with クロワッサン

北ドイツの風をお届け☆
クロワッサンは愛犬。黒いからクロワッサン。

人生初の「手術」

2012-09-04 13:46:22 | 治療あれこれinドイチュラント
飲食店で働いてる身、それに旦那さんはコックさんという身ながら
こんなことを言うのはどうかと思うけど、
私はそんなに「食」に対して意欲がない。

美味しい物はもちろん好きだし、旅行先での食事は楽しみのひとつだし、
うさぎの手料理や実家のお母さんのつくってくれるごはんは
世界でいちばん美味しいと思う。
食べている時間はもちろん幸せ。

だけど、「食べようとすること」にあまり関心がないというか・・・
おなかがすいてもやり過ごせるし、『何食べたい?』と聞かれたときに
あまり思い浮かばない。

そんな私の、つらい日々のはじまりはじまり・・・。


昨日は、人生で初めて「手術」と名のつくものを体験しました。


夏前から、苦手な苦手な歯医者さんに通っています。

夜中はぎしりをしてしまうので、マウスピースを作ってもらい、
それと並行してかみ合わせの悪いところの歯をちょっとずつ削ってもらって
います。
ドイツの歯医者さんは高いというイメージがなんとなく強かったけど
今のところ私の受けている治療は全て保険適応範囲ということで、
3ヶ月に1回、10ユーロを払うだけで済んでいます。
歯医者さん怖かったけど、行ってよかった!


だけど実はもうひとつ前々から気になっていた歯があって、
(何を隠そう、通称「かにみその歯」です。笑
これを憶えてくれている読者の方がいたら、奇跡)
渡独前にあわてて日本で治療して完了はしたものの、へんな感じがずっと
残ってた歯。

それを歯医者さんに相談したところ、
「その手術を出来るお医者さんは限られているので、ここではできません。
 提携しているところへ行ってやってもらってね」、とのこと。


・・・手術?

Behandlung(ベハンドルンク、ドイツ語で治療)じゃなくって、
Operation(オペラツィオン、手術)??!!

かにみその歯ったら、そんな悪いの?(笑)←もはや笑えない状況


その時に歯医者さんから受けた説明は、ドイツ語が難しかったというよりは
これまでの経験から自分の想像しうる「歯の治療法」をあまりに卓越していたので
うまく理解が出来ず、(理解したくないというのが正直なところ。)
とりあえず紹介状とレントゲン写真を渡されて家に帰り、ネットで調べまくること
1時間。

日本語ではどうやら
「歯根端切除術」
というやつらしいです。

読んで字のごとく、歯の根っこを切るというもの。
なあんだ、私の聞いたドイツ語、ほとんど合ってたのかー(笑)
喜んでいいのか良く分からない、複雑な心境。

すでに根幹治療がなされていて神経を抜いてある歯(今思えば、このとき
かにみそ味の薬を入れられたってわけ。)の根っこの部分が感染し
もはや歯の「上から」「中から」は治せないのだけど、抜歯はせずに
歯茎を切って「横から」その部分を取り除きましょう という感じらしいです。

なるほど・・・歯茎を切って・・・ね。
そりゃ手術と呼んで当然だわね。(笑) えーん、笑えない!


かくして、体が弱そうに見えて実はいたって健康体な私の
人生で初めての手術体験がはじまったのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