いえねこ修行

野良猫や人が苦手な猫たちは果たして『人間との生活』に慣れるのか?
人馴れ修行の様子を綴る猫お預かりボランティア日記。

苑子、お別れ

2022年01月03日 | 預かり猫
いきなりですが、

大晦日の日に

白血病キャリアの苑子さん、

虹の橋を渡りました。









預かりさんから食欲が無いようだと連絡を受けたのが30日の夜。

パウチは少し食べてますがと。


その次の日の31日の朝に

悪化してちゅーるも舐めなくなったと続報があり

大晦日でも見てくれる病院に直ぐ予約をし、

診てもらいました。



血液検査をした結果、






極度の貧血。


もう骨髄が機能しておらず

白血病発症でしょうと言われました。



「今日か、頑張っても明日かな…」

そう余命を宣告されました。



ご飯食べなくなった話を聞いた時

発症じゃなきゃいいなとは思いましたが、

数日前まで治五郎と大運動会をしていたって話を聞いていたので、

もうそこまで悪化していたとはと…。



そのまま我が家で看取るため

連れて帰りました。







病院で採血時

シャーと威嚇をし


我が家のケージの中に入れた時に

カプっと私の手を噛み(穴はあかなかったけど)、



ちゅーる舐めなくなったと聞いていたので、

強制給餌してみたら

「人間に世話かけてなるものか!」と

その後自分でお皿のウェットを舐め始めた


そんな誇り高い苑子さん。





ご飯を自力で摂取してたのが夜19時半くらい。



目力もあって

これは今夜はまだ大丈夫かなーと思いましたが、




(↑ご飯後ウトウトしていた苑子さん)




その4時間後に


静かに息を引き取りました。



大晦日の23時半過ぎの事でした。




見た目に分かる体調の崩れから、

たった丸1日とちょっと。

あっという間でした。




数日前まで大運動会をし、

29日までご飯も食べており、


と、

そんな話を病院の先生にしたら

「数日前にはもうとっくに貧血症状が出てたはずだから、走れるわけないんだけどな…」

と言っていました。


白血病発症から亡くなるまではこんな急速なのか?と思いましたが、

普通はもっと何日も前から落ちるそうです。



それでも確かに走って遊んでいた苑子さん。


強い子でした。

きっと預かりさん宅で治五郎との生活が楽しかったんだと思います。



保護してから

3年と4か月。



白血病キャリアだろうが

長生きする子もいるし!と、

何とか家族を見つけようと募集はかけてましたが、

苑子的には預かりさんちでの生活が楽しかったと思うので

それはそれで。




最期は預かりさんちで迎えた方が苑子さんにはいいのか?

…という想いもありましたが、

普通の日ならともかく

いかんせん大晦日からお正月にかけての話だったので、

悩ましいところでした。


まぁ我が家に長らくいたので

せめて懐かしんでくれたならいいのですが…。







本日(1/3)火葬になります。



バイバイ。






それと、

私は間接的に話を聞いただけなので

詳しい事は分かりませんが

少し前にじい

闘病の末に虹の橋を渡ったとボラ仲間から連絡をもらっています。

我が家で短期修行をした子)






じいも誇り高いボスニャンでした。





正月早々から湿っぽい話でしたが

仕事始まってから書くと

朝の目の腫れが気になりそうだったので。。。




涙モードで大晦日も正月もぶっ飛んだ我が家でしたが、

ヒトシとススムの変な…明るい性格に

ちょっと救われ中。




(寄り過ぎ)



また頑張ります。


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