:35:48 | 日記・エッセイ・コラム

2012_03100002 温度が低いのに切り返したのがちょっぴり不安でしたが、我らの麹はなんとか生き延びて、米を変身させてくれたもよう、三日目の夕方21℃で終了させていただきました。昨夜、地震があったので、風呂の中が大惨事になったのではないかとの心配は御無用、改良した稲箱ペッポド筏は無事、麹をのせて、大風呂海原を悠然と航海しておりました。相変わらず出来はベチャベチャで、市販品とは雲泥の差ですが、自家製麹を作った物のみ味わえる幸せとは、蓋を開ける瞬間あります。なんとも言えないふくよかで甘い香りに、白いホワホワした麹菌、こんなに美しい食べ物が世の中にありますでしょうか。日本酒が素敵に旨いのもうなずけます。さて、本番はいよいよこれから。明日は近所の加工施設、夢の森を借りて味噌作り。市販の麹と、自家製麹で二種類仕込むつもりです。2012_03100003

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麹二日目

2012-03-09 18:45:14 | 野良仕事

2012_03090008 というわけで、夜は風呂に入れて、なんとか温度が下がらないようにしていますが、灯油がもったいないので保温状態にはしていません。なので、夜入れた時の米温は30℃前後でも、朝には25℃、夕方には21℃まで下がってしまいます。ものの本では35℃とか40℃をキープせよとなっていますが、我らにとっては夢の温度。高温では麹菌が死んでしまいますが、低温では鈍くなるだけでそこそこ活動してくれる模様、様子をみてみたらちゃんと出麹していました。温度がさがるので切り返しすらしたくないですが、麹ができてるのは表面だけだったので、空気を餌に軽くひっくり返しました。人間様が湯あみをしている時間のみ、麹には炬燵の中で鋭気を養ってもらい、30℃くらいになったら、また風呂にはいってもらうのです。

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麹つくり2012

2012-03-08 19:08:06 | 野良仕事

2012_03070006 さんさん三月、麹の季節、今年も我らの味噌作りの時期がやってきました。去年は、初めて麹作りからスタート、自分たちで育てた大豆を使って仕込みました。今年に入って蓋を開けてみると、今まで嗅いだ事のないような納豆臭、加えて大量のたまり醤油。これは失敗?腹痛覚悟でちょっぴり舐めてみると、味は味噌。なので、とりあえずタッパに移して様子をみることにしました。自家製味噌はたいへん風味がよいので、一度作るとやめられませんが、大豆や麹も大量に買うと高いので、できるものはなんとかしたいもの。大豆は去年トホホな出来具合で全量購入しましたが、麹は再チャレンジ。まずは、一晩水に浸しておいた米を三時間ほど水きり。蒸し器に濡れた布をひいて米を投入、蒸すこと一時間、耳たぶほどの固さが理想とされますが、程遠く、爪なみの固さ。去年の苦い思い出が蘇ります。去年は三時間近く蒸したのに、やはり固く、なんとか麹は出来たものの納得がいく出来栄えではありませんでした。なので、今年はいろいろ調べチャレンジしたのに、同じような感じ。「米を蒸す」、至極簡単なことのようですが我らにはできないのでしょうかと、がっかりしつつ、ダメモトで、茶碗にいっぱいの水をビシュっとかけたら、あら不思議、夢の耳たぶ状になりました。喜び勇みながら、自家製麹箱に濡れた手拭いをひき、米をのせて、冷まします。40℃以下になったころ、茶こしでまんべんなく種麹をふりかけ、しゃもじで撹拌。通常米1㎏に対して1gが適量のようですが、大盤振る舞いで4g投入、付近で米を覆って、蓋をし、風呂兼用麹室に浮かべました。米温34℃、はてさてどうなることでしょう。2012_03070008

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渡辺俊美がやってくるぞい

2012-03-06 19:11:04 | 日記・エッセイ・コラム

http://watanabetoshimi.com/live/2012/01/311-inter-play.php

今日、買い物帰りにツタヤをフラフラしていたら、見慣れたポスターがはってありました。バーニー・ケッセルだったけ?コンテンポラリーのジャズアルバムのジャケでした。喜多方では見かけない図柄に、なになに、とよくよく見てみると、3月11日、大和川酒造にDJしにやってくるみたいじゃないですか!ソウルセット、ZOOT16、そして猪苗代湖ズとスジの通った男が!矢野顕子、クラムボンと、すっかり大和川酒造の昭和蔵は、喜多方の音楽発信源になりつつあります、素晴らしい!

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首相、説得と納得は違うらしいですよ!

2012-03-05 19:08:55 | 日記・エッセイ・コラム

日曜日パソコンをつけたらヤフーのニュースにこんな記事が。「首相、再稼働に向け地元説得へ」。「説得ですって!」と思わずオカマチックになってしまうくらい驚きました。辞典的な意味合いからは一緒かもしれませんが、一般的には「説得」って話し手の主張を押し通してまるめこむイメージ。一方、納得は聞き手の方が自発的にうなずく感じ。政治家の人たちが大好きなビジネスの分野では、商談成功のテクニックとして最も大事なものみたいですよ。甘いものをちらつかせて説得すれば、地元の人たちは「説得」できるかもしれないけど、今度のことは日本全国民ばかりか地球規模の「納得」レベルの話ですからね!期せずして同日の朝日新聞に関連記事がのっていました。東電、政府がメルトダウンを公表しなかったこと。3月12日、記者会見で「炉心の燃料が融けだしているとみてよい」と言った審議官が翌日から説明役をはずされたこと。また、ネットでレーチェル・カーソンがバッシングされていることも知りました。DDTが禁止されたせいで、マラリヤがはびこり多くのアフリカ人が死んだと。その背景には、規制される側の人によって金で動かされた科学者がいるそうです。そういう人たちを実名で糾弾する本、『世界を騙しつづける科学者たち』を紹介した福岡伸一さんは以下の言葉で結びます。「私たちも、科学をめぐる議論の真っただ中にいる。今こそ、真偽、善悪そして美醜の基準をたしかめなければならない。カーソンをために非難することは、科学的に間違っているばかりでなく、悪意に満ち、醜い行為なのである」。現代思想の前編集長、池上善彦さんが書いています。「原発事故への怒りと生存のギリギリの所で発生し、ほぼ毎週全国のどこかでおこなわれているデモによって日本社会は漸次変わりつつある」と。確かに、市民レベルでは無関心でいられなくなった、権威を疑う必要がある、行動をおこすなどその前後では大きく変わりました。でも、日本という会社を動かすのは、悪意に満ちた醜い人たちです。ならば、そういう人たちが最も恐れるアメリカという国に経済封鎖でもされて、説得されるしか、原発再稼働中止を納得はしてもらえないのでしょうか。また、ヨーロッパの国々が次々に脱原発に向かっているのは、世論だけではなく、よくよく計算すると割にあわないからみたいです。日本は即物的でイヤですね。

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