喜多方に来た方

会津が好きになって東京・埼玉からやってきたいちみの記憶

レゲエと私

2023-07-22 19:30:50 | 音楽
20代から30代、私はレゲエにどっぷりつかっていました。リリックの意味を知ったことでダンスホールに開眼、キングストンに行き、帰国後謎の感染症で瀕死になるも、数年後に再びキングストンへ。洗礼を受けまくり、私のアイデンティティ形成に大きすぎる影響を与えてくれた音楽。四の五の言わずにラフでタフ、ハードでジェントルな生きざまにやられちまって、給料で7インチ買いまくり、勝手に訳したパトワ辞典をシスコで売ってもらい、フリーペーパー発行して、ヴィクターヘッドリーのyardieも勝手に訳して出版社に送るも撃沈(後にエガルジーが翻訳・出版されました)日本のレゲエもトキワから始まり超盛り上がり、横浜レゲエ祭へと続きます。シスコもなくなり、喜多方にやってきて、すっかりダンスホールから遠ざかりましたが、酔っぱらったついでに、今はどんな感じになってるのかなとネットを見てみると、ほっといたってジャマイカは安心、ダンスホールは変わらずダンスホールでした。この情報社会で、ぶれることなくジャメーカ、踊り子さんはよりホットに、DJたちはバッドにクールに、いつまでたっても変わりません。横浜レゲエ祭、残念ながらファイナルということですが、出演してきたDJのみなさんは、ホントにみんなの、自分の人生のファンデーションを歌ってくれました。大音楽、レゲエって素晴らしい







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リアル・ハヤブサ消防団

2023-07-21 22:30:37 | 日記・エッセイ・コラム


テレビで消防団が主役のドラマがやっています。放火をきっかけに事件が起きていくようです。私の住む喜多方でも、高郷で不審火が続いていることで、夜景の助っ人で行ってきました。山の中にポツポツと集落があるような感じですが、走行距離70キロ、みんなで手分けして、ウーウーカンカンしてきました。うれしかったのは、私たちの警備に気づいて、わざわざ家から出て、労いの言葉をかけてくれる人がいたこと。赤ちゃんをだっこして、ご苦労様と手を振ってくれました。ドラマにもありましたが、自分たちの地域は自分たちで守る、村を維持していくのには大切なことだと思います。
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雑誌

2023-07-11 20:42:01 | 本と雑誌
いろんな情報が、様々なメディアから手に入るようになりましたが、今でも、私の一番の情報源は雑誌です。いい雑誌は、何年たっても情報がフレッシュ、古びません。ブルータス・ポパイなど、黄色いお店で110円だったら、迷わず購入、ダブりも恐れません。そんな雑誌の中の一つがdancyu。実用的であり、読むところもたくさん。この間買った、ハムの特集号に、都築響一が新宿二丁目のことを書いていたのですが、そこにこんな一文が。「二丁目や歌舞伎町は、なくそうとしてもなくならない。影がないところには光もない、という単純な事実を、なぜディペロッパーはいつになっても理解しないのだろう」。再開発された渋谷にはもう何年も行ってませんが、レコード屋がなくなり、どこを見てもチェーン店ばかりの街には、何の魅力も感じません。おもしろいものがある所、たまに行く東京はそんな所であって欲しいです。
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日本語ラップ 若者のリアル

2023-07-09 09:54:49 | 音楽
ちょっと前の朝日新聞に、上にあげたタイトルの記事がのっていました。日本のヒップホップが、何度目かの流行をしはじめているそうです。ビブラトーンズ、いとうせいこうたちが、はじめた日本語のラップ。メジャーフォースやスチャダラパーが一般的な認知を得た直後、マイクロフォン・ペイジャーやブッダブランドそしてカミナリの面々が、アウンダーグランドでマグマを沸騰させ、サンピンキャンプでピークを迎えます。その成功は都市と地方の対立・共闘をふくめ、横浜のオジロザウルス、水戸のランチタイムスピークス、福岡の餓鬼レンジャー、札幌ブルーハーブなど日本全国に波及しました。渋谷ではシスコ・マンハッタン・ダンスミュージックで12インチが発売されれば即完売。その状態はニトロまで続いたでしょうか。その後も、シーダ、ノリキヨと続き、アナーキー、サ上とロ吉、シミラボ、そしてスティルイチミヤ、フラッシュバック、PSGで現在につながります。それぞれ、なんとなく10年サイクルでファン層が変わっていく感じでしょうか。金もスキルもない若者が、リアルでアンダーグランドでハードコアなものにひっかるのは世の常。けれど、リスナーも年を取っていきます。学生から就職して社会人になり結婚して家庭を持つようになります。一生ヤンキーではいられないのです。レゲエだと、プロレスに似ているので、バットマンでもコンシャス派でも、年を取れば味が出て、猪木が死ぬまで凄かったように、若者のステージにナンジャマンやブギーマンが出てくればマッシュアップ間違いなし。一方ヒップホップはサグじゃないとゲームに参加できない感じがあり、あるベテランラッパーも、若い奴らに任してオレはステージには立たないというようなことを言ったります。いつまでもこんなことやってられねーよてなっちゃんでしょうか。リアルは若者だけでなく大人にも老人にもあります。ハードコアで売ってない人、ライムスター、田我流、パンピー、みんな相変わらず素晴らしい。ベテランラッパーが辞めずに、同じ土俵にたつ、それが日本のヒップホップが、シーンに根をはるんだと思います。さて、ECD。黎明期から文字通り死ぬまでヒップホップ、音楽をやり続けた人。他のひとと比べてスキルがある人ではありませんでしたが、一生ぶれずに音楽と格闘した人生は、リアルとしか言いようがありません。亡くなって数年たちますが、奥さんのエッセイを読んでいて、以下の番組がNHKで放送していたことを知りました。遺作になったトゥゲザーホーエバー、君といつまでも、素晴らしいラッパーでした。
https://www.dailymotion.com/video/x6vf15s

https://www.youtube.com/watch?v=oQhNns7hSx4
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