松下幸之助<一日一話>
7月31日 自分自身への説得
自分自身への説得。
心を励まし、勇気をふるい起こす
心を押さえて、辛抱する
自分は運が強いと言い聞かせたり
そんなことありますよね。
でも、私の場合には「無理」「できない」と思わないように説得することが多いかな。
そんなに能力があるわけではない。だから、「無理」とか「できない」といって自らハードルを設定してしまっては、目標は遠くなるばかり。
自分の弱い心を奮い立たせて、「何とかするぞ」そう自分を説得するのでした。
松下幸之助<一日一話>
7月31日 自分自身への説得
自分自身への説得。
心を励まし、勇気をふるい起こす
心を押さえて、辛抱する
自分は運が強いと言い聞かせたり
そんなことありますよね。
でも、私の場合には「無理」「できない」と思わないように説得することが多いかな。
そんなに能力があるわけではない。だから、「無理」とか「できない」といって自らハードルを設定してしまっては、目標は遠くなるばかり。
自分の弱い心を奮い立たせて、「何とかするぞ」そう自分を説得するのでした。
松下幸之助<一日一話>
7月30日 声をかけるサービス
モノを売る商売が個人から、組織へと、つまり量販店へとシフトしてきた。大量発注、大量仕入れを武器に、品揃えと価格を武器に多くの量販店が競い合っている。消費者にとっては、様々な商品を比べられて、価格が安く購入できるようになり便利になった。
家電製品、洋服、食事など私たちが日常に必要とするものを提供する商売は、利用するもにとってはとても便利になった。
しかし、『声をかけるサービス』は失われてしまいましたね。
この間ご購入いただいたパソコンの調子はいかがですか?そんなことを、量販店で聞かれたことはありません。
良くいくファミレスで、「お子さん大きくなりましたね。小学校の何年になりましたか?」なんてこともありません。
昔を振り返ると、そんなことが結構あったような気がします。
「声をかけるサービス」が、うれしく思える事ありますよね。
うーーーん、ヒントになりそうです。
松下幸之助<一日一話>
7月29日 力の限度にあった仕事を
背伸びをしすぎて、結果として迷惑をかけてしまうこと。私もありました。
しかし、自分の能力を知るという事も難しい。正確に自分の能力を把握している人とはどのくらいいるのであろう。
火事場のばか力。という話を聞いたことありますよね。人間は時として、想像を超える力を発揮するという話。
アスリートは、力の限界をアップするためにトレーニングをする。限界値をアップするためにトレーニングをするのである。
では、企業人はどうやって能力をアップさせるのか。教育やトレーニングを受けたとしても、自分のスキルをアップさせるものは、仕事でしょう。その仕事にどう取り組むのか。自分の知っていること、できることだけをしていては、実力はアップしない。
自分の限度とは
適性にあった仕事とは
自分の殻を破ることで。ブレイクスルーする事で、限度や適性は変ると思う。
目標値が高すぎず、低すぎず。
力の限度にあった仕事って、難しいですよね。
ところで、限度ってあるのでしょうかね。これが限界そう思っている自分がいるだけとすると、限度は良くないよね。
松下幸之助<一日一話>
7月28日 降格は公の心で
私が管理職になったときに、私の教員としての師匠が教えてくれたこと。
「管理職としてのあなたの仕事は、教員として適さない人は教員を辞めさせる事。適さない教員をそのままにしておくことは、学生にも、その本人にも良くないでしょう。」
という強烈なものでした。正論だとは思います。でも、・・・
私心で、降格ややめさせることは、もっての他。
公の心でもどうなのだろう。まだ、そこまで決断ができないでいる。ただ、いえることは、教員という職を辞して、他の職種で活躍することは可能であろうと、思うのです。
管理職となて、7年目を迎える。いまだに、ちゃんとしたマネジメントができていない。難しいことをあえてチャレンジする。やりにくい事を断固としてやる。
その部分だけでも、きちんとしたいと思う。そのことで、今まだのような関係を保てなくなってもである。
役職が上になるほど、仲良しこよしではいられなくなる。と、その師匠がおっしゃっていました。それを恐れてはいけないし。せめて自分では、公と私を区別して考えられるようにと思う。
静岡の師匠は、元気だろうか。
松下幸之助<一日一話>
7月27日 人間の幸せのための政治
