沢の風 森の風

自然に包まれて 自然に癒されて

【 春の碓氷川・碓氷七滝 沢歩き 2018年4月29日 】 群馬県安中市

2018年07月02日 | 沢歩きを楽しめる所

 

旧国道18号沿いの碓氷湖湖畔の広い駐車場。駐車場には公衆トイレがありました。碓氷湖は釣り場になっていて、当日はゴールデンウィーク期間中で多くの釣り人が訪れていて湖畔の駐車場、国道沿いにある駐車スペースも満車で、国道から湖畔に下る道路も片側が路上駐車で埋まった状態でした。路上になんとか車を駐車して碓氷七滝に向いました。湖畔を一周出来る散策道を上流に向って進みます。

         

   湖岸には多くの釣り人が釣りを楽しんでいました。散策道を歩いて進みます。

 

碓氷湖を見ながら散策道を進みます。駐車場から散策道を5分位歩くと碓氷川と中尾川に架かる散策道の「夢のせ橋」に到着します。以前は碓氷七滝を巡る遊歩道があったらしいので、夢のせ橋付近を少し探して見ましたが遊歩道の入口らしき所は見つけられませんでした。

         

   夢のせ橋の袂から階段を下って行くと生垣の奥に案内板の様なものが見えたので生垣の間を抜けて進みました。

 

案内板は遊歩道とは関係無かったので、そのまま碓氷川の川岸に向いました。 

         

   案内板から少し歩くと直ぐ碓氷川の左岸に出ました。ここからは川を歩いて碓氷七滝に向いました。

   

川を歩いて進みます。

         

   入渓してから川を7、8分歩いて進むと前方に堰堤と遊歩道の案内板(⇐めがね橋)が見え、右岸に堰堤を巻くように遊歩道跡が続いていました。 

   

遊歩道跡を歩いて堰堤巻いて進みます。

         

   遊歩道跡を進むと案内板があり、案内板から先は遊歩道跡が不明瞭になり先に進む事が出来ませんでした。後で分かったのですが前方ばかりに気を取られていて、案内板付近から沢側を良く探していれば沢に下りる遊歩道跡を見付けられたのかも知れません。遊歩道跡を戻って堰堤右岸の踏跡を登って堰堤を巻きました。

   

道幅の狭い踏跡を歩いて進みます。踏跡はしっかりしていますが足元に十分注意が必要です。

         

   堰堤上に下りると直ぐ先の右岸に遊歩道跡が見えました。

   

遊歩道の階段は崩壊していて補助のためのチェーンが見えました。堰堤を巻く踏み後は少し高度感があり道幅も狭いので、遊歩道の階段は崩壊していますが遊歩道跡を進んで、下りる場所を良く探してここから下りた方が良いのかも知れません。少し進むと遊歩道の案内板が見えました。ここが旧遊歩道の渡渉地点のようでした。

         

   川を歩いて進むと前方に碓氷七滝の一ツ滝が見えて来ました。堰堤をスムーズに巻いて進めば入渓地点から15分位で到着します。

   

碓氷七滝一ツ滝。

         

   一ツ滝は傾斜も緩やかで落差も小さいのでどこからでも登れそうでしたが、左岸にチェーンの補助とステップが切ってありました。一ツ滝の上に登ると左岸に遊歩道跡が見えました。遊歩道は左岸沿いに続いていたようです。

   

川を歩いて進みます。一ツ滝から先はめがね橋付近まで滑と滑滝(碓氷七滝)が続いていて楽しく歩くことが出来ます。

         

   一ツ滝からゆっくり3、4分歩くと二ツ滝が見えて来ました。

   

碓氷七滝二ツ滝。

         

   二ツ滝も左岸に遊歩道名残のチェーンの補助がありました。

   

川を歩いて進みます。

         

  川を歩いて進みます。

   

川を歩いて進みます。二ツ滝から先は滑滝や小滝が多く、三ツ滝から七つ滝は特定することが出来ませんでした。二ツ滝から川と森の風景を楽しみながらゆっくり12、3分歩くと少し滝壺が深い滑滝がありました。

         

  左岸は少し深かったので右岸から滑滝を登って進みました。手掛かり、足掛かりが少ないですが、落差が小さいので何とか登ることが出来ました。

   

滑滝を登ると次の滝には左岸に遊歩道名残のチェーンの補助とステップが切ってありました。

         

   美しい滑と滑滝が続きます。この辺りは左岸にチェーンの補助が続いていました。 

   

ときどき振り返りながら美しい滑の川を歩きます。

         

   一ツ滝から美しい滑や滑滝の風景を楽しみながらゆっくり30分位歩くと、前方にめがね橋付近の旧国道が見えてきました。

 

川を歩いて進むと右岸に遊歩道跡のような所が見えたので、そこから登って進みました。

         

  遊歩道跡ような所を登ると途中で道は不明瞭になり、クズグズの急斜面(ちょっと危ない)を登るとめがね橋のバス停付近にでました。めがね橋付近の国道脇の待避スペースから左岸に下りる踏跡があるという情報もあり、途中でキャニオニングのガイドさんと小学生位のお子さんを連れた家族の方が沢を下って来ていたので、安全に川に下りれる所があるようです。

   

めがね橋を見ながら旧国道を歩いて碓氷湖へ戻ります。

         

  旧国道を歩いて戻ります。

 

旧国道を7、8分歩くとアプトの道と接続している所があったので途中からアプトの道を歩いて戻りました。

         

  アプトの道を歩いて戻ります。

 

アプトの道を戻ります。途中に東屋があり碓氷湖が見えました。

         

   アプトの道を戻ります。

 

アプトの道を歩いて駐車地点に戻りました。めがね橋付近から15分位で着きました。碓氷七滝は、歩く距離は短いですが一ツ滝から先は美しい滑と滑滝が続いていて楽しく歩くことが出来ました。川を歩くので沢靴等沢を歩く装備と足元に十分注意が必要です。また、天候によっては川を歩くことが困難で危険になると思われるので天候にも十分注意が必要です。碓氷湖周辺はヤマ蛭の生息域との事でしたが、当日は天候も良くまだ本格的活動期前のためかヤマ蛭の姿を見る事はありませんでした。

 

〇 このブログは沢歩きを楽しめる所を紹介しています 〇

・沢登りの技術(懸垂下降等)や装備(ロープ等)が無くても訪れる事が出来る所

・落差の大きな滝は登山道や明瞭な巻道、川岸にしっかりとした足場があり滝を登らなくても沢を歩ける所

・渡渉や沢を歩く際に膝上位までの水量で進むことが出来る所

・沢を歩く時間がゆっくり歩いて2時間以内の所(登山道のように整備された道では無い為、長時間の行動で注意力が散漫になり転倒やケガの恐れがあるため)

・アプローチが比較的容易で歩いた沢を問題無く戻ることが出来るか、登山道、林道等を利用して戻ることが出来る道迷いの心配が無い所 

※ 危険の少ない所を紹介していますが、登山経験の少ない方や沢を歩いた事の無い方は、経験のある方と同行してください。登山道のように決められたルートを歩くのではないため、足元に十分注意が必要です。また、天候によっては濡れた岩が滑り易くなったり、急な増水や、沢の水量が増して歩くことが困難で危険になると思われるので、当日や訪れる日の数日前からの天候にも十分注意して訪れてください。沢の状況は常に変わるので、訪れた時は無理のない状況判断が必要です。 


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