喜多方に来た方

会津が好きになって東京・埼玉からやってきたいちみの記憶

ヒメオドリコソウ

2011-05-18 21:39:34 | 野良仕事

2011_05150015 我らはマルチを使用しないので、特に春先、越冬させたタマネギ地帯は雑草の巣窟と化します。中でも猛威を奮うのがヒメオドリコソウ。シソ科の帰化植物だそうで、畦などにはびこる紫色の嫌われ者、芝桜のようにどんどん増えていきます。背が高くなるわけではないので、ある程度伸びる作物には放っておいても気になりませんが、芽が出始めの頃にこいつに覆われると、飲み込まれてしまいそうで、引っこ抜かずにはいられません。と、いうわけで、昨日も、せっかく冬を乗り越えたタマネギを救助するべく、帰宅後エッチラオッチラ抜いていたのですが、結構時間がかかります。額に汗かき気付けば太陽は山の向こうに。一息つこうと、フト、顔を上げて畝を見てみると、しゃがんだ視界にうっすらと光っていたのが、なんと、このヒメオドリコソウの花。一度も綺麗だと思ったことはありませんでしたが、夕闇に光るその姿は驚くほどに綺麗でした。

コメント
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