先日野良仕事をしていると、裏の畑の方から声がしました。熱塩のピーター・アーツさんです。「珍しい花咲いとるべ」。見ると見たこともない花が咲いておりました。「裏磐梯とかに咲く高山植物だべ」。サクラソウの仲間で九輪草というそうです。クルクルと輪を縁取るように花が咲いています。去年は気づかなかったのですが、周りにもチラホラ咲いていました。多年草のようなので、草刈の時にはよくよく気をつけて毎年その姿を見たいと思います。さて、花と言えば我らの家の周りにはたくさんのマーガレットが自生しています。パット思い浮かぶのはデューク・ピアソンのジャケット。聞いたことはありませんが、ジャケどおりナイスなピアノがタリラリラーンと鳴ってることでしょう。そんなイメージを喚起する黄色と白でとても素敵なお花ですが、みなさんこの可憐な花に鼻を近づけてみたことはおありですかな?その姿とは裏腹な香りというか臭いがするので、是非嗅いでみてください。
オレは今、猛烈に後悔してる。それは、とうがらし類のことだ。春先、やっと芽がでてきたもんだから、「小さなポットの中より、この広大な大地に植え替えてやった方が、こいつらの為になるんじゃ。日中もだいぶ暖かくなってきたし、そのほうがズンズンのびていくじゃろう!のう!」だが、今、せっせと畝たてをして、植え替えたこいつらの姿といったらどうだ。シオシオノパーだ!昼間暑くて半袖もちらほらな陽気でも、夜間の寒さにはまだ耐えれなかったお前らの気持ち、オレは考えたことがなかった。目先の発芽に一喜一憂して、凍えているお前らに毛布の一枚でも、暖かいココアの一杯でも、そんな気づかいすら忘れていた。情けないオレを許せとは言わない。何度地べたに頭をこすりつけても、許してはもらえぬことは重々承知している。だが、もう一度、もう一度だけ、緑の芽をオレに見せてくれ!ヌオー!と、いうわけで、本日三度とうがらし類をセルに植えました。そんで、夜間は家の中に、発芽してもしばらくはそうしてホントに暑くなるまで定植はがまんじます。
我らの家からは大峠を使うと40分程で米沢についてしまいます。ちょっとした買物があるときは若松に行くより道もすいてるし、景色もいいので米沢に向かいます。ホームセンターのムサシもあるし、ベニマルもユニクロもみんな同じ通り沿いにあるので、渋滞して分散している若松より便利なのです。おまけに、福島県の黄色い店はのきなみ使えませんが(何故か商品の回転が遅く、100コーナーの本が汚くて同じものばっかり、直営店じゃないのかしら?)、山形のは超よいのです。というわけで、米沢にはちょくちょく行ってしまいます。その途中、なにやら山道があったので、ヒョイと入り込んでみると、良い感じの川に橋、謎の植物群に滝なんかもあったりして、散歩によい場所を発見しました。時間がなかったのでちょこっとしか歩きませんでしたが、山の方に道は続いている模様。今度来る時はおべんともって犬連れて、探検しようという魂胆です。
先週末、またも荷物を運びに埼玉からかぼちゃカーペンターとガーディナーシザーズが再来!!
本格的な作業は来月に、、なんて思いきやは朝早くから早速床張りに取り掛かり、ガーディナーシザーズはというと、またもウーメンチームであの途中だったお庭の剪定を続行!つばきやマツの所もかなり大変だったけど、今回はとうとうさつき、もみじの枝が面白いほどに絡まりまくり、引っ張ろうがなにしようがま~ったくビクともしない最後の難関に大奮闘!!!
そして!!わずか半日では、床をほとんど張り終え、ウーメンチームはというと、、どんどん絡まった枝やらくもの巣やら雑草やらを取り除き、枝は短くカット!カット!カ~~ット!! あっという間に全てすっきり、裸ん坊になっちゃったのだ~~~! ほんの二時間足らずでここまで出来るとは~恐れ入ったのでした~(笑)。 道具はというと、結局柄のないノコギリ一本だけでやってしまったのだからほんとに凄い!
お昼は気になっていた「しぐれ亭」で移築された立派な古民家しつつ、蕎麦やらにしんの山椒漬けや甘露煮やらの美味しいランチ定食で舌つづみ♪(写真は後日) 今回はわずか半日にも関わらず労働ばかりで、お疲れ様でした! ありがと~!!今度はひめさゆり見に行こうね~☆
年に何回か集落の集会があるのですか、総会とよばれる会議めいたものの時は、我らの住む地区の年間収支報告がなせれます。その中で中山間地の交付金というものがあるのですが、それがなんなのかわからなかったので調べてみました。中山間地とは、「「山間地及びその周辺の地域その他の地勢等の地理的条件が悪く、農業の生産条件が不利な地域」だそうです。この地域に住んでいてその農地をちゃんと利用、維持していれば、交付金が支払われる模様。その為に、人足の時に堰さらいをしたり、草を刈ったりするのだなあと思います。交付金だけもらって全然やることやってないと、今まで支払われていたぶんを回収されるようなはめに。その点我らの集落は休耕田もほとんどなく、みなさん野良仕事をミッチリやられております。かくいう私も先日会社で生まれて初めて手植えの田植えを経験したのでありますが、楽しいのなんの。苗を指で挟んで、泥だらけの田んぼのなかにさしこむ感じはなんともいえません。自分たちの分だけだったら、手植えでもできることがわかったので、田んぼをやってその米を食べれるようになることが、当面の我らの夢で御座ります。
八つ墓村で農民の裏切りにあい晒し首にされた夏八木いさむをほうふつさせるこの写真、古民家リフォームで出た廃材を利用して作った堆肥場です。二年ごとに使えるよう真ん中でしきられた優れもの。後は雨よけのビニール・シートをかぶせれば出来上がり。これで来年の我らの春の育苗も春を待たずして開始できるかもウヒョヒョヒョヒョーンと妄想すいています。でも、今の時期からだと刈り取った雑草と米ぬかを使って堆肥が作れるようなのですが、同量の土がいる模様。こんな何百リットルも土がないので、秋の枯葉の時期まで待たねばならないのか、全国の堆肥マニアの人に「土いらず、米ぬかだけで夏からできちゃうスーパー堆肥!」なる教えを請いたいものです。
昨日、我らのホームページの閲覧回数が10000とカウントされました。二十代の頃、ジャマイカで買ったパトワの文法の本を勝手に翻訳して、今は無き渋谷のCISCOで販売してもらっていました。そのパソコン版としてホームページで公開したのがそもそもの始まり。同じようにジャマイカ移民のイギリス人が書いた「YARDIE」という小説も勝手に翻訳して、出版社に持ち込んだりしていました。青土社の編集の人がわざわざ喫茶店で会ってくれたり、bad newsの人は社員募集と勘違いしたり、転職を含め我ながら激動の二十代の思い出が甦ります。その後、相方と一緒になってレゲエに限らずオモロイことを発信しようと盛り上がっていましたが、ブログという手っ取り早いものが発明され、熱塩に移住したこともあって、すっかりホームページのコンテンツは更新されていません。今年の野望にホームページちゃんとやるぜと掲げた我ら、もうすぐ一年の折り返しも近づきますがどうなることやら。でも、見てくれる人が僅かでもいるということはやっぱりうれしいことですなー。
先日載せるのを忘れてしまったビフォアーアフターのお庭の様子。 結局写真は不明。アフターだけ楽しんで下され。
昨日は一日雨で、野良仕事も一息。 台所の大掃除をして過ごしてました。
今日は天気も回復したので、朝から強風で倒れてしまったお花のお世話や、ハーブ類を植えたりなど、相変わらずやることたくさんな日々。 昼間回覧巡りをしたらご近所さんのYさんと初対面のお孫さんも交じって長話&お昼までちゃっかりご馳走になってしまい、自家製のアスパラやらふきやらかぼちゃやらとってもおいしゅうございました♪ 野菜だけでほんと立派な食卓になっちゃうんだから素敵です。 しかもお茶ではなく、突然訪ねていきなり食事が出て来ちゃうのもこっちならではなのです。
そして立派なふきに、アスパラ、ナズナ(苗も)、ミント、きのこ屋さんにはドボウナという山菜などなど、回覧行っただけで両手いっぱいになっちゃうんだからほんとに嬉しいなぁ~と今年もつくづく思うのでした。
昨日の土曜日は午後から天気が崩れるという予報だったので、早朝より始動いたしました。まずは伸び始めた家の周りの草刈。畑はほったらかしであまり除草はしませんが、家の周りは郷に従い刈っております。自生しているマーガレットを切らぬように刈る姿はレザー・フェイスもビックリの職人ぶり。その後ポットに実験種を珍しくピンセットで播種したり、相方は自称花畑を開墾したり、畝をつくったり、チビッコの相手をしたりのフルスロット。米沢で買ってきたダダ茶豆も植えて、ハトポッポにやられぬようネットを張ったりなんかしていると、裏の畑で作業していた、熱塩のリチャード・ギアがワンポイント・アドバイス。「エダマメはいっぺんに食いきらないから、種まきの時期をずらすと、ながーく楽しめるぜ、ベイベー!」。なるへそ!これで我家の夏はビール三昧ですな!
連 休が過ぎてからというもの、雨戸や材木の後片付けに、剪定で出た雑草の山たちをかき集めて燃したり、野良仕事をしたり、花を植えたり、暖かくなってきたんでやっとこさ押入れとタンス掃除をして、衣替えをしたり、仕事に行ったり、山都へ飲みに行ったりとまぁとにかく忙しく過ごしている我ら。
自然暮らしの~んびりなんてとんでもぬぅわ~い! やることは尽きめせぬ。 当然街の暮らしでは味わえないことばかり。 全て暮らしていくために必要なことばかりで無駄がないのだ。 しかも四季をちゃんと感じられる。 今まで街で何をやってたのかと疑問に思ってしまうくらい充実している毎日。 この頃は新緑がきれいで今日みたいにカラッとさわやかだと、緑の香りがプンプンしてほんとにヤバイ(笑)。 気持ち良過ぎ♪
改めてきれいになったお庭とペンキも塗り終えたんで撮ってみました。 お庭は去年撮ったのが残っていれば、ビフォアーアフターな感じなるけどどうかな? 後は連休に各自奮闘している写真です。
会社の帰り、恋人坂と呼ばれる、喜多方市内を見渡せる絶景ポイントがあるのですが、いつも見える景色が今日はガラリと変わっていました。生憎雨模様だったので写真ではうまく撮れなかったのですが、喜多方市内に大きな湖が突如出現しました。はたまた洪水で町が水没した?その正体は田んぼにはられた水でした。田植えを前に、みんな一斉に田んぼに水を入れたのです。黄金色に輝く収穫時の風景もよいですが、新緑の頃、田んぼの水面にうつる青い空もまた格別です。我らの家の周りでもちらほらと水が入れられ、逆さ富士のようにみなもに山々がうつっていて、散歩するのにうれしい季節、今週から来週にかけてが田植えのピークでしょうか。それにしても昨日今日と寒くて、ストーブたいてます。