いえねこ修行

野良猫や人が苦手な猫たちは果たして『人間との生活』に慣れるのか?
人馴れ修行の様子を綴る猫お預かりボランティア日記。

リキ、早朝の脱走劇

2017年07月21日 | 預かり猫

お風呂場では大暴れしていたリキ。

 

リビングでは

暴れることなく

小さい声で夜鳴きする程度です。

 

 

でしたが…

 

 

早朝、

 

 

ガシャ

ガシャ!

 

という音で目が覚める。

 

 

ケージ開けようとしてるのかなーと

思ったんですが

 

それから

ものの数秒で

 

ガシャガシャの音が遠くへ移動。

 

 

え?

 

移動??

 

 

ハッと飛び起きて

リビングへ行くと

 

 

カーテンレールの上に…!

 

 

何かいる!

 

 

と思って慌てて近づくと

 

 

そこからなんと

 

 

脱走防止用に付けてた

ワイヤーネットに駆け上がり

 

そして

 

窓をガリガリ。

 

 

窓の外へ脱走しようとしている…!!ノ)゚Д゚(ヽ

 

 

そのあと

 

 

ワイヤーネットを撃破。

 

(個人情報の観点から背景ボカシてます)

 

 

突っ張り棒は細いですが

試行錯誤して

クル兄貴が何度もガシャガシャしても

壊れないくらいの強度は誇ってたんですが…

 

さすが怪力リッキー。

 

 

用心のため

窓閉めて良かった。

 

(というか基本私がリビングにいる間しか網戸にしないし)

 

 

網戸だったら

破って

外へ逃げてた可能性も高かった…(;´Д⊂)

 

 

 

外への脱走を諦め

 

私に捕獲されないよう

窓の隙間の奥にいくリキ。

 

 

 

袋のネズミ。

 

(鼻息で窓が曇ってちょっと笑った…(-∀-))

 

 

 

タオルケットや毛布を駆使して

 

キャリーに追い込む作戦。

 

 

 

 

リキのお尻側にキャリーをセットし

頭の方から毛布越しに

ぐいぐい押して

 

なんとか捕獲。

 

 

パニック状態だったリキ、

 

今まで脅し程度の当たらない攻撃しかしてこなかったのに

初めて私に噛みつきました。

 

毛布越しだから

痛くないけど。

 

 

 

 

捕まえるのは

10分もかからずできたけど

 

 

早朝4時半

 

 

新聞配達や

ジョギングの人が複数いて

 

思いっきり激闘を見られてたのが

 

 

個人的に痛恨…(-∀-)

 

 

 

 

こんなポーズで

窓の隙間に挟まってたリキを

ぐいぐい押していた私。

 

超恥ずかしい(笑)

 

 

 

 

翌日ご立腹の脱走犯。

 

 

 

 

 

 

ケージの鍵にプラスして

 

100均で買ってきたもので

脱走防止強化。

 

 

脱走劇は何日か前のことですが

あれから毎晩

鍵開けようと頑張ってガシャガシャしています…( ̄∇ ̄;)

 

さすがにもうケージからも出てないけど

 

 

生粋の野良だったので

やはり外が恋しい。

 

 

 

普通ならリキくらいの猫なら

 

TNRでリリースするんですが…

 

 

リキの住んでいた場所は

餌やりさんが倒れてしまったそうで

もう戻ってもご飯くれる人はいません。

 

もう戻れないのです。

 

 

 

残念だけど

 

 

諦めて

家猫として頑張らないと。

 

 

 

 

 

にしても

あーびっくりした(;´д`)ゞ


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4 コメント

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ご相談に乗っていただけませんか?m(__)m (はっぴー)
2017-07-22 11:19:55
「家猫 修業」の検索結果でこちらにたどり着きました。
現在家にはハナという雌猫(成猫)がおり、4ヶ月ほど前に公園で捕獲しTNRする予定でしたが、里親を探してあげることができないかと手術後うちで保護して様子をみてきた(ケージ)のですが、餌の容器・トイレを取り替える際など未だにフー・シャーと威嚇してばかりで一向になついてくれる様子がみえません。
うちには1歳8ヶ月になる息子と先に保護した9ヶ月の雄猫ラッキーと最近口内炎を患った猫エイズの子を一時保護することとなり、個人で保護しているため、費用的にも精神的にも余裕がなくなり、なかなかなつかないハナに対して「このままここにいてもなつかずに里親をみつけてあげれないんじゃないか。ケージから出れないこの子に対して離してあげたほうがこの子にとっては良いんじゃないか」と思うようになってきてしまいました。
今までも葛藤の中向き合ってきましたが、最近ラッキーからも駆除したはずの回虫がみつかり、ハナは尚更触れることができず寄生虫を駆除してあげれないままでいるため、同じ室内で子供がいる環境となると…やっぱりこのままうちで預かってあげるのは難しいんじゃないかと思えてきました。

公園には毎日あげてる餌やりさん含め、不定期でも餌を与えてくれている方がいる為、餌には困りません。ですが、一度保護した責任とうちで預り続ける難しさに葛藤しています。
また他の餌やりさんに保護した子を公園に放すことを否定的に捉えられている為心苦しい思いで悩んでおります…
何かアドバイスがありましたらお願いできないでしょうか?
返信する
はっぴーさん> (kayoko)
2017-07-25 11:29:24
はじめまして
お返事遅くなりました。

