喜多方に来た方

会津が好きになって東京・埼玉からやってきたいちみの記憶

クラムボンがやって来た!どこに?喜多方大和川昭和蔵に!

2011-05-15 21:25:11 | 音楽

2011_05150009 昨日、喜多方にクラムボンがやってきました!まさか、地元でクラムボンが見れるなんて、夢の夢の夢のよう。これは喜多方市史にのる大事件であり、行けなかったら一生後悔していたことでしょう。各地からの推薦でライブ会場を決めた今回の「ドコガイイデスカツアー」、大和川を投票してくれた人にはホントに大感謝!会場につくと、おなじみのメンツがたくさん来ていました。その中には、若松のオザケンと山都のハマケンの姿も!ケンケン・コンビが見事揃い踏み、開演時間を少し過ぎた頃、待ちに待った本日の主役が登場。会場は楽屋がないので、後方から観客席を通ってステージへと向かいます。待ってたよ感爆発の観客たちはハイタッチで彼らを迎えます。写真の坊ちゃんも郁子さんに頭をなでられたもよう。喜多方から今回の長い長いツアーが始まるそうですが、、ステージ上からベースのミトさんが、何度も何度も、「ここが初日でよかったー!」と叫びます。会場が一つになった瞬間が何度も何度もありました。ただ、一つ心配だったのが、椅子席のライブだったこと。何箇所かに座れる場所はあった方がいいと思うけど、聞いてりゃ身体が動き出すような音楽ですから。だから、ライブが続くにしたがって、演者も観客もムズムズしてきたのです。そしたら鍵盤の郁子さんが、「後ろのほうで踊ってるんだよー」の一言。いままで、ステージに夢中で気がつかなかったけど、振り向いてみれば、後方がひどくいい感じになってるじゃありませんか。みんな、そんな気分だったのでしょう。次の曲からはみんなスタンダップ!あっというまにオール・スタンディングのライブにはや代わり。やっぱ音楽はこうじゃなきゃ!喜多方が、大和川が、蔵なのに、イエー!こうして、うれし楽しい一夜は奇跡のように過ぎていきました。中でも印象的だったのが、「新曲があります。すごく簡単な歌なので、みんなに手伝って欲しい」と、手拍子足拍子、「今回のツアーでこの曲を育てていきたい」と歌った歌は、震災後の我らの心に響く未来の歌でした。その後アンコールでも、「ちょっと、一曲やりたいのがあって、3月12日につくったんだけど」と、ギターのインスト曲をやってくれました。祈るような、でも、希望のメロディ。地震とか原発とか、負けないでがんばろうとか、そんなことは一っ言も言わなかったけど、その気持ちは十二分に伝わってきました。そこがクラムボンらしかった。ミュージシャンは言葉じゃなくて、音楽で伝えるものなのさ!心と身体でな!そんな、とてつもなく素晴らしいライブ、こんなのが喜多方で見れたなんて、奇跡的、福島だからこそ起こったミラクルであります。大和川酒蔵広報担当の方、昭和蔵を、会津の音楽の拠点にしてください。出演者の人もきっと会津を好きになるはず、印象に残る会場ランキング入り間違いなしです。会場内でお酒が飲めれば言うことなしですが、この素晴らしい会場で、素敵な人たちがたくさんきてくれれば、東北伝説の地となること間違いなしです!2011_05150020_2 

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