私たちが決して忘れてならない大事なことは、政治は結局、お互い人間の幸せを高めるためにある、という事です。
政治に限らず、「会社」「技術」「お金」など人間の幸せのために、社会の幸せのためにあるのですよね。でも、本当でしょうかね。疑問に思うことが沢山あります。
私の専門のITでもそうです。ITがどれだけの人を幸せにしたのでしょうか。もちろん、銀行のオンラインシステムをはじめ、便利に使えて生活に役立っているもの沢山あります。しかし、銀行のオンラインシステムを使った詐欺事件沢山ありますよね。
ネットもそう。便利だけど、闇の部分のほうが大きいような気がします。ネットが人を殺す。ネットで、人殺しのメンバーを集めたり。ネットで、危険物を作る知識を知ったり。ネットでいじめをする。
携帯電話がなければ、あの子は自殺しなくてすんだかも。そんな事件もありますよね。携帯のメールが送られてこないばかりに、自分が仲間外れになっていると感じたり。
ITが不幸の連鎖を広げている勘もあります。もちろん、使う人の問題。それは正論です。でも、携帯がなければ使う人の問題なんて起きずにすんだはず。
最近の子供たちは、デジタルネイティブの子たち。携帯を当たり前の道具としている。そういうものを学校において規制する。アホッ、と思ったけど。
もしかして、デジタルネイティブといっても、使いこなす技術ではなく、使うための心得的なものが欠如しているかもしれない。 だから、技術が不幸を生むのか?
と考えると、幸せになれない、幸せにしない政治は、どうすればよいのか?政権争い、それはそれで大事かもしれないが、結局私たちは幸せになれるのでしょうか。どう見ても、今のあり方を見えいると幸せになれそうもない。
私たちは、どうすれば良いのでしょうかね。
松下幸之助<一日一話>
7月26日 経営にも素直な心が
『素直な心』とは、いったいどういう状態であろうか。説明をしろと言われると、うまく表現できないものである。
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『思うまま』 松下幸之助著 の中に、『素直な心で』という一文がある。
素直な心で
事がうまく運ばないときは、一度静かに考え直してみたい。往々にして自分が何かに執していたり、何かにとらわれている場合が多い。たとえ自分が正しいと思うことでも、そこのとにとらわれてしまうとどうしても心が狭くなり、判断を誤ることにもなってしまう。お互いに常に素直な心で事に当たることを心がけたいと思う。
つまり、素直な心とは、何ごとにも執することなく、何ごとにもとらわれることなく、心を広く持つという事でしょうかね。
でも、「何ごとにも執することなく」「何ごとにもとらわれることなく」ってそう簡単にできるものではないですよね。自分に自信がないとできないことでは、ないでしょうか。
あなたは、どんな人からのアドバイスでも、ありがとうございますと聞くことができますか。「そんなことは、わかっているよ!」「いちいち、うるさいな。」とアドバスに対して思ったことありませんかね。
『素直な心』になるって、難しい。
松下幸之助<一日一話>
7月25日 三回ダメを押す
念には、念を押す。という事は必要です。とは言っても常に必要かというと、新しい仕事や新しい取組みをする際には、必要でしょう。
石橋を叩いて渡る
転ばぬ先の杖
といったところでしょうか。
現在は、スピード感というものも大事です。そのときに、何事も「三回ダメを押す」「石橋を叩いて渡る」「転ばぬ先の杖」を念頭に実施していたら、遅いと感じられることでしょう。
ケースバイケースで、「三回ダメを押す」のが良いかを判断し、対応できることが必要です。
松下幸之助<一日一話>
7月24日 利害を超える
利害(りがい)
利益と損害。得をすることと損をすること。
「─を同じくする人たち」「─得失」大辞泉 提供:JapanKnowledge
ものごとに利害が生まれることは、 ごく自然のことである。しかし、それを利害を中心に考えるのか、考えないのか。どちらをベースに行動するかで、多くの人に助けてもらえるかどうか、多くの人に共感してもらえるか。決まるのです。
利害を超越した行動や態度に感動し、心を打たれる。
やはり人間には、心打たれること。『感動』や『夢』といったものが必要です。人間の心のビタミンになる。
そのためにも、利害を超えた態度を一つは持っていたいものです。