松下幸之助<一日一話>
2月21日 人事を尽くして天命を待つ
人事を尽くして天命を待つ
〔胡寅「読史管見」〕人としてできるかぎりのことを実行し、その結果は天の意思にまかせる。
三省堂提供「大辞林 第二版」より Powered by 三省堂
いやなことがあり、落ち込んでみたり・・・
これからのことが不安で、心配をしたり・・・
どうしていいのか分からず、悲観したり・・・
その結果、何事にも力が入らなくなってしまう。
誰にでもあることだと思うのです。自信たっぷりの強い人でも、自信のない弱い人でも、不安は不安なのよ。違いは、その不安を振り切って、次の一歩を踏み出せるかどうか。どんなプロフェッショナルにも、100%なんてありえない。不安がないわけじゃない。
見えない結果を、あれこれと考え悩んでもうまくなんてできない。それは、天命なのよ。ただし、天命ならば努力しても変わらないのではそれは違うんだよね。結果は、他人のために。プロセスは自分のために。
だから、それが天命であっても、人事を尽くすことが大事なんだよね。
そうそう、まずは人事を尽くそう。
そこから、道がひらけてくる