沢の風 森の風

自然に包まれて 自然に癒されて

【 初秋の梨谷川美ヶ谷 沢歩き 2016年9月10日 】 富山県南砺市

2018年07月02日 | 沢歩きを楽しめる所

 

国道304号からたいらスキー場へ向います。たいらスキー場を過ぎてそのまま道なりに進み、国道から約2.1km、3分位走ると道路の左側に林道獅子越線の入口があり林道の白い標柱が立っています。林道に入り800m位進んだ所に梨谷川美ヶ谷の入渓地点があります。入渓地点の50m位手前に1、2台、100m位手前に2、3台、林道が広くなっている所に駐車する事が出来ます。林道は入渓地点の500m位手前からダートになり、路面に凹凸のある悪路になるので運転に注意が必要です。駐車地点から林道を歩いて進みます。

         

  林道を歩いて進みます。林道が美ヶ谷を横切る所は欄干等は無く、橋の形状ではないので入渓地点を通り過ぎないよう注意が必要です。入渓地点には木に白いロープの目印が付けられていました。踏跡を進むと普通に歩いて直ぐ沢に下りる事が出来ます。

 

沢を歩いて進みます。

         

  沢を歩いて進みます。

   

美ヶ谷は沢が開けていて明るく、天候も良かったので気持ち良く歩くことが出来ました。入渓地点から7、8分歩くと滑滝が見えて来ました。

         

  美ヶ谷に架かる滑滝。

   

滑滝は傾斜が緩やかなので問題無く進むことが出来ます。滑滝の上流は美しい滑が続いていました。

         

  美しい滑の沢を楽しみながらゆっくり歩いて進みます。

   

沢を歩いて進みます。

         

  美しい滑の沢をゆっくり10分位歩くと滑が途切れ前方に滝が見えて来ました。

   

滝は落差も小さく右岸が階段状になっているので、滑らないよう足元に注意すれば問題無く登る事が出来ます。滝の落ち口を見て上流に向いました。 

         

  滝の上流は滑が続いていてゆっくり5分位歩くとまた滝が懸かっていました。

   

傾斜が緩やかなので右岸を問題無く進む事が出来ました。

         

  2番目の滝から2、3分歩くと前方に落差のある滝が見えて来ました。手前の小滝は足掛かりが少ないですが落差が小さいので右岸からなんとか登ることが出来ました。

   

美ヶ谷に架かる滝。入渓地点からゆっくり歩いて30分位で滝前に着きました。ゆっくり滝を見学して折り返しました。

         

  足掛かりの少ない小滝は少し手が濡れるのを気にしなければ問題無く下ることが出来ます。

   

滝の右岸を下ります。

         

   最初の滝の落ち口まで戻りました。階段状になっている右岸を注意して下ります。

   

沢を歩いて戻ります。

         

  滑の沢を歩いて戻ります。

   

沢を歩いて戻ります。

         

  滑滝を下って戻ります。

   

沢を歩いて戻ります。

         

  沢を歩いて戻ります。入渓地点まで戻りました。

   

踏跡を歩いて林道に戻りました。

         

   林道を歩いて戻ります。

         

林道を歩いて駐車地点に戻りました。梨谷川美ヶ谷は、今回歩いた部分は短いですが、美しい滑や小滝を見ながら落差のある滝まで楽しく歩くことが出来ました。歩く距離は短いですが、美しい滑や滑滝、無理なく登れる小滝が続いて最後に落差のある滝があり、沢歩きの楽しさが凝縮されているので沢歩きを始めたばかりの方にもお勧めです。五箇山付近の沢は8月になるとオロロ(虻)が発生するとの事でしたが、9月に入っていたこともあり美ヶ谷にオロロは全くいませんでした。

 

〇 このブログは沢歩きを楽しめる所を紹介しています 〇

・沢登りの技術(懸垂下降等)や装備(ロープ等)が無くても訪れる事が出来る所

・落差の大きな滝は登山道や明瞭な巻道、川岸にしっかりとした足場があり滝を登らなくても沢を歩ける所

・渡渉や沢を歩く際に膝上位までの水量で進むことが出来る所

・沢を歩く時間がゆっくり歩いて2時間位の所(登山道のように整備された道では無い為、長時間の行動で注意力が散漫になり転倒やケガの恐れがあるため)

・アプローチが比較的容易で歩いた沢を問題無く戻ることが出来るか、登山道、林道等を利用して戻ることが出来る道迷いの心配が無い所

※ 危険の少ない所を紹介していますが、登山経験の少ない方や沢を歩いた事の無い方は、経験のある方と同行してください。登山道のように決められたルートを歩くのではないため、足元に十分注意が必要です。また、天候によっては濡れた岩が滑り易くなったり、急な増水や、沢の水量が増して歩くことが困難で危険になると思われるので、当日や訪れる日の数日前からの天候にも十分注意して訪れてください。沢の状況は常に変わるので、訪れた時は無理のない状況判断が必要です。 


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