実際猫を見てみないとはっきりとは分かりかねますが、外で2年以上暮らしていたメスは基本的に警戒心が物凄いことが多いです。
大きくわけで3パターンくらいあって、
①臆病だから威嚇する防衛タイプ
②人を見下してる女王タイプ
③人に虐待された経験があるトラウマタイプ

全体的に言えるのは威嚇に屈しないこと。
明らかにこちらがビビってと余計威嚇が増えます。

①が基本的に多くて、警戒心を解けば懐きます。
ケースバイケースですが、タオル越しに優しく撫でたり(噛むようならタオル厚めで)、じゃらしでゴシゴシしてあげてください。
出来る範囲であちこち撫でて、一番反応いい場所を集中攻撃です。
ストレスで下痢しない程度に、若干長めの時間(できれば15分以上)で数日間。

その様子をみて、少しでも反応が変われば可能性はあるかと思います。
全く反応変化なしor悪化するようなら、時間がかかると思うので、気持ちに余裕がなければリターンも視野にいれてもいいかと。

猫(特にメス)は敏感なので、人間側が余裕がないのが伝わり、余計緊張してしまいます。
猫の前でため息ついたりしたら、そういうのも感じ取ります。
無理に一緒にいてもいいことはありません。

それならいっそ飼う事に決めて、家庭内野良として割り切った方がいいかなー。

②③の場合も時間がかかるので、じっくり対応できる余裕がないならリターンするか、家庭内野良でしょうね。
小さいお子さんいるので飛びかかってくる系だと危ないので部屋をわける必要がありますが、放置できそうなら放置。
心に余裕が出来たら再度人馴れチャレンジしてみてください。

やれるだけやりたいなら、また相談乗ります。
返信する
はっぴーさん>追記 (kayoko)
2017-07-25 11:41:32
あとは、時期(子猫シーズン)的に今すぐは難しいですが、タイミングが合えば、飼育費用をある程度出せば保護や預かりしてくれる愛護団体もあります。(普通の団体ならタダでは無理です)
相談だけでもしてみるといいかもしれません。

リターンの場合は餌やりの文句はシカトしてもいいと思います。「じゃあお前飼え。里親探せ」です。
現実問題、飼育費用や病院代請求してもいいくらいです。
餌やりは身勝手な人が多数なので、まともにハイハイ話聞いてはこちらが壊れます。
ケンカするよりは、できれば仲良くなったふりして手の上で転がせれば一番ですが~。
返信する
お返事感謝致しますm(__)m (はっぴー)
2017-07-30 02:21:16
ハナはまさに②の女王様タイプかもしれません…態度はでかいし、気分屋です。
目は怯えてるのではなく戦いを挑むような目付きでトイレの掃除をするのも餌入れを取るのも内心ハラハラ…触れるどころの話ではありませんね。
そこまで警戒されてないと踏んで餌入れをとろうとした瞬間に猫パンチ…
餌をただあげるだけでは慣れないだろうと、お玉で少しずつ与える作戦に出たのですが、手が近いからか終始うなり声をあげながら餌にがっついています。それも前足は折り畳んだままだったり、体を起こすことなく寝そべったまま頭をあげてガツガツと…横着もいいところ(-_-;)
餌をもらって当たり前・掃除してもらって当たり前…それ以外にお前は用は無い、といった感じ。

同じ公園で先に保護した9ヶ月の先住猫(雄)にも威嚇しまくりです。この子はとても人懐っこい子なのでうちに来てくれてほんと良かったのですが…
それと、もう1匹。
1か月ほど前から一時保護した猫エイズの雄猫(ハク)がいるのですが…この子は公園にいる時からすでに体重の減少と口内炎により餌が食べれなくなってしまい、その公園で餌やりを始めた第一人者の希望もあって一時保護となったのですが、全額払うと言っていた医療費を折半にしてほしい(まだ1~2回しかその人は病院に連れていっていません)と最近になって言い始め、わたしはすでに毎食ウェットフードとドライフードを与えなくてはいけないこの子に他の子の2倍も食費がかかり、すでに口内炎にきく漢方やらスプレーやらでだいぶ負担がかかってるのでとても無理で…

それを話すと相手は「だったら離せよ」「ハナもハクも保護してほしいなんて一度も頼んだ覚えはない」なんて言い方までする始末。
この人はたびたび言ってることがコロコロかわるし、「君は何年も前からここで餌やりをしている俺に対して敬意が無い。そこんところ考えた方がいいよ」と吐き捨てられ、まだ解決には至っておりません。
ハクがうちにきたことで出費が思っていた以上にかさむことになり、また他の子より人一倍気を付けて様子をみなければなくなった為、時間的にも気持ちの余裕も前ほどなくなってしまい、実際なかなかハナに対しても十分に気を使ってあげることができなくなってしまいました。

他の餌やりからの非難もあって、自分の行動に責任がもてきれず自分を責めてしまっていましたが、しばらく考えてやっぱり余裕が無い状態では思うように見てあげることもできないし、今この子をとどまらせているくらいなら他にも救える命があるんじゃないか、と考えるようになったこととお返事頂いたことでより一層決意が固まりました。

長々と書き連ねてしまって、すみません。丁寧にお返事して頂いてありがとうございました。
心より感謝しております。
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