喜多方に来た方

会津が好きになって東京・埼玉からやってきたいちみの記憶

情炎 吉田喜重

2024-02-25 12:52:08 | 映画


岡田茉莉子は素晴らしい。

松竹ヌーヴェル・ヴァーグと呼ばれた三監督、大島渚は小山明子、篠田正治は岩下志麻、そして吉田喜重は岡田茉莉子とみなさん女優さんと結婚しています。中でも、吉田監督は、結婚以降、ずーと岡田茉莉子を主演に映画を撮っています。ジョン・カサヴェテスもジーナ・ローランズとたくさん撮っていますが、両監督とも、映画に関しても、家族としても、そうとう強い信頼関係がないと、できないことだと思います。カサヴェテスは、ジーナしかできない演技をフィルムに残し、最高の映画を撮りました。一方、吉田監督も、クールな岡田茉莉子の魅力を、モノクロの画面に焼き付けました。カサヴェテスは、扱う題材が人生そのものなので、ジーナの名演技は、深く心に残ります。一方、岡田監督は、扱う題材が、不倫や、男性側の性的不能など、セクシャルなものが多く、それが、いやらしいくならないのは、やはり、岡田茉莉子の賜物。ただ、大勢のスタッフの前で、女優とはいえ、妻である岡田と男優との絡みを撮る、吉田監督、いくら、ヌーヴェル・ヴァーグとはいえ、ただものではありません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏磐梯スキー場

2024-02-11 18:49:42 | 日記・エッセイ・コラム
全然雪がないので、裏磐梯スキー場まで、行ってきました。裏磐梯なら、なんとかなるだろうと思って。子供のスキー熱が上がってきたので、すかさず練習せねばと思ったんです。大混雑が予想されるリゾートスキー場はパスして、ローカル大好きは、裏磐梯スキー場に向かったのです。雪はばっちりありました。が、11時ころ行ったら、途中で、駐車場満車につき、通行不可の立札が。そんな、裏磐梯スキー場で満車なんて!ありえない!今更、引き返して別の所に行ったら、時間がないです。この、やる気満々エナジーを放出するなんてことはできません。途方に暮れ、その場で車をとめて途方に暮れていたら、我らの後ろに続々車が。みんな、滑りたいよね。しかし、奇跡が。待つこと数分、午前で切り上げた人がいたのか、通行okに。そんなこんなで、無事、四時間券で、滑りすぎるほど滑ってきました。コインロッカーは200円と400円。ゲレンデ食堂は高いので、コンビニ弁当持参。しかし、食べれる席少なし。日帰り温泉レイクリゾートは、大盛況のため、三連休は入浴不可。来年の、オレ、忘れるな。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレンチディスパッチ ウエス・アンダーソン

2024-02-10 10:38:37 | 映画


いい顔の俳優がたくさん出てる映画

せっかくブログをやってるので、見た映画をのせることにしました。すぐ、忘れちゃうので、自分の記録として。記録よりも記憶残す方がいいのですが、見たものは書くようにします。いつか、子供が映画見たくなった時に、何かの参考になるかもなぁと思いながら。縛りは、その映画を一言で言うならなんて書くか。で、この映画、一般的にはウエス・アンダーソン監督は、映画愛にあふれた、随所に過去映画のオマージュを散りばめた、スタイリッシュで、箱庭的で、細部にこだわった作風で紹介されますが、細かい事に気づけない大雑把な私には、何より、この癖だらけの、俳優陣の豪華さに惹きつけられます。デルトロさんは年取ってさらにデルトロに、ブロディさんは常になんか危険な事をやりそうな顔、レア・セドゥさんはとってもキレイ、マーレイさんは悲哀が滲み出てて、マクドーマンドさんはいつも強い女性だし、デフォーさんは出てると見たくなっちゃうし、リナ・クードリさんは、どっかで見たと思ったらパピチャ見てました。好きな俳優目白押しでした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜が明ける 西加奈子

2024-02-07 20:56:26 | 本と雑誌
まず、アキ・マケライネンを検索しました。カウリスマキの映画でみたあの俳優?速攻、イメージがわきます。俺の友達、深沢暁は、俺の一言で、人生を変えられました。ボロボロになった俺も、後輩の同僚、森の言葉で、前を向きます。この時の、森の言葉に対して、俺は、「森が始めた話のことも、実際俺は、森のその長い話を、それからずっと、忘れなかった」んです。学生時代、もう、勝ち負けはいいやってくらい、全身全霊で打ち込んだスポーツ。森は、もう、十分なんです、私たち、十分勝ったし、十分負けたんです、と言います。だって今、何年ですか?2016年ですよ?もう、飽きません?そんなの。そう、思います。いつまで、バカなこと繰り返すんだって。歴史は繰りかえし、人は、そこから何も学んでいません。今までも、世界に唾を吐き、あきらめずに声をあげた人は何人もいます。それでも、世界は、変わらない。でも、この人、西加奈子は諦めない。この、作家の、言葉が、言葉で、ヨシって、立ち上がる人は、きっといる。帯に書いてあります。「当事者でもない自分が、書いていいのか、作品にしていいのか」という葛藤を抱えながら、社会の一員として、作家のエゴとして、全力で書き尽くした、渾身の作品。夜は、明ける!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狐 靴盗む?

2024-02-04 19:01:17 | 日記・エッセイ・コラム




去年のゴールデンウイーク頃から、健康のため、マラソンしています。たった2キロですが、はじめは土日だけだったのが、今ではよっぽどの雨でない限り、走っています。夜も、ライトつけて、熊鈴つけて、雪の日も、おっかなびっくり、走っています。超楽しいまではいかなくても、夜空を見ながら、雪をふみながら、体重はかわらずですが筋力もついたみたいで、ほんのちょっとですが、余裕もできてきました。今では、旅行先にも、スニーカー持参で、走るほどに。さて、そんな中、事件が二つ。一つは、足跡。今年は雪が全然なくて、熊も冬眠してないのか、家の庭に巨大な足跡が。この大きさで思いつくのは熊しかいないんですが、庭に熊?犬はいますが、ともかく注意しなければ。もう一つは、天気がよかったので、軒先にスニーカーをおいたまま出かけて帰ってきたら、片方だけなくなってるじゃありませんか。どういうこと?ネットで検索してみたら、たくさんヒットしました。犯人は狐のもようです。そういえば、今年は、庭にも二匹の狐が出没していたのです。リスやイタチもよく見るようになりました。これからは、留守にするなら、外に靴干し、厳禁です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする