右脳と左脳の広場

人間の能力の全面的な開花をめざし、さまざまな話題を提供します。

300[スリーハンドレッド]

2007-06-20 12:12:23 | Weblog
 スパルタのことも小説にしたいと思っているので、評判の300[スリーハンドレッド]を観て来ました。

 そうですねえ。よかったところは画面が全体にきれいだったことでしょうか。
戦闘に次ぐ戦闘で、ちょっと食傷気味でした。人の命を奪うシーンをあんなに長々と見せる必要があったのでしょうか。人の命を奪うことに何のためらいも後悔もない人々を肯定的に描いているのがやはり一番気になりました。

 少数の人が多数の人を殺戮したからといってそれが手柄話になるのでしょうか?
殺人のプロフェッショナルが、はるばる動員されてきた不慣れな兵士たちを殺したところでそれが英雄視されるべきなのでしょうか。

 それから、ペルシャ王のクセルクセスをあんなに不気味で退廃的な人物として描くのはどうなのでしょう。イラン政府から抗議がきたのも頷けます。やはりアジア人蔑視、アジア人に対する偏見を強く感じました。


